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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2009年 07月 06日
昔話をやめて、今のこと、今やっていることを書こうと思う。
だいぶ前からそうしようと思ってはいたのだが、立ち上がって軌道に乗ったところから、発表したかった。しかし、そんなに簡単に軌道に乗るとは考えられない。仲間の一人に言わせれば、想像を絶する苦難が前に待っている、のだそうだ。 もう一つ、ブログに書けなかった理由は、昔からの親しい友達で、そんなことをやろうとしていなのならば、何故発起人になるように相談しなかったのかと怒られそうな人がたくさんいる。これまで二転三転してきた。七転八起と言った方がよいかもしれないが、そんなにころころ変わる状態では、相談の輪を広げる気持ちになれなかった。今月の末には、ごあいさつができると思う。 正式なごあいさつもしないのに、ブログに書くことは問題、かもしれない。しかし、読んでいただいて参考になることもあるかもしれないし、ブログに書けば、応援してくれる人も増えるかもしれないし、仲間になってくれる人も増えるかもしれない。ブログを見てくれる人も増えるかもしれない。そろそろ、書いても良い時機だろう。 指導団体を作るつもりはない。指導団体は、指導プログラムとCカードを売っている。インストラクターとは、指導団体の販売員である。表現のニュアンスは様々だろうが、基本的にはそういうことだ。 僕は、スクーバダイビングで活動する人が目的を安全に達成するために知恵を出し合い、助け合う組織を作りたい。 苦難というか、パッシングは、もとより覚悟の上である。僕は74歳、ジャック・マイヨール、ジャック・モイヤー、二人のジャックが自殺した年齢である。大学教授の定年、63歳からも、10年たった。成功するまで生きているかどうか、寿命だから運だ。しかし、コンセプトが正しければ、どこまでも続いて行くだろう。正しいつもりである。 人間、執念と闘争心が無くなったら生きてゆかれない。最後までファイティングポーズをとる。倒れたら、誰かが旗をひろって先に進んでくれるだろう。 ここから先、 きっと、同じことを何度も繰り返して書くと思う。 昔、ニュースステーションの水中レポートシリーズを始めた時、立松和平の「心と感動の旅」というタイトルで、水中にいる須賀潮美がフルフェースマスクのマイクでしゃべり、水面に送られてくるテレビ画面を見ている立松さんと話す番組だ。そのころすでに、文学の世界では立松さんは、新進作家として、最右翼だった。「春雷」「遠雷」は良い小説である。その立松さんが、テレビで同じことばかりを言う。「生き物の気配が濃いねー」この人は小説家なのに、ヴォキャブラリーが少ないのではないかと思った。しかし、違うのだ。同じことを何度でも、少し表現を変えて語る。その言葉が定着する。ニュースステーションは、視聴率の高い番組だが、必ず同じ人が見ているわけではない。ついに日本の自然を語る立松節を定着させてしまった。彼が出てくると同じことを言うから、安心して見ていられるのだ。 僕も同じ主張を繰り返すし、同じ話も何度も書こう。 話は1957年(昭和32年)日本ダイビング協会が発足した。 ここまで遡るとなかなか現在まで到着しなくなってしまいそうだ。しかし、なるべく手短に進めよう。 日本ダイビング協会は、日本のスクーバダイビングの健全な発展を目的として、菅原久一さんが奔走し、旭式マスクを作り販売していた佐藤賢俊さん、東京水産大学の佐々木忠義教授、東海区水産研究所に行かれていた猪野峻先生、それに、私の恩師、東京水産大学の宇野寛講師(現在は名誉教授)神田献二講師、その他、名前を挙げるのが大変なくらい、潜水と海に関係のある各有力者を集めて発足した。僕は大学2年生で、学生会員の第一号で入会した。 日本ダイビング協会は、すぐに日本潜水科学協会と改名し、やがて社団法人 海中開発技術協会になり、そして最期には(社)レジャー・スポーツダイビング産業協会になる。 私的には、学生会員の第一号、そして、普通の会員になり、やがて理事になり、最終的には意見が合わずに辞任に至る長いつきあいのはじまりであった。 最初は、アクアラングを使って活動する人たちの集まりだったが、やがて、先進諸国で海底居住プロジェクトが流行り、海底居住こそ潜水活動の頂点だと考えたのか、一般ダイバーは放棄して、そちらに走った。以後迷走を続け、なんだかわけがわからなくなっている。 日本潜水科学協会は、苦しい台所だったが、それでも年に2回は機関紙の「どるふぃん」を発行しつづけた。 そのころ、アクアラング潜水についての唯一の情報源であった。 発足して間も無い1959年の「どるふぃん」から、猪野峻、と菅原久一の文を抜粋する。当時のスクーバダイビング指導者の考え方がこれによってわかる。し、以後、僕の考え方の指針となった。 「 スクーバの長所は ① 水上からの拘束を受けず、水中行動が全く自由自在であること。 ② 軽快に機動し、迅速に軽作業が可能であること。 ③ 潜水動作を簡単に習得できること 一方短所を見ると ① 潜水時間に絶対的制限を受けること。 ② 通話が出来ないこと。 と言う致命的弱点がクローズアップされる。 長所であった、奔放な運動性は一転すれば、生命の安全保障はダイバー自身以外には無いと言うことであり、自由の代償として、self-control (高度の熟練と技術が必要)の重責を負わなければならぬことになる。簡単に習得できることと、一連の弱点をカバーし得る能力とは矛盾し、そこに見逃せない問題が伏在する。」
by j-suga1
| 2009-07-06 12:36
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