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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 07月 02日
7月1日
ビッグサイトで行われている「バイオテクノロジー国際会議、併催バイオEXPO」で、水中科学協会理事の早稲田大学先進理工学部の中尾先生が講演する。講演の題は、「医薬素材としての海洋天然化合物」である。僕たちと一緒に海に潜り、採集した海洋無脊椎動物、主として海綿と群体ホヤのタンパク質から、抗がん剤などを抽出するためのライブラリーを作る研究の発表である。僕たちの撮った映像も講演で使われている。 この方向、科学研究者とダイバー、環境保護活動を行っているダイバー、あるいはテクニカルダイバーなどとの協力によって、何が出来るか、水中科学協会の活動の重点になる。 いくつものプロジェクトのアイデアが次々に生まれてくる。スクーバダイビングによる研究活動は、海の研究者の誰もが目指したい、使いたい技術なのだが、その安全が問題である。 水中科学協会の目標は「安全」ではないのだが、「安全」が達成されなければ、すべてはゼロである。まず安全に活動ができる態勢と基準ができ、技能確認のシステムが出来上がることが第一歩になる。こんなことが、今までの日本、今の日本では出来ていないのだ。その犠牲になって、若い研究者が命を落としている。 沖縄を旅しながらも、帰ってすぐに行うスクーバ基準研究会の筋道を考えていた。 水中科学協会、ダイビングは科学そのものではないとしても、科学的な思考に基づいて行われなくてはならない。科学的とは、実際に行われた事(科学では実験、ダイビングでは活動の運用経験、事故例)にだけ基づいて論理的な思考によって、計画され実行されなければならない。 大切なことはオリジナリティだとわかっている。ダイビング指導団体の既に実行していること、考えの方向には、自分たちの目標はない。行動しつつ考え、考えつつ行動する他に途はない。そして、多くのメンバーの考えをまとめることだ。 6月28日 10時、クイン座間味にて座間味着 スキンダイビングツアーだからと、お台場で使っているゴムボートを持って行った。すでに送ってあるゴムボートを膨らませる。スキンダイビングで潜るメンバーの中心にゴムボートがあれば、安心だし、ゴムボートを漕いで遊ぶのも楽しいだろう。と思った。 また、今回のツアーは、みんなにカメラを貸して、遊び的な撮影講習を行うことも計画している。僕が調査に使っているSEA&SEAのデジタルカメラを6台持って来た。バディに1台づつ。それに既に自分で水中デジカメをもっているメンバーも5名、スタッフを除いて15名のツアーだから、カメラは全員が触れて、撮影することができる。 宿は定宿のパティオ、オーナーの宮平秀保とは、30年余のつきあいだ。スキンダイビングのフィールドは、まずは阿真ビーチ。宿から歩いて7分まではかからない。 阿真ビーチは遠浅である。夏だから、昼頃には潮が引いている。岸から100mぐらいまでは、膝までの深さだ。これで、ゴムボートはどうやって使おうか。砂地に点々とあるミドリイシにデバスズメが群れている。太陽が輝くと、美しいが、明るすぎて、色がとんでしまう。そんなことわかりきっているのに、第一回のダイビングでは、僕のカメラは殆ど失敗。 SEA&SEAのG-1は、何故か、ハウジングの画面がスモークになっていて、明るい日差しの下では、画面が確認できない。これは、SEA&SEAの考えすぎによる欠陥だ。 今度の旅で、フィンはデソルトを持って来た。映画「グランブルー」でジャン・レノのマヨルカが履いていた。イタリアンレッドの樹脂製のフィンだ。グランブルーの後で買ったけれど、あんまり使っていない。この前、履いたのは、たしか2005年だった。ホームページに履いている写真が載っているのが、2005年だ。このフィンは、ブーツを履いて使う、ストラップタイプだ。そのフィンを次のダイビングのために、広島に送ってしまっている。スポンジのソックスを持ってきた。この薄いソックスだと、フィンを履いては良いのだが、サンゴの上を歩くのは痛い。我慢した。 遠浅の阿真ビーチ 1240に一度上がってお昼にした。これで1Gのデジタルは適正になった。 せっかく持ってきたゴムボートだから、引っ張って泳ぎ、(簡単に引っ張れる)浅瀬が砂地のスロープになって落ちている境目に浮かせて、メンバーを集める。砂地のスロープの下で水深が7mぐらいだ。水深7mにあるミドリイシに向かって潜り、互いに潜る姿を撮影する。デソルトは、快調で3mmのワンピースでウエイト4㎏で気持ちよく潜れる。1430ごろまで潜って遊ぶ。 ゴムボートは、あっても良かったけれど無くても良かった。それでもメンバーが何も浮きがないと不安を感じるらしくて、持ってこさせられた。安全のための浮き具の類は、無いよりはあった方が良いと机の上では考える。しかし、現場に来ると、めんどうなお道具は使いたくなくなる。 仕事にはスクーバが必須だけれど、遊ぶだけならば、スポーツとしてならば、スキンダイビングで十分だし、スキンダイビングの方がむしろ面白い。 15時、パティオにもどり、1630に井上慎也君のお店「うみマール」に行く。井上君は日本水中科学協会の理事にもなってもらっている。 井上君と高松明日香君の写真集、「美ら海からの風」はとてもきれいな写真集で、海豚倶楽部のメンバーに見せてある。耳の不自由な井上君は、もとテレビのディレクターだった高松明日香君とユニットを作っている。ユニットとは、一心同体ということだろう。写真集も二人の撮った写真を使っているが、どちらが撮ったとは書いてない。井上君は、高松さんとユニットを作る前から、名前の通ったカメラマンだったが、今度の美ら海からの風」ではユニットとして二人で作っている。 うみマールはパティオから歩いて3分、同じ阿真部落である。一昨年に来たときには、この小さな店は無かった。彼らの写真集やデザインしたTシャツ、アクセサリーなどを売っている小さなブティックだ。 夕方、海から上がって来た先客があった。やはり、この近くにペンションとダイビングサービス「やどかり」をやっている宮平秀和がお客を連れてきていた。秀和とパティオの秀保とは叔父甥の関係で、秀和が20代の前半、秀保のところで働いていた頃、彼が僕の慶良間での撮影アシスタントだった。秀和はとても良いガイドで性格も大好きだったのだが、独立して店を持つと、そちらには行きにくい。秀和も、50歳を越えただろう。 しかし、秀和も繁盛して、どんどん大きくなっている。井上君のショップも繁盛しているようなのでとても嬉しい。とにかく気持の良い若者なのだ。いくつになったか知れないが、僕から見ればだれもが若者だし、井上君は特に若者という呼び方が似合う。 満員 僕たちのメンバーが写真集を買うと、一人一人、一冊ずつ、井上君と明日香さんがさいんとイラストを描いてくれる。とても良いイラストを丁寧に二人とも書くのだから、時間がかかる。そして、海豚倶楽部も女の買い物だから選択に時間がかかる。狭い部屋は人いきれで居られない。外に出てチェアーで、デスクの上においてあるサンプルの本や雑誌を見ていてら、エアーラインの広報誌、「コーラルウエィ」に娘の須賀潮美が二人の紹介記事を書いているのをメンバーの一人が見つけて教えてくれた。重ねて縁がある。 明日の朝、井上君明日香さんが僕たちをガイドしてくれて、ウミガメを見る。 満潮の時に亀が岸に寄って海草を食べる。朝が満潮だ。
by j-suga1
| 2010-07-02 21:45
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