須賀次郎のURL
辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
http://homepage2.nifty.com/j-suga/index.htm ブログ、スガジロウのダイビング http://plaza.rakuten.co. jp/sugajirou jack2009さんに、wikipediaに掲載することを許可しています。 外部リンク
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2024年 03月 18日
昨日、第13回、日本水中科学協会 水中活動シンポジウムを終えた。その反省と覚書き 第13回 JAUSシンポジウム 3月17日 日曜 第一部 講演 サウンドスケープ 楯慎一郎 全国水産技術協会 魚の話し合う声、叫び声で、海の中は騒がしい。ダイバーの耳に聞こえないだけです。 すばらしい講演、話 だった。 自分たちのチーム 日本水中科学協会もこのサウンドスケーププロジェクトに加わり、ほぼ同じことをしている。 機材の開発、も同じ苦労というか、努力を自分たちもやり、一歩を先んじた部分もあると思っているが、その、まとめ方、報告のデータ化について、楯君はすぐれていて、これぞ、サイエンス・ダイビングといえる話だった。 魚の鳴き声、話し声、叫び声も、存分に見せてくれ、聞かせてくれた。臨場感があった。 一部、画像の出し方放映がスムースにいかなくなった。トータルして、これまでにない、良い講演だった。 第二部 活動報告 自分でパワポを操作し、自分でパワポの中のビデオをオンオフさせて、話をうまくまとめたかった。自宅で練習して、うまくできた。 しかし、操作に自信がない。結局、セットPCから出してもらって無事終えた。納得はできなかったが。 1420 種市高校でのプライマリーコース 久保彰良 これは、映像の出しに完全に失敗し、せっかく作った映像なのだが、久保さんは、映像とは無関係に無難に話をまとめた。 1430 種市高校の潜水教育 下川顕太郎 種市高校教諭 遠く、岩手県種市からの登壇なので心配したが、これが一番うまく映像が出た。プールでのヘルメット練習の映像もよかった。 ホース、潜水服などの機材の説明もよかった。 トータルして、種市高校の紹介は成功で、種市高校の全貌がわかった。ただ、心配なのは、海洋開発科の人数の減少で、職業潜水士になる若者が稀少になってしまうことだ。 1510 サイエンス・ダイビング出版予告 須賀次郎 5分 この発表の準備で、ようやく、この本執筆のコンセプトがかたまった。発表で踏ん切りがついたということだ。なんとか、秋までに作り上げ、出版して、来期のシンポジウムの第二部のテーマにしよう。 1515 お台場2023 山本徹 10分 東京湾大感謝祭での発表とほぼ同じだから、お台場の水中、全貌を見られた。 第三部 学生ダイバーの活動 2023 1600 東大海洋調査探検部 深谷真央 20分 小田原市根府川における魚類調査 学生のサイエンス・ダイビングの発表であり、うまくまとめていた。 1623 東京海洋大学潜水部 入来院祥子 10分 ウエアラブルカメラを使ったライン調査 1633 学習院大学ダイビング部 1641 中央大学 藤島靖久 OB会会長 1650 法政大学アクアダイビングクラブ 芝浦工大 このあたりまで、第三部は順調だったが、芝浦工大が出席できずに、録画したパワポでの発表になったが、これが、暗礁で、乗り上げて難破してしまった。映像が動かないのだ。後で聞いたところでは、サイズがズームのソフトに合わないほど、重かったからだという。 1705 関東学生潜水連盟 樋口喜一 法政アクア OB会会長 を先行させ、 芝浦工大を最後に持ってきて、 潮美司会のパネリストの質疑があり、なんとか乗り切った。 学生のダイビング部活動は、東京海洋大学潜水部、創始のOBであり、僕のライフワークの一つであるが、潮美は法政アクアのOBであり、別の視点からの想いがあるだろう。 学生の部をまとめると 樋口君の孤軍奮闘があり、関東学生潜水連盟が復活の兆しをみせてきた。 東大 海洋調査探検部は別の形であり、海洋大学潜水部は、その間に浮遊している。海洋大学が学校の授業として、水中調査を教えることが無くなり、今後も復活することはないので、それに代わる形を期待しているのだが。 応援している大学部活の現状をみることができた。 全体をまとめて言うと シンポジウムをその実行も含めて、自分たち日本水中科学協会の勉強会であると位置づければ、大成功であり、自分が得るところが大きかった。 ぶっつけ本番のテレビ番組中継的にみると失態であり、スポンサー、プロデューサーに謝りに行かなくてはいけない。 僕ら、日本水中科学協会の支柱であり、親友以上の存在であった白井常雄が、3月9日に亡くなってしまい、14日、お通夜だった。 シンポジウムでも、久保彰良、僕・須賀が追悼の言葉を終わりに述べた。 この「白井常雄メモリアル」のパワーポイントの処理だけは、うまくできた。 ★★★★
