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2010年 05月 03日
ずっと潜りに行かなかった。ダイビングをしなくては、ダイビングについて考えることはできない。ゴールデンウィークだ。本当は八丈島に行きたかったのだが、費用がかかる。今の状況では無駄はできない。費用をかけないためには、準備期間が必要で、その準備をしなかった。
そこで、29日には、金谷に出掛けた。5月2日、ゴールデンウィークの最初の日曜日だ。当初、大瀬崎を予定したが、交通渋滞で、日帰りはクレージーといわれ、房総の西川名にした。房総半島は僕のホームであるのに、西川名に、しばらく行っていない。 最後に行ったのが何時なのか、そんなときログを見る。エクセルで作っているから、一覧ですぐにわかる。 最後が、2007年の7月29日だった。この時は、アシスタントがカメラを落として、探し回ったけれど見つからず、数日後にガイドのよっちゃんが、見つけてくれた。三年ぶりだ。オーシャンパークの前を何時も通り過ぎるし、調査のためのタンクを借りることもあるので、こんなに長い間行っていないとはおどろいた。去年と一昨年は行っていないのだ。 ともかく、そろそろ行かなくてはいけない。 同行メンバーは、石川、高橋、米沢、倉田、全員、全日本潜水連盟の今度階層が複雑化した、その最高位のHQエクザミナー、つまり、インストラクターを養成して、その最終認定が出来る資格だ。僕の相棒の東大准教授の小久保博士、天文学者で、僕の後を引き継いで東大の海洋調査探検部の監督をやっている。それに、Cカードをとったばかりの細田さん。Cカードと言っても、プールトレーニングは、毎週のようにやってもらって取るのに半年以上かけている。そして、辰巳プールのコーチをお願いしている鈴木さん。彼はNSADSの古いインストラクターで、伊豆の大川でダイビングスタッフを10年やっている。そして新顔の内山さん。最近辰巳のプールに来てくれたNAUIのマスターかアドバンスだが、高いスキンダイビング能力がある。大きな一眼のハウジングを持って来た。 そうそうたるメンバーであり、一人の初心者に僕を入れて、インストラクターが6人、NAUIの上級者が一人、合計9人である。 何時も外房に行くルートは、湾岸、浦安、幕張をへて、館山道に入る。なぜか、今度はアクアラインを通った。石川さんの車に同乗で走ったのだが、彼がカーナビをセットした。多分、カーナビは、アクアラインの回し者であり、必ずアクアライン系由のルートを最初に示す。僕は通い慣れた道だから、カーナビセットなどしないが、石川さんは、カーナビ信者らしい。 カーナビを無視して、僕がナビをしようと思ったが、めんどうなので、そのまま走ってもらった。羽田をすぎたあたりで、渋滞になった。アクアラインに乗る車が左側につながり、1.8キロ前からの渋滞で、動かない。右側からの割り込み車両が多いので動かない。抜けるのに一時間以上かかった。ドライバーの石川さんは温厚なひとだから、一番左側を礼儀正しくはしる。「正直者は馬鹿を見る。」むしろ割り込みの方がどんどん進んで行き、あたまがカリカリした。 結局、西川名には10時、11時のボートに乗れるようにお願いしていたのだが、先着順で満員になり、僕たちは12時ののボートになった。 バディは、①石川、高橋組、②米沢、倉田組、③須賀、小久保、内山の三人組、④辰巳でコーチをしている鈴木と細田組、に決めた。ブリーフィングして、ヒゲダイの多い、V 字の谷に向かい、一周して戻ってくる予定を決めた。そして、全体に視界の外に離れないようにとも指示した。 西川名は流れが何時もあり、時には速いので、ポイントブイに止まったら、ボートの周りに浮き付きのロープを張り巡らす。船の後ろからエントリーして、ロープを手繰って、潜降ロープに辿りつき、ロープを手繰って潜降する。ロープを手放すと流される。 海底にはチェーンのガイドラインが引かれていて、これに沿って進むようにブリーフィングしたのだが、チェーンが古くなっていた、砂に埋まったり、途切れたりしてよくわからない。透視度は5-8m、このあたりとしては悪い。コンパスと地形の記憶で進むのだが、3年のブランクがある。