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2010年 09月 30日
9月29日 日本水中科学協会の理事会、技能確認証(Verification card:Vカード)のスクリーニングプログラムの設計をお願いしている久保理事と喧々諤々の議論をした。久保君は、元PADIのディレクターである。僕とは、これまでのダイビングライフ、ダイビングスタイルもまったく違うし、ダイビングの文化もちがう。 このごろ、一つの議論をすると、考え方が根底からひっくり返ってしまうような議論をしている。幸せなことだと思わなければいけない。 スクーバダイビングのCカードは持っているけれど、日本水中科学協会のスクリーニングプログラムを受講、合格していないダイバーについて、訓練生、トレィニーと呼ぶカードを発行しようと思っていた。なぜならば、サイエンスダイバーのほとんど、各大学の先生、研究所の職員、そして、レジャーダイバーのほとんどが、この状態にある。それを囲い込んで、技能確認証(Verification card:Vカード)をとる方向に誘導しようと考えたのだ。 保護を受けなければならないカードなど発行する必要は無い。日本水中科学協会の精神に反する。そんなことならば、この協会をやる意味はない。久保君は決意固く、反対された。もちろん、けんか腰の議論などしない。仲良く話し合っている。 振り返ってみれば、1967年、日本潜水会を設立したときの僕は、久保君と同じ意見だった。ダイビングは、まず出来るか出来ないかの確認からスタートする。現在のCカードが、それを分割してしまい、しかも自己責任の原則を放棄してしまっていることが、現在のダイビング社会(適切な呼称を知らない。業界ではないし、暫定的にこう呼ぼう。)の問題である。久保君が正論である。僕はやはり年老いたかもしれない。 しかし、技能確認証(Verification card:Vカード)の敷居が高いならば、それに受かるまでの期間もなんとか自己責任である約束をしていてもらわなければ、講習などできない。その自己責任の約束として、トレィニーを作りたいと主張した。JAUSのVカードは、自己責任の約束証書でもある。それが法律的に通用するか否かは、訴訟を受けて見なければわからないが、Vカードの形になっていれば、協会をあげて、訴訟に対応できる。 他の理事、鈴木理事(彼は、僕の子供のころからの親友である鈴木博の息子である。)は、日本水中科学協会の会員になっていれば、すでに自己責任の約束をしているのだから、それで良いのではないかという。 日本水中科学協会の正会員は定款上での構成メンバーであるからVカードを持つ全員が会員になるわけには行くまい。そうだ、活動会員というのがある。とにかく訓練生は、全員活動会員になってもらい、その後で、Vカードの講習(プライマリイコース)を受講すれば良い。となった。 JAUSは指導講習をする団体ではなくて、活動をする団体にしようとスタートした。だから、きびしい講習プログラムには、釈然としない。しかし、技能を確認したカードを出すことが、活動基準を組み立てる必須条件だと考えたときから、指導講習は避けられなくなっている。 活動会員(年会費5000円)になることを、プライマリーコース受講の条件とすることで、自己責任の原則をすべてに適用することにできる。考えてみれば、この方がナチュラルではある。それでも、僕は、カードの中に、約束、契約と技能確認の二つの意味を持たせたかった。Cカード、修了証は、卒業証書のようなものであり、行動原理を約束するものではない。Vカードは、約束も含んでいる。 それはそれで、良いのではないか、Vカードは約束、責任も含んでいることにして、そのVカードを取るまでの状態を会員であることで自己責任が約束できていればと。それで、納得することにした。 ところでそのプライマリーコースである。僕が出来る部分もある、出来ない部分もある。文化がちがう。しかし、リサのダイビングは、久保君の文化と等質である。僕のダイビングの根幹は、水底に座って、水中脱着をすばやくやり遂げることである。リサは、いつでも水平に浮いて、作業をしている。ノートを取っている時も水平に浮いている。その点を突かれた、敵は僕のブログを読んでいる。中尾先生もこのコースで良いと賛成する。このコースに賛成するだろう人たちの顔が何人か目に浮かぶ。 僕も受けなければならない、情状酌量はしないという。良いではないか、来年76歳、違う文化のコースにチャレンジする。トレーニングを開始しよう。1967年、僕は先輩方を集めて、しごいて泳がせた。歴史は繰り返す。 座学についても、日本潜水会を始めたときのように、合宿して、みんなで話し合えば良いだろう。また議論をしよう。12月のシンポジウムが終わって、1月・2月に合宿しよう。
by j-suga1
| 2010-09-30 09:38
| 日本水中科学協会
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Comments(2)
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by
よしだ
at 2010-09-30 22:32
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須賀さんやJAUSの方々と色々お話させてもらうようになって、様々なダイビングスタイルがあるんだなぁ~ と気づき世界が広くなりました
そういう今まで知り合えなかった方々と本気で議論させてもらえるのが楽しいです そして そのお年になっても(失礼!)新しい事にチャレンジしたり、我々のような経験が浅いダイバーの話も真剣に聞いてくださる須賀さんは凄いなと思います
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by
えいち
at 2010-10-01 01:17
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いやー面白いです。
毎日楽しんでブログ読んでます。 私は関西在住なので、なんとか関西でも受けれるようになってもらえると嬉しいのですが。 すぐには無理でも、会員としてゆっくり受講していければと思っています。
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