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by j-suga1
| 2024-03-18 11:59
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2024年 02月 27日
AKASO EK7000 7700円を買った。写真左側 AKASO7000は、昔、気に入って使っていたウエアラブルカメラで、画質もよく、色調もよかった。現在のAKASOの主力機種はAKASO Brave-7 で価格は22490円になっている。これに相当するAKASO Brave-7 proも持っている(写真右側)が、陸上の撮影には良いカメラだが、水中は、色補正をしている。その色補正が良くない。赤茶けた色になってしまっている。陸上の設定のまま水中に入れても、気に入らない。この手のカメラは、自分で色補正をすることができない。 廉価版の7000は、どうだろう。水中では使えないタッチパネルを省略、色補正も省略してくれているならば、そして、画質がそのままならば、使える。 購入してみて、タッチパネルは省略、水中色補正も無くなっていて、これは期待どおり?だったが、画質も一段落としてあった。でも、水中では、どうだろう? 今度のアクアティックスセンター、お台場でテストしてみる。 テストの如何にかかわらず、学生用にはなるけれど。 なお、現在持っている、使用可能なウエアラブルカメラは、GoPro10 GoPro8 SJcam 5000 SJcam4000 SJcam 1000 MUSON それにこの AKASO7000とAKASO7000pro それに、海洋大学潜水部に貸しているGoPro7、だ。なんでこんなに多数かといえば、設置 合計9台になる。 撮影に使っているし、現在執筆中の「サイエンス・ダイビング」に撮影方法の章があり、それを書くために、テスト撮影が必要なためである。 なお、現時点でもっともCP もよくておすすめは、 14800円のSJcam 5000です。もちろん、GoProも良いけれど、調査カメラ=消耗品なので、価格が高い。
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by j-suga1
| 2024-02-27 11:10
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2024年 02月 15日
■日時:2024年3月17日(日)13:00~ ■会場:オンライン(Zoomウェビナーを予定) ■参加費:無料 ■申し込み方法:以下、URLよりお申し込みください。 https://jaus.jp/?page_id=3710 先ごろ第一部の紹介をしました。 第1部 13:00~14:00 今回は、 第2部 14:15~15:15 「2023年JAUS活動報告」 もう、今回のシンポジウムが、最後だろう、と毎度思っていて、どうしてもやりたい事、語りたい事が多く、いくつも話をしてしまいます。 皆様に、聞いていただきたく、ご紹介をしていきます。 1「岩手県立種市高等学校の潜水教育」 同校には全国で唯一、潜水と土木の基礎的知識と技術を学ぶことのできる海洋開発科があります。生徒たちは伝統の「南部もぐり」(ヘルメット潜水)に加え、マスク式潜水機「デマンドバルブ付フルフェイスマスク」や、もちろん「スクーバ」も学び、卒業後は全国の海洋土木の会社で潜水士として活躍しています。JAUSでは昨年、須賀次郎と久保彰良が同校を訪れ、プライマリーコースの紹介などを行いました。その活動報告と、下川顕太郎教諭に種市高等学校の潜水教育についてお話いただきます。 登壇者 「種市高校訪問記」須賀次郎(日本水中科学協会代表理事) 「プライマリーコースの実演について」久保彰良(日本水中科学協会副代表理事) 「海洋開発学科の潜水教育」 c(種市高等学校) 僕が担当するのは、訪問記で10分ほど、その時撮影した映像を流しながら説明する。 その内容は、シンポジウムをお楽しみに、ということにして、この種市高校、1959年に東京水産大学を卒業した時に、ここに行かないか?という話がでた。その時まで、ここで、潜水についての教鞭をとられていた井関泰亮先輩は戦時中海軍兵学校に在学していて、終戦後、水産講習所に入学された。そして、種市に行かれたのだが、古巣の江田島に教官として移ることになり、その後釜にという話がでた。残念ながら、僕は大学で教職課程を取っていなかったので、先生にはなれない。 以来、自分の人生が終わるまでに、一度は行きたい場所になっていた。 今回、生徒相手にささやかな、講義、15分ぐらいかな。行うことができ、60余年の宿願をはたすことができたのでした。 岩手県の果て?にある高校でこれだから、東京は? 久保さんの発表は、プライマリーコースのプレゼンテーションを行った報告だが、それに参加した生徒に、マスクマウントを着けさせたが、さすが、潜水の学校の生徒という撮影できばえだった。これも映像で流します。 #
