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2009年 09月 01日
ベトナムの旅行を書いているけれど、9月6日の日曜には、トラック島に出発する。
それまでにベトナム旅行記を終わらせなければ。 三日目 ホテルに迎えに来てくれた車は、ベンツの大型ワゴンで、まだ新しい。他にもハイエースのようなワゴンが来た。これには海洋研究所の人たちが乗る。 ベトナムでは、ダイビングショップは、車を何台も、そのうちの一台がベンツだ。そんなに儲かるのか。後でわかったのだけれど、このベンツのスプリンターと言うワゴンは、アジアのどこかで作っているらしい、アジア向けの大型ワゴンで、日本で言うベンツ乗用車とはちがう。実用的な車なのだ。このベンツは、これも後からわかったのだが、僕たちをアテンドしてくれているリューさんの車だったらしい。 車で街を抜けて走ってゆくと、ダイビングショップは、別にあと2軒、その前を通り過ぎた。僕がお世話になるのは、PADIだが、他の2軒はSSIだ。 PADIだけれど、別に、日本のリゾートのような免責同意書などは、書かされなかった。 三日間のダイビングで10万円近く払う。大きなボートで、ガイドを二人つけてもらって、毎日2ダイブだから、こちらの感覚としては、リーズナブルだが、ベトナムの金銭感覚だったら、日本での80万くらいの商売だろう。カードだとか、免責など言っていられない。となりのSSIに行かれてしまう。海岸通にも、あと2軒のダイブショップがあった。もっとあるかもしれない。 ニャチャンは、僕たちのホテルの周辺から町の中心にかけてよりも、港の方がにぎやかだ。ロープウエィがTre島(大きな島でトレ島)に渡っている。トレ島にはリゾートがある。 昨日行った海岸は、海岸でもはずれの方だったのだろう。ニャチャンの港近くは、遊園地もあった。小さい観覧車が廻っている。典型的な東南アジアの海水浴場である。前に、インドネシアのジャカルタでもこんな感じで、リゾートになっていた。 ニャチャンの港は、人でごった返している。僕たちの乗るダイビングボートと同じようなつくりの木造、二階建ての遊覧船が、観光客を乗せて何隻か出てゆく。 僕たちのダイビングボートは、昨夜の飲会親睦パーティに来た女の子3人、研究所のホングさんのグループの三人、他にも何人か初めて会う研究所の研究員が来ていて、ピクニック状態になった。 楽しく行こう。 水面から見た僕たちの乗ったボート 30分ぐらい走って、ダイビングポイントに着く。 困ったことが一つある。ベトナムの人の名前をどうしても覚えられない。耳から聞いて口にだせない。インストラクターは、30歳ぐらいだろうか、もっと若いかもしれない。インストラクターらしいインストラクターで、ガイドとしては信頼できる。ような気がする。しかし、信じてはいけない。 僕がブリーフィングをやる。こちら側はいつでも一緒だから、以心伝心だけれど、ガイドにフォーメーションと、動きを説明しておく。 お店で聞いた時、透視度は20mあると言っていたけれど、ウソで、10mがやっとだ。ついでに、インストラクターは、沖縄で潜ったことがあると言っていたけれど、これもウソだろう。そうかと感心しておけば良いのに、僕は、沖縄のどこに潜ったと聞いてしまい、答えられなかった。大阪にガールフレンドが居るとも言ったけれど、そういうこともあるだろう。ちょっといい男だ。 楽しく安全にもぐれればよい。こんなウソをつくところがとても良い。 水に入って、すぐ下に、大きな岩があり、あまりきれいではないサンゴが見える。この岩には、目的の海綿が着いていそうな雰囲気だ。中尾先生の調子が心配だが、ウエイトが少し軽かっただけで、問題なさそうだ。ウエイトは、アルミタンクなので2キロ足せと指示するのを忘れていた。 海底の様子は、奄美大島の大島海峡に似ているだろうと、想像していたが、その通りであった。大島海況は、昔はきれいな内湾性のサンゴ礁が広がっていたものが、ほぼ全滅した状態であるが、ここは、まだ大きなテーブルサンゴが少しはある。昔はもっときれいだったのだろう。40年、30年前に比べると、世界の海は確実にさびしい状態になっている。無脊椎動物の採集地としては問題が無く、良いところだ。 前島君、勝俣君は、順調に採集しているし、中尾先生も外見はいつもどおりで、しっかりと採集、撮影を繰り返している。彼は、何時でも調子の悪いようなことを言っているが、20年以上の経験がある、とても上手なダイバーなのだ。自律神経がおかしいと主張しているが、頭の中のことはわからない。外見と行動はまったく問題が無い。 魚も種類が多いが、魚を見ている暇は無い。ビデオを撮影し、全体を見る。