地形を思い出しながらV字谷に行き、ヒゲダイの群れを見た。最近では、全員がカメラを持っていて、ビデオが2人、あとは、僕も含めてスチル。カメラを手にしていないのは、鈴木さん、高橋さんである。 石川さんは40年続いているダイビング倶楽部「アルバトロス」の会長、高橋さんは、練達のダイバーで、全日本潜水連盟のインストラクタートレーニングのコーチを何時もお願いしていた。本職は体操の教師であった。二人とも、今度の水中科学協会の理事もおねがいしている。 もう少し透明度が良ければ、良いのだけれど 流れをさかのぼるようにヒゲダイが群れていたV 字谷を回り込んで、ボートにもどるコースにはいった。残圧は100以上あり、アンカーとの距離は100mもない。アンカーの周囲も、キンギョハナダイなどがきれいだから、その周囲で遊んでゆっくり浮上するつもりだった。コンパスと地形をみながらもどったのだが、見事に通り過ぎてしまった。コロダイを撮影しているうちに地形を読み間違えた。 間違えた方向に進み大きなクエを発見して、撮影した。その時にはもう、ずいぶん行き過ぎてしまっている。僕よりも方向感覚の良い、小久保君は、行き過ぎているとボードに書いてくれて、戻ろうとする。 カメラを持っていない高橋さんが、記憶しているのだろうと聞いてみるけれど、明確な答えは返ってこない。 しかし、いずれにしても、いる場所はボートのアンカーから半径50-70mの範囲である。流れも強くないから、流れに逆らうように泳ぎながら浮上すれば、戻るのは、簡単。少し、中層で探したら、見つかった。 そして、ロープに伝わって、人数を数えると、鈴木さん、細田さんがいない。バディは絶対に離れていないはずだし、鈴木さんの泳力、レスキュー能力は抜群、細田さんも泳ぐ力は僕よりも強い。だから、大丈夫とは思うが、自分の視界の中に居なければ心配になる。 減圧もほどほどにして、頭をだした。二人は先に上がっていた。三年ぶりのこのポイントで僕のガイド能力は、ほとんどゼロに近かった。どんなエキスパートでも、エクザミナーでも、流れがあり、透視度が8m以下では、自分のバディと自分のフォーメーションの位置を維持するのが精一杯で、離れて行くバディの確認はできない。はぐれた二人は、細田さんの残圧が少なくなったので、アンカーまでは戻らずに、そのまま浮上して、泳いで、ボートに戻った。僕たちがいつも調査をしているときの浮上パターンと同じである。空気が少なくなったら浮上する。 インストラクターと初心者のバディであり、残圧が少なくなったから、インストラクターの判断で、先に浮上したのだから正しい判断であり、もっと残って、僕たちを探したり、アンカーそ探していたりすれば、エア切れのニヤミスになったかも知れない。 フォーメーションでも、最終的にはバディ単位の行動であり、初心者は、インストラクター、あるいはガイドとマンツーマンにしておかなくてはいけないと痛感した。初心者二人のバディだったならば、空気が無くなるまで、はぐれたグループをさがし、アンカーを探していたかも知れない。 みんなベテランインストラクターばかりだからと、フォーメーションの動きと、役割分担を決めておかなかったこともいけない。反省しよう。そして基準と活動ガイドに反映させよう。
by j-suga1
| 2010-05-03 14:14
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Comments(1)
Commented
by
southernAtami at 2010-05-04 02:01
須賀さん>
南熱海のKです。大物がいる楽しそうなポイントに見えましたが、潮が早いというのは恐ろしいことですね。僕はスクーバはやりませんが、生意気にも減圧(ダイコン)について書いてみました。スキンでも、水中生理は理解せねばなりませんし、最近ではスキンダイバーの(減圧症の)発症例もあるようですので… ↓お読みいただけると嬉しいです。 http://satami.exblog.jp/14303898/ by みゅう@南熱海
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