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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 02月 11日
2月11日
何回も使っている写真だけれど、きれいだから、デスクトップの壁紙にしている。 浦安運動公園の多目的プール、浦安海豚倶楽部のホームプールだ。 天井のドームのガラス部分が多いので、朝、太陽の光がプールに差し込むと、こんな風になる。 朝は、プールの水もきれいなので、なおさらにきれいだ。 プールの底は可動式で3mまで深くなるが、このときは浅くして使っている。 ブログの内容とは関係ありません。 このブログも幾つかの路線があって、行ったり来たりしていると、自分もなんだかわからなくなる。読んで下さる人もずいぶん増えて、ありがたいことだが、きっと混乱しているだろう。少し整理しょう。 一つの路線は、日本のスクーバダイビングの歩みを、自分が持っている印刷された資料、なぜだかわからないけれど残っている資料を抜き出して、その頃、その時に自分が考えていたことと、を勝手に述べ立てている。1953年に日本にアクアラングがやってきた頃から、1957年に、日本潜水科学協会ができて、1966年に海底居住計画熱に全世界が海への夢を載せた時、その流れの中で、僕たち一般のダイバーを見放して、海底居住に走ってしまった。 そして、僕たちは日本潜水会を作り、NAUIと一緒に日本のダイビングの指導に取り組もうとしたのだが、もっと全国統合しなければならないと、関西潜水連盟、中部日本潜水連盟とその頃のPADI(今のPADIではない)と合同して、全国規模の水中スポーツ大会を開いた。スポンサーはロレックス時計だった。日本潜水会は、スピアフィッシングをやめようという決議をしていたが、関西と中部はスピアフィッシングを捨てきれず、政治にたよってスピアフィッシングを存続させようという思いと、何故かダイビング界を統一させようと思い立った議員のプロジェクトが動き始めて、水中技術振興協会が出来た。ほとんど全部の省庁の課長補佐クラスを集めて会議を開いたり、日本を代表するような海関係の学識経験者を集めたりして、上級の潜水指導員とか上級の潜水士をつくろうと講習会を開いた。僕たち日本潜水会と関東学生潜水連盟は、スピアフィッシングをやめようという筋を通して、蚊帳の外にいた。 そして、1971年、水中技術振興協会は、波に洗われた砂に書いた字のように消えた。憶測はいくらでも出来るけれど、本当の理由はわからない。日本のスクーバダイビング史の謎だ。 そこまで書いた。 もう一つの路線は、今立ち上げようとしている 水中科学協会のコンセプトやら思いを少しずつ書いている。 もう一つは、自分が続けているダイビングのこと、主に、リサーチダイビングとスキンダイビングについて書いている。リサーチダイビングは、請負い仕事なので、詳しいことは書けない。方法論と雰囲気、季節の移り変わりだけを書いている。 やがて水中科学協会が出来て、なかばボランティア的に、日本の海をリサーチ出来るようになったならば、その調査内容まで書けるのだが、それも一つの目標ではある。 もう一つ、器材とか潜水の細々したことを書く路線もある。 そして、最近は次々と親しい友達、お世話になった方が亡くなってしまう。その一人一人について尽きせぬ想いがある。 それを書いていると、路線がずたずたになる。でも、書かなければ気が済まない。 頭の中が錯綜するので、たびたび、同じ事を書いているなと思うことがある。その時、僕は、今は亡きと言うことになってしまった立松さんのことを思い出す。立松さんと、わが娘の潮美とで、ニュースステーションの「心と感動の旅」で日本の水辺、水中のレポートシリーズをやったとき、立松さんは何時も同じ言葉を発する。「潮美ちゃん、自然が濃いね-」「生き物の気配が濃いね-」「人生は旅だ。」そんな言葉の繰り返しだ。もしかしたら、この小説家のボキャブラリーは、不足しているのではないかと疑った。 そんなことはなかったのだ。「心と感動の旅」は、瞬間視聴率20%を越す人気番組だったが、それでも、日本全国の人が、毎度見てくれているわけではない。同じ事をくり返して言っても、あの栃木弁でしゃべれば、魅力がある。そして、同じ事をくり返して言っていれば、立松さんとその言葉が完全に一致する。立松さんと言えば、日本の自然をあるがままに大事にしようとしている人、と言うイメージが完全にできる。それがテレビの世界であり、それで著名になった。 本職の小説のほうは、多彩に展開している。奥の細道について書いた本は、僕の愛読書だし、道元のことを書いてもいる。不条理な小説も書く。沖縄のことも書く、心の故郷だという与那国のことも書く、見事に使い分けている。 同じ事を少しパターンを変えて表現すれば、見る人読む人にすりつけが起こる。僕は、才能はないが、とにかく潜り続ける。同じ事を書いても良いではないか。少しずつだけれど、自分も変わっている。進化していると思いたい。そのことは、昔のブログを見るとわかる。 くり返して言っていることは、本当のダイバーは、死ぬのも生きるのも自分の自由だ。誰のせいでもない。だからダイバーは自由なのだ。自由、フリーという事は、幸せの一つである。故意でやったことはともかくとして、自分が自由に水中を飛んだ結果について、とやかく言われたくない。ましてや、自分の縁者がお金を請求して訴えるなど、許さない。 しかし、その域に達するまでは、みんなで助けて保護し、上達させなければいけない。その途中で亡くなったとしても、それは運であり、寿命だ。周辺で助けてくれていた人たち、を恨んではいけない。助けてくれていた人たちを恨まない、そのためにこそ基準がある。このことは、これからもくり返す。 時々、本当にお馬鹿なインストラクターが居る。馬鹿と利口を見分ける基準はない。 それが、見抜けなかったことも自分の責任である。少し話してみれば、すぐにわかる。 信頼できるインストラクターだったとしても、自分の命を預ける人ではない。彼は、講習のエキスパートであり、テクニシャンである。それ以上でも、それ以下でもない。上手だなと思うインストラクターはたくさんいる。信頼もできる。何かが起こったら、全力で助けてくれるだろう。しかし、彼も自分の命が優先する。それはダイバーの本能なのだ。大きな事故で、海外での事故だけれど、何人ものダイバーが流されたことがある。ガイド・インストラクターが、一緒に流れて死んだ例を聞かない。自分だけは助かっている。それで当然だと思う。職業倫理として、お金をもらっている分だけ最善を尽くす。命を賭けろという基準は作れない。 明日からダイビングフェスティバルが始まる。見に行って、ダイビング器材のことを書こう。
by j-suga1
| 2010-02-11 12:52
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