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2010年 07月 15日
航海で、ダイビングログを書かずに、ブログを書いていた。ブログに書いておけば、あとからログに書き写せば良いのだから簡単と思っていたが、これが大間違いだった。やはり、ログをつけて、そこからブログにするべきだった。
僕のログは、度々紹介するのだが、エクセルを使っているので、一覧できて便利である。ちなみに、僕の今年に入ってからの潜水時間のトータルは、781分だ。ダイビングコンピューターの不都合で記録されていない時間もあるので、正確ではないのだが、簡単に計算できる。潜水回数は29回だ。このところ次第に回数が減ってきて、2009年が71回、2008が91回、2007が131回である。これには、スキンダイビング、およびプールでのトレーニングは含まれていない回数である。なんとか50回はキープしたいのだが、難しいかも知れない。そこで、今年からは、先だっての慶良間でのスキンダイビングツアーを回数に入れる事にした。やがてはプールでのトレーニングも入れることだろう。トレーニングも、記録しておいた方が便利ではあるのだが、スクーバで海、しかも仕事をしていることにこだわっていた。 これまで、スキンダイビングは、スクーバダイビングのためのトレーニングだと決めていたが、最近では、スキンダイビングこそが、スポーツ性の強いレクリエーションであり、スクーバのためのトレーニングのためだけのものではないと強く思うようになってきている。もとより、そんなことは当たり前と言えば当たり前なのだが。 何が辛いと言って、重いタンクを背負うのが辛い。水に入ってしまえば、タンクの重さはなくなるから自由自在だけれど、エキジットが苦労だ。スキンダイビングならば、何の苦労もない。楽しいだけだ。 今度の慶良間ツアースキンダイビングだけのツアーにした。慶良間まで来て、スキンだけで帰るのはもったいないと、これまでは、スクーバのできる人(C―カードを持っている人)は、併行してスクーバで潜っていたが、今回はメンバーの同意で、慶良間に来るからこそ、スキンダイビングだけにしようと申し合わせた。二人だけ、竹部さんと田端さんは、どうしてもスクーバをと言うので、別行動にした。 自分も含めてスキンダイビングだけで、十分に満足できた。いや、これまで慶良間に数え切れないほど来たのだが、仕事としての撮影は別として、遊びとしては、最高に満足した部類に入る。 このクラブ、浦安海豚倶楽部は、浦安運動公園の主催事業として、スノーケリング講習会としてスタートした。10年前のことだが、そのころはまだスノーケリングといえば、水深3mぐらい、あまり無理をしないでも耳が抜ける深さでの、素潜りを指すのだと考えていた。プールは水深3mまで深くできる可動式床のプールだから、底まで潜ってもスノーケリングである。 しかし、やがてスノーケリングとは、救命胴衣などの浮き具を着けて水面を浮き漂いながら、水中を観察する遊びと定義(日本での定義だけれど)するように僕の関わっている社会スポーツセンターで申し合わせが行われた。それでも無理をしないスキンダイビングこそがスノーケリングだと主張し続けて来たが、大勢は水面派であり、少しでも潜るのはスキンダイビングだということになった。それならばそれでも良い。スノーケリングと言う言葉よりもスキンダイビングの方か語感としては好きだ。 自分としては、水深5mぐらいまで無理なく潜るのがスキンダイビング、20mを越えることを目指せばフリーダイビングだと決めている。 海豚倶楽部がスタートしたときには、スノーケリングにせよスキンダイビングにせよ、スクーバダイビングの基礎として練習するものだと考えていた。スクーバダイビングの基礎はスキンダイビングであり、スキンダイビングの基礎はスイミングである。最終的にはスクーバである。その頃のメンバーは、みんなスクーバダイビングのC―カード講習を受けてもらった。C―カードの講習と、機材を買ってもらえることが、商売に繋がった。スクーバ講習を受けてもらわなければ、仕事にならない。 これは、世界的にも同じ流れであり、別にスキンダイビングをやらなくてもスクーバダイビングはできると言う流れになった。事実、スキンダイビングなどできなくてもスクーバでは潜れる。遡って、泳げなくても、スイミングができなくてもスクーバダイビングはできる。