ガイド二人は、きちんと仕事をしてくれている。ガイドの役割は、僕が戻ろうとサインした時に、まっすぐにボートのアンカーに戻れれば良い。他には、事件が起こらなければ、何もしなくて良いのだから、楽なものだ。中尾先生の残圧が50になったので船の下にもどるよう、ガイドに指示をだす。指示と言っても、帰り道はどっちだという手信号をするだけだ。学生二人よりも先生の空気消費が大きい、いつもはそんなことは無いので、やはり調子が悪いのかもしれない。 最大水深は10,9m 透視度は8-10m、このごろ8-10ばかりである。気持ちよく水が見通せない。10時9分潜水開始、潜水時間は54分、水温はコンピューターでは30度と出たが、これは高すぎる。信じておこう。 採集した標本の量は多い。先生の考えでも、奄美大島の大島海峡に近いということだった。ここから先は、東京にもどってからの分析結果だから、僕にはわからない。 ランチは、西瓜、バナナ、パパイア、ボンタンみたいな大型の柑橘類、フルーツをカットしてくれているのは、研究所の女の子たち。三人の女の子のうちで、一番年長の子は、船酔いでダウン、波も風もないし、船もゆれていないのだけれど、打ち伏した状態。 フルーツをまず食べて、次にソーセージをパンにはさんでたべた。空港でも売っていた、細めの魚肉ソーセージだ。これがベトナム流ランチなのだろう。 二回目の潜水、場所を移動して、岸に近づいた、海藻の堀先生のグループは、70mぐらいはなれた岸の岩場に向かって泳ぎ、スキンダイビングで海藻の採集をする。広島大学の金本君も、これで、一緒に旅をするのが三回目だけれど、心配なく泳げる。助教授の平山先生が少し心配だったので、ガイドに誰かつけてくれるように頼んだ。浮き輪をもって雑用のボーイが付いて行ってくれた。 岸には、イワツバメの巣の採集を見張るのだろうか、小さな小屋がある。 少し流れがあり、透視度は、3mと悪い。悪いことはスキンダイビングをやったことからわかっていた。中尾先生もスキンダイビングに加わって、海綿を採集していたから、元気なのだろうと思っていたが、採集用のネットを落としてしまった。すぐに拾いに行けば見つかるはずだが、透視度が悪い。ガイドが潜ってくれたが見つからなかった。 東京湾、お台場の潜水よりは、少しは良いていどの透視度で、バディを維持するのに苦労する。水深は、5mぐらいだから、別にバディを維持しなくても良いし、はぐれたら、水面に顔を出せば良いのだが、そのようにブリーフィングしていない。無理やりにバディを維持した。 僕はマスクの調子が悪く、マスクの安定に時間がかかった。水がどんどん入ってきて、抜いても抜いても入ってくる状態だ。カメラを海底に置いて、きちんと髪の毛を整理して、ようやく安定した。マスクは水に入る前にきちんと着ければ良いのだけれど、適当にやって、水に入ってからなおせば良いと思っていると、こうなる。 濁っていて、ダイビングポイント的には、どうしようも無い場所だけれど、海綿の採集だから、どこでも良い。どんなところに、珍しい種、新しい種が見つかるかわからないし、同じ種でも場所が変われば、成分たんぱく質が異なることがある。 最大水深 5.2m 透視度3m、潜水開始13時4分 潜水時間59分 潜ったポイントの島は、rom 島と、Tam島で戻り途に島影を回り込んで行くと、きれいな砂浜が広がっていて、コテージが並んでいる。ゴルフ練習場もある。本格的なリゾートだ。きれいな砂浜があれば、リゾートになる。ダイバーの考えかたでは、透視度が3mではリゾートにならないが、陸上の人の考えでは、きれいな砂浜があれば、きれい、豪華なリゾート施設を作れば、リゾートになる。 ニャチャンの港は、長いロープウエイが出来ていて、海上をまたいで渡り、隣の島に行ける。島にはやはりリゾートがあるのだろう。 ニャチャンは、東南アジアのマイアミを目指している。 ベトナムという名前が、大きな観光地ブランドだ。あのアメリカとの戦争に勝ったベトナムだ。南の国で、元東洋のパリと言われたサイゴン、アオザイの美人、食事も安くておいしい。夕食に8人でレストランに出かけ、みんなビールを飲み、最後が麺の鍋になるコースの食事をして、お腹がいっぱいになり、それで5000円だ。海水浴も出来る、水温は30度に近い。 大きなホテルが建設中で、きっと3年後には、ニャチャンの街ももっときれいになるだろう。東南アジアの観光では、街はそれほどきれいにならなくても良いだろうから、適当でよい。水すましのように走り回るバイクの群も観光資源にならないこともない。
by j-suga1
| 2009-09-01 15:09
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