by j-suga1
| 2024-02-15 19:12
| 日本水中科学協会
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2024年 02月 08日
■日時:2024年3月17日(日)13:00~ ■会場:オンライン(Zoomウェビナーを予定) ■参加費:無料 ■申し込み方法:以下、 https://jaus.jp/?page_id=3710 中身を少しずつ紹介したい。 第1部 13:00~14:00 「石西礁湖の海中サウンドスケープ調査」 「魚の自然誌 ヘレン・スケールズ」愛読書です。 海の中はオーケストラ、魚の鳴き声、しゃべる声で満ちている。スズメダイはさえずっている。岩陰に群れるイットウダイは、「おい、そこどけ」とつついている。でも、人間の耳、ダイバーの耳には聞こえない。カメラにマイクを着け、撮影した映像の音を増幅して、レシーバーで聞けば、聞こえる。しかし、魚は口を動かしてしゃべるのではない。誰がしゃべっているのかわからない。どの種類がどんな声をだしているのか、まだ日本では研究がはじまったばかり。 発表は以下です。 JAUSでは2019年から石西礁湖で行われている「海中サウンドスケープ調査」に協力しております。海中のあらゆる「音を録る」というほぼ前例のない基礎研究プロジェクトで、昨年、「やいまの魚(いゆ)めいおん図鑑」として、その成果を発表しています。このプロジェクトの成果から、人々が「魚が鳴く、音を出す」ことに気づき、特に子どもたちが将来の研究者や水産人を目指し、水中環境への興味を持ってもらえることを期待しています。 登壇者 楯 慎一郎氏 一般社団法人全国水産技術協会 研究開発部 主査 いであ(株)国土環境研究所 生態解析部 主査研究員 #
by j-suga1
| 2024-02-08 12:48
| 日本水中科学協会
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2024年 02月 03日
今書いている「サイエンス・ダイビング」から派生するような思いでをぼつぼつとblogにも書いて行こう 写真は、1970年か1971年、福島県相馬沖のの人工魚礁です。1.5m角のコンクリートブロックが一段でひろがっている。大きな有線ライトで照らしています。今、サイエンス・ダイビングという本を執筆していて、人工魚礁のことも書いていますが、1970年代、撮影のライトは、船上に発電機を置いて、有線の1キロワットをつかっていました。このライトケーブルが命綱にもなっていたのです。これですくわれたことも幾たびか。 写っているダイバーは福島県水産試験場の鉄人ダイバー、大和田さんです。首からニコノスⅠ 型をぶら下げています、 なぜ、鉄人と呼ぶかというと、人工魚礁調査は秋口から冬、水が澄んでからやるのですが、天気のいい日は、遠くに蔵王連山が見えて、蔵王降ろしが吹いてくる。潜水を終えて船に上がると、蔵王降ろしの中、大和田さんは、ウエットスーツに真水をかぶって、ガバッと脱ぐ。裸の身体から湯気が立つのです。 男として本当にかっこいいので、僕も真似しました。若かったのです。半身ウエットをぬいで、水をかぶったら、身体が凍り付くようで動かなくなり、あわてて船室に飛び込んで、みんなにこすってもらいました。 2011年の東北大震災の後。これらの人工魚礁がどうなっているか、撮影することになり、小名浜にある福島県水産試験場を訪ねたおり、もう遠の昔に退官されているのですが、大和田さんの消息も聞きました。「残念なことに、まだ消息がわかりません」 洋上から視た蔵王連山、澄み切ったような遠くから吹き降ろしてくる蔵王おろし。一瞬で凍りつく身体の感覚。 そして、大津波。結びつける言葉が見つかりません。
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by j-suga1
| 2024-02-03 17:57
| グラフィティ
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