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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2009年 05月 29日
1989年に発行された、「スクーバダイビング入門」PADYジャパンが監修している。
これによれば、Cカードとは、「よくライセンスとか、免許という間違った言われ方もされますが、CカードはCertification Card という認定証のことです。」 とあるが、辞書ではCertification、修了証明書, 修業証書, 免(許)状. であり、教員免許まで含まれている。かなりファジイな言葉である。では、ライセンスというと、これは権利という意味が入るが、これも適当な言葉であり、マリアナやハワイのツアー講習はライセンスと広告しても、どこからもクレームは付いていない。 Cカードについて、さらに「法律で制定されているものではないので、免許ではありませんし、期限も全くありません。なぜなら、何十年先になっても、Cカードはその日に、その人が講習を修了したことを示すだけのものなのですから。」 Cカードは、法的なものではないことを強調している。なぜなのだろう。逃げているのか、訴えられた時の責任回避なのか。 僕は、どうしてもCカードがライセンスであってはいけないのかわからなかった。多分、PADYは、ライセンスと呼ぶと、日本での公的資格とぶつかる、そのことを予期していたのではないか。そこまで考えていたとすれば、とうてい僕などが勝負できる相手ではなかった。 いずれにせよ、世の中はとっくに、ダイビング指導はビジネスになっていたから、次々とダイビング指導団体が出来、CMASもCカード発行の本締めになってしまった。 僕は、潜水調査などのリサーチダイビングの会社を経営しながら、細々と儲けたお金をスポーツダイビング業界にむしりとられていた。しかし、それが生きがいだったのだから、愚痴を言ってはいけない。楽しかった。 レジャーの仕事はビジネスで良い、しかしスポーツの指導は、ビジネスだけではない、教育的な部分も大きいと思いたかった。そして、スクーバダイビングは、単なるレジャーではなくて、トレーニングも重要であり、必要なスポーツだと考えていた。 そして、その頃文部省は社会体育指導者という制度を作り出した。日本は、やがて高齢化社会を迎えることが明らかだった。死ぬまで健康で楽しい生涯を送れるように、もしも、全員が病院通いで長生きであったならば、日本の医療は、そして保険制度はパンクする。なによりも、生きている高齢者がつらい。日本は地獄を迎える。 地獄に先立って生涯スポーツ、死ぬまでスポーツができるようにしたい。 もちろん、そんな風にいわれるわけも無いが、とにかく生涯スポーツを振興しなければいけない。スポーツと言えば文部省の縄張りである。文部省は教育の総本山である。 生涯スポーツの振興のためには、まず、優れた指導者を多数養成しなければならない。そして、クラブ活動の振興、新しいスポーツの開発、スポーツ施設の充実である。 一番簡単なのは、指導者の養成である。社会体育指導者である。ところで、日本のスポーツの総元締めは、日本体育協会であり、その日体協には、すでに公認スポーツ指導者の制度があった。日本体育協会の公認スポーツ指導者は、競技スポーツの指導者、社会体育指導者は、生涯スポーツの指導者という線引きがなされた。しかし、生涯スポーツとしての競技スポーツだってある。日本体育協会は、すでに公認スポーツ指導者になっている人にさらに社会体育指導者の資格を取らせなければならない。 社会体育指導者は宙に浮いた。 全日本潜水連盟は、日本体育協会に加盟しようとして、全国に支部を持つ連盟になろうとして、途上で空中分解した。アメリカからのCカード指導団体が勢力を伸ばしたのでは、全国各都道府県のすべてに支部を作るなど不可能に近い。まとめても、利益を追求してCカードを発行する団体が次々と生まれてくる。 社会スポーツセンターという文部省外郭の財団法人が、スクーバの社会体育指導者をやろうと話を持ちかけてきた。僕たちはこれに食いついた。バラバラになってしまっている全日本潜水連盟だが、僕は、出て行った人すべてと仲良く、友好関係を保っていた。それぞれ無理からぬ事情があった。もう一度、集まって社会体育指導者をやろうではないか。これまで追い求めてきた公的な資格である。任意の指導者は文部省公認のスクーバ指導者になれる。およそ一年奔走し、1988年、およそ300人のスクーバダイビング指導者を集めて、一週間の公認指導者講習会を神奈川県茅ヶ崎で行う運びとなった。
by j-suga1
| 2009-05-29 15:55
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