だれでもスクーバダイビングはできるというC―カード講習ができあがった。 スキンダイビングは、日常的なトレーニングとしても必要であるのだが、スクーバダイビングをやろうとする人は、いそがしくて、日常的なトレーニングは出来にくい。また、海辺に住んでいるのでなければ、スキンダイビングの練習が出来る場所、施設がなかった。スクーバダイビングは簡単で易しい、別にトレーニングも必要としない方向にビジネスは進んでいった。結果として、100本も200本も潜る人で、スキンダイビングは出来ない、しないということになった。 それではいけない。やはりスクーバを習うためにはスキンダイビングが必要であり、スクーバのトレーニングとして、スキンダイビングは有用、有効であるという主張をしたのだが、次には、スキンダイビングの方がスクーバダイビングよりも危ないのではないかという議論が行われるようになり、絶対安全なスノーケリングこそが、スクーバダイビングの基礎である。ということになった。 たしかに、スキンダイビングも安全とは言えない。ハイパーベンチレーションで気絶する人もいるし、鼓膜を破いて浮上出来なくなった事故もある。魚を突いて、浮上出来なくなった人もいる。アワビをとろうと岩の間に身体を差し込んで、出られなくなった人もいる。しかし、これらの危険を全部さければ、そして、バディシステムを励行すれば、スキンダイビングはスクーバダイビングよりも、単純であり安全度も高い。水中での行動は、単純であるほど安全度が高く、複雑なものほど危険である。 そして、今回初めて、海豚倶楽部の慶良間遠足で、スクーバダイビングをやらないことになった。スクーバダイビングも出来る人が、スキンダイビングだけでも慶良間に来る価値があると思ったのだ。そしてそれは成功だった。たしかに、倶楽部のメンバーの技術的な進歩もあるだろう。水深5mまでは自由にもぐれなければスキンダイビングは、楽しくない。そして、5m以上に潜ることをしなければ、スピアフィッシングなど危ないパフォーマンスをしなければ、スキンダイビングは安全であり、楽しいスポーツである。最近のコンパクトデジカメは、水深5mまでは、そのまま持ち込める防水機能があるものが増えてきた。2010年の海豚倶楽部ツアーは、全員にスチルカメラを持ってもらった。 人間が潜ると言うこと、哺乳動物が潜るということは、すべて息をこらえて潜る。そして、その上で、何か水中で仕事を効率的にやろうとするときに潜水機を使用する。クストーのアクアラングはスキンダイビングの延長線上でより長く水中にとどまりたいという目的で生まれた。 今、目標をもって活動するダイビングがスクーバダイビング、身体的な満足以外に目標をもたないスポーツとしてのダイビングがスキンダイビングであると考え始めている。もちろん、スクーバダイビングもスポーツ性があるし、スポーツとしても楽しい。しかし、慶良間まで遠征して、スクーバを使わずに、スキンダイビングだけでメンバーのみんなが楽しかったこと、だれもスクーバが出来るのにあえてスクーバをやりたいとは思わなかったこと。遊びとしてはこれで十分だと思ったこと、これは、僕にとって大きな収穫であった。 海豚倶楽部の全員、高齢である。そろそろ平均年齢は60歳を越えるだろう。団塊の世代の楽しくて安全、そして重いタンクを背負わない楽なスポーツとしてスキンダイビングがとても良い。 安全ということは、死なないということではない。僕を含めて、高齢者は、いつ死んでもおかしくはない。陸上でも死はやってくるし、水中でも同じである。しかし、スポーツとしてスキンダイビングを楽しむ僕たちは、普通の高齢者よりは、死ににくいのではないだろうか。最高齢者だった角田さんは、80歳を越えても元気に潜っていたが、脳の判断力が減少したので引退してもらった。当初、この角田さんにもスクーバを教え込んで、チュークにも連れて行ったし、フィリピンのリロアンにも一緒に行った。その都度、危ないことがあった。チュークでは、マウスピースを口から離してしまったし、フィリピンではBC.のインフレーターの排気と送気を押し間違えた。いつも僕がぴったりとそばにいたから、大過はなかったが、危ない。スキンダイビングならば、この危なさはない。高齢者のスポーツとして、スキンダイビングは勧められる。
by j-suga1
| 2010-07-15 09:39
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