7月10日
6時10分
宮崎沖から鹿児島沖に南下している。座っていれば、キーボードが叩ける。
メンバーの名前とポジションを書いておかないと忘れてしまう。
広島大学 堀 貫冶 教授
平山 真 助教授
北海道大学 水産学部
酒井 隆一 教授
北海道大学 松永さん PH D
桜田君
広島大学 金本君 千葉さん 瀬戸さん 寺本さん
早稲田大学 中尾洋一 准教授
早稲田大学 前島君 勝俣君
ダイバー 須賀 次郎
ダイバー 鶴町 通世
みんな分子化学の研究者である。海藻とか海綿などの無脊椎動物を採集して、タンパク質を分析する。 須賀と鶴町は、早稲田大学先進理工学部の中尾先生の依頼で、ダイバーの安全確保をする。
携帯もインターネットも目下のところ繋がらない。宮崎の沖は、去年も繋がらなかった。
朝食は、鮭とあさずけたくわん、アサリの味噌汁。なんとか茶碗一杯だけごはんを食べた。船の揺れで、うまく歩けない。つかまり歩きして、広島大学の女の子たちも元気がない。
船は、種子島の浦田に向かっている。
歳の功で一番良い個室をもらっている。教授と同じ類の部屋だ
1213 船はまだゆれているが、船酔いはほとんど収まった。昼食は、豚肉の味噌野菜炒めと鯖、鯖は食べなかったが、野菜炒めの方は、おいしいと思って食べた。
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読んでいる本「スシ エコノミー」サーシャ・アイゼンバーグ著、外国人女性が書いたスシにまつらう国際的な食品の動き、水産のことを書いた本で、図書館で借りてきた。外国人のドキュメンタリー手法の本だけれど、面白い。
そして、今、これを書いているのは、「ポメラ」、友人の宮本さんが社長のキングジムの新製品だ。きちんとお金を払って、アマゾンで買った。左手小指の「あ」のタッチがやりにくいだけが欠点だが使える。タッチになれれば良い。
船は西の表に入港した。
西の表は、種子島の北端に近く、鹿児島に近いから、鹿児島へのフェリーや、ジェットホイルが発着する港だ。種子島の海の玄関口だ。夕食は、町にでた。僕はお酒を飲まないから、宴会風の食事は好きではⅡのだけれど、楽しく食べた。店の名前が「さかなちゃん」というのがちょっと気に入らなかったが。
移動に時間がかかったので、今日は潜水出来なかった。
明日から潜水。まだ、潜水できていないということだ。こういう船に乗って旅をして行くと、潜水がどうもおっくうになってしまう。それではいけない。潜水を楽しもう。
入港すると魚の売り場を見る。東京のあたりではあまり食べないブダイが並んでいる。結構高い。
潜って突いたらしい跡がある。