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2008年 12月 24日
12月21日 21-23日、三日間の予定で館山に出てきた。 マトウダイ 南風が吹いて暖かい。しかし、強風で、外房の波高は4.5m、つまり大時化だ。もちろん潜水はできない。急遽、内房に回った。この前の館山は、北風が吹いて、内房がダメで、外房の伊戸は、凪で潜れた。今度はその逆だ。南が吹いて、外房はダメ。内房の調査は、23日の予定だが、23日にはまた冷え込む。北風が吹く。北風が吹けば、今度は外房が潜れる。 南風だから、遊びのダイビングポイントの波佐間は完全な凪だったが、ほんの少し離れた、調査地点では、1mほどの波がある。ちょっと離れているだけなのに、ずいぶん違う。 この魚礁は、カネクラとなずけられていて、このあたりの海底地形で、穴の開いている岩盤をカネクラ石と呼ぶことからとった名前だ。魚礁にも穴が開いていて、それが魚やイセエビの隠れる場所になる。 魚については予想どおりだった。秋から冬にかけて、館山でよく見られるムレハタタテダイは、名前どおりの群を作っている。大きな形のよいカワハギは、20以上、晩冬から冬にかけては、カワハギが多くなる。カワハギつりは、人気のある釣りで、このあたりで貸しボートのように船外機付きの釣り船を貸しているが、カワハギつりのためだ。 ムレハタタテダイ カワハギ これまで、この魚礁には、なぜかメバルが居なかったのだが、今度は、メバルが多かった。サイズは5-7cmで、稚魚と成魚の間くらいだが、多かった。 その他、見えた魚種をあげてゆくと、ネンブツダイ、オオスジイシモチ、キタマクラ、キュウセン、カミナリベラ、スズメダイ、は、どの魚礁でも見られる常連、ゴンズイは、カネクラの竪穴の中、ブロックの隙間にいっぱい詰まっていて、潜んでいイセエビを見つけようと覗き込む時の邪魔になる。20cmほどのメジナ、同じく20cmのイシダイが、2尾づつ隙間に隠れていた。 砂地には、サビハゼ、クロサギ、ミノカサゴ、そして大きなマトウダイが居て、接近しても逃げなかった。 イセエビは奥の方に1尾、他に甲殻類は、イソギンチャクを背負っているソメンヤドカリがたくさんいる。ヤドカリは好きなのだが、どうもこのヤドカリは気味が悪い。背負っているヤドカリの感触が気持ち悪いのだ。イソギンチャクのおかげで、大型の魚に襲われずに守られているのだろう。 ソメンヤドカリ カネクラ魚礁の周辺には、サテライトのうように、海藻を付着させるためのブロックが全部で10個置かれていて、このサテライトと中心のカネクラで、小さな魚礁群を形成している。魚礁群全体に広がるように群れている小魚の群が居る。マアジの稚魚にしては、時期が遅い。イサキの稚魚も6月ごろだ。よく見ると、ヒイラギだった。 このサテライトの藻礁を動かし、移動させるのが今回の目的だった。砂に埋もれかけているブロックを、砂粒の粗い埋まらない場所に動かす。 200キロ吊のバルーンを2個用意した。バルーンの底にレギュレーターのマウスピースを差し込んで、空気を噴出させて膨らませて浮き上がらせ、押してゆく。 ブロックの自重は500キロ、水中では350ぐらいだから、200を二つで十分に持ち上がる計算だが、砂に半ば埋もれているブロックは、二個付けても動かない。片側に二個取り付けて、ようやく浮き上がった。動いたと思ったら、あっという間に水面まで吹き上げられて行った。こうなることは予測できたので、注意していたが、危ない。水面に浮いたブロックは、一人でも曳航できるだが、今日は流れがあり、流されてしまう。もう一度沈めてバランスをとり、頂上の排気弁を開いて空気を逃がしたり、下から空気を足したりして、海底から20センチほど持ち上げて、泳いで押して、50mほどの距離を移動した。 最初に沈めた時、二人で楽に移動ができた。今回は三人だから余裕だと思っていたら、難儀で、三個移動する予定が、二個の移動で時間切れ、空気切れになってしまった。油断大敵である。 12月22日 南西の風が強く、外房は波高が相変わらず4m、午後には風が北に回ると思って宿で待機したが、波はおさまらず、一日荒天待機になった。久しぶりの荒天待機である。この一年、僕は天気にはついていたのだ。
by j-suga1
| 2008-12-24 23:05
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