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2009年 08月 12日
このソロダイビングと言う本、表現が簡潔でない。
でもそれは、僕の書いている文章も同じで、技術に関することは、ストレートに書けば良いのに、なんとなく、周辺のことから説明を始めたり、たとえ話のような表現をしたりしてしまう。 とにかく、オストリッチ症候群とか、英文で持って回った表現をされると理解できなくなってしまう。 本文にもどる。 第二のルール、エキジットする地点、つまり戻るべき基地だが、基地からスクーバ全装備をつけて、水面を楽に泳いで戻れる距離以上に離れてはいけない。これはだれでも知っているというルールではないが、特にソロダイバーにとっては、大事なガイドラインである。水中でも、水面でも、ダイバーがなにかトラブルを起こしたとき、できるだけ急いで水から上がらなければならなくなる。迫っている危険の度合いにもよるが、バディはいないし、とにかく、楽に泳ぎきれる距離いないに居たい。もしも、ルール2の距離よりも離れていれば、水から上がらない前につかれはててしまうだろう。 ルール2の範囲に留まるためには、いくつかの基本ルールがある。もっとも重要なのは、エキジット地点と適切な距離を保つ、つまり、あまり離れないでいられるナビゲーション能力である。流れや波は、コースをはずれる原因になる。流れと波を読まなければならない。潜る地点について良く知っているかどうか、その海域に詳しいバディが居るならば、助けになるのだが。 ルール2の方が、準備と計画が要求される。特に一人で潜る場合には重要である。 ※このごろあまり、というよりほとんど経験しないのだが、魚突きをやっていた20代の昔は、潜っていて水面にでたら、岸が遠くて、自動車はマッチ箱、人間はアリのように見えるようなことがあった。たいていの場合一人で。さすがに、おそろしくなった。パニックとは、「お家に帰りたい症候群」だなとおもったりした。東伊豆では、流されて隣の町からバスで戻ってきたこともあった。 新島から流されて房総半島まで来たダイバーも居た。僕は東伊豆で流されたから隣の町ですんだけれど、島だったら房総まで流される。 パラオでも、インドネシアでも、グループで流されて、多人数が死んだ事故があった。二つの事故とも、ガイドダイバーだけは、泳ぎ抜けて助かっている。 こんな時、一人だったら助かったのに、グループで弱い人がいたから一緒に流されて死んだ。と考えたりする。 最近のレジャーダイビングのツアーでは、岸からのエントリーでは、80で戻りかけて20ぐらい余してもどれるところまでしか行かない。浮上して水面を移動していると、事故だと思われてしまう可能性がある。基地まで水中を泳いで戻ってきて20ぐらい余す。 Air Mnagenent ほとんどのダイバーにとって、空気管理とは、残圧計に注意していて、500ポンドよりも下がったら、浮上することである。 500÷14.7=34 残圧30で浮上すれば良いわけだ。 ソロダイビングでは、もう少し、厳密な空気管理が要求される。 タイプのちがうダイビングでは、それぞれ別の空気管理が行われる。 ケーブダイビングでは、空気の1/3が消費されたら、引き返さなければならない。1/3でケーブの外にでる。残りの1/3は、緊急用である。 沈船ダイバーも彼らなりの空気管理のフィロソフィーを持っている。 一言でいえば余裕を持つことである。 Cthie Cush は、東海岸の沈船ダイバーでありライターであるが、このことについて述べている。 Ⅰダースほどのダイバーが、中部大西洋の沈没船に降りているアンカーラインにとりついて潜って行く姿を見ると、シングルタンク、ダブルタンク、古いタイプのタンク、新しい充填圧の高いタンク、ポニーボトル、manifolds(二本タンクの連結管)cheater bars あらゆるタイプの空気供給源を持ち込んでいるのが見られるはずである。空気が充てんできるものならば、何でも持って行くみたいだ。 ※アメリカ人ダイバーは、洞窟潜水、沈船潜水が好きである。どちらも彼らの冒険心を刺激し、満足させる。洞窟潜水はテクニカルダイビングを生み出したし、沈船ではアンドレア・ドリア号が有名である。このようなダイビングについては、「ラスト・ダイブ 沈黙の世界に挑んだ父と子、その栄光と悲劇:バーニー・チョードリー著 光文社刊」が面白い。アメリカのダイバーの馬鹿さ加減がよくわかる。僕も、洞窟では、竜泉洞で80m近くまで潜ったし、沈船では、相棒の吉村朝之とトラック島で全ての沈船を潜りつくした。吉村は、世界的な沈船ダイバーであり、著書に「トラック大空襲・光文社刊」がある。僕の冒険については、すでに本にまとめて、原稿を預けてあるが、まだ出版するという便りがない。多分、まじめに書きすぎたからだと思う。もっと冒険的な要素を強調して、書けばよかったと反省している。僕も本当に馬鹿だったのだから。 その馬鹿な僕たちでも、トラック島の沈船、水深70mに沈む駆逐艦「追風」に潜る時には、大変だ。なお、この追風は、吉村が、自費で、何にもならないのに、捜索して発見した。ダイビングショップ、ブルーラグーンの協力は得たが、(ガイド料金はきちんと払って)独力で発見した。世界に誇れると思うのだが、日本人で知る人が少ない。 その追風に潜る時の空気管理だが、僕たちの場合はシンプルだ。一直線に潜る。その後を別のタンクを持ったガイドがついてくる。船の甲板の上に予備のタンクを置くと、ガイドは20mほど上に待機する。透明度が良いから、駆逐艦のほぼ全体が、20m上方からは見渡せる。空気が無くなる前に予備タンクまでもどり、それで浮上する。なお、甲板に置いた予備の他に、もう一本ガイドは予備をもっている。ボートからは、別の予備タンクが二本ほど束ねられて、水深8mほどのところに吊るされている。減圧停止のためのタンクである。減圧停止はおよそ1時間である。 もしも、減圧症にかかったら、トラックには再圧タンクは無い。 洞窟、沈没船ダイバーの他、サーチ&レスキューダイバーチーム、軍隊のダイバー、調査ダイバー、作業ダイバーなどもそれぞれ忠実に守っている空気供給と管理法則を持っている。どのようなダイビングをするかによって、その分野でのエキスパートダイバーと連絡をとり、どのような空気管理がなされているか確認しなければならない。 ここで述べるガイドラインは、洞窟潜水、沈没船の中に入ってゆく潜水、深い潜水、その他、リスクの高い活動と目されるダイビングについては適用されない。 浮上時に残す空気圧は、洞窟や沈没船ダイビングだけではなく、普通のダイビングでも重要である。緊急の際にバディの空気を頼ることもできない。バックアップ空気源が絶対に必要である。
by j-suga1
| 2009-08-12 14:38
| レクリェーションダイビング
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