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2010年 08月 02日
2010年、6月、「はやぶさ」は、小惑星「いとかわ」を無人調査する長い7年の旅を終えて、地球に戻ってきた。
それより前、たしか2年ほど前に、「はやぶさ:不死身の探査機と宇宙研の物語:吉田武著・幻冬舎新書」を買った。数頁読んだだけで、投げ出してしまった。ブックオフで買ったのではなくて、新刊で買ったのだが、なぜか読み進まなかった。 「はやぶさ」が帰還し、話題になったので、もう一度本を取り上げた。最高のノンフィクションだった。ノンフィクションとは、「夢と冒険」のストーリーでなければだめだ。まさしくこの本は、糸川博士にはじまる東大宇宙研の夢と冒険のストーリーだった。僕は、ロケットと言えば種子島だと思っていたが、国の種子島と、宇宙研の鹿児島県内之浦との摩擦も始めて知った。そして、夢と冒険は、東大の宇宙研、内之浦から出発した「はやぶさ」のストーリーだった。 宇宙航空研究機構(JAXA)は、何をやっているのか調べると、国際宇宙ステーション計画、友人実験施設などがWEBで見られる。 しかし、無人で遠い木星の彼方へ、7年の旅をして、奇跡の帰還を果たした「はやぶさ」の方に感情移入をしてしまう。もしも、はやぶさが奇跡の復活をしなかったら、民主党に仕分けされてしまっただろう。 とにかく面白くて、この吉田武という著者の本をもっと読みたいと思ったけれど、他の本を調べると、数学物理関連の本が多くて、ちょっと手がでない。わかりやすい数学と言っても、数学と聞いただけでもう駄目だ。 豊潮丸航海ですれちがった潜水艦の本物 はやぶさと同じように海の中を自律して探って行く、無人深海調査システムを調べたが、海洋工学センターの深海巡航探査機「うらしま」は、まだ感情移入して感動するほどの実績をあげていないようだ。 自律型水中調査システムを主人公にした物語は、これは前に一度紹介したことがあるのだが、「原潜デルタⅢを撃沈せよ・ジェフ・エドワース:文春文庫」がある。これはハイテク軍事スリラーという分野だから、小説である。だから、当然、主人公である自律潜水艇「マウス」に感情移入できる。物語のあらすじは、ロシアの跳ね返り政治家が昔日のソ連の栄光をとりもどそうと、カムチャッカに自立国家のようなものを作ってしまう。水爆を搭載したソ連時代の原潜を占拠し使って、世界に脅しをかける。アメリカの攻撃型の原潜もこれを沈めようとするが、もしも、接近してくるならば、直ちに何カ所かに水爆を発射してしまうと脅す。お定まりの筋書きだが、本当らしくて一気に読ませる。大型の原潜が接近できないので、マウスがロシアの原潜デルタⅢを見つけ出して、爆雷を仕掛けて沈めようとする。女性のシステムエンジニアーのアンが、もう一人の主人公で、彼女がマウスのプログラミングをする。いろいろあって、マウスは敵を発見し接近するのだが、プログラミングのパッチが一つ間違っていたために引き返してきてしまう。間違ったのはアンが人を傷つけることを極度に嫌って、精神的に不安定になっていたためだ。その結果、水爆は発射され、可哀想にハワイ州は全滅する。もういちど気を入れ替えて、プログラミングして、標的を沈めるのだが、一度発進してしまえば海の中は、指令を与え直すことができない。「ハヤブサ」が光と同じ速さの電波でも往復に1時間かかるにしても、とにかく指令を出して、プログラムを補正することが出来るのに比べて、海の中は、宇宙に比べれば、ほんの目と鼻の先なのに、指令を伝えることができない。 小説ではあるのだが、自律型の調査システムは、おそらくウラシマもこんな風に動くのかなと思って読んでしまう。 これは、自律型調査システムの話ではないのだが、同じ著者の「U307を雷撃せよ」も読んでしまった。著者は、アメリカ海軍対潜特技官というから専門家である。きっとマウスについては本物に近いモデルがあるのだろう。
by j-suga1
| 2010-08-02 13:11
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