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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 11月 27日
「強い者は生き残れない:環境から考える新しい進化論」吉村仁著、順調に読み始めている。なんとか終わりまで読めそうだ。
読んでいる本があるのに、ブックオフに行く。見るのは100円のコーナーだ。片岡義男「日本語の外へ」 僕はこの人の書いたものが好きだけれど、恋愛小説は好きではない。エッセイだから、喜んで買った。こっちを読むと、進化論のほうが留守になりそうだ。 書きたいことがたくさん有るのだけれど、調べたり、準備をしなくてはならないテーマは書いている時間がない。今考えていることそのままを書く時間しかない。 スキンダイビングのことを考えている。 久保くんの写真は載せられないけれど、これは僕の好きな写真だ。外房の千倉の近くの藻場。水の色と差し込む光が好きだ。久保君の写真もこの色だ。 僕の館山方面でのリサーチ・ダイビングのアシスタントを引き受けてくれていた館山の久保くん、もう一人の相棒も久保くんなので、区別するために館山の久保くんと呼んでいる久保くんが、本格的にカメラマンになりたいと言って訪ねてきた。これから通信教育で4年生の大学に行くという。カメラマンなんて感性の勝負だから、通信教育とはいえ大学に4年も行くことはない。僕は感性だけのカメラマンとしてニュースステーションのカメラを振り、一世を風靡した、と思っている。 聞けば京都の大学で毎月一度はスクーリングがあるそうだ。お金だって大変だ。どうしてと問い詰めると、とにかく本格的にやりたいということだ。実は久保くんはすでに良い写真を撮っていて、1月末から新宿で個展をやることになっている。作品を見せてもらうと素晴らしい。全部、フリーダイビングで撮っていて、撮影場所は館山だ。これが館山かと思うくらいに澄んでいて、水の色調が僕の好みだ。モデルはフリーダイバー二人で、これまでにない写真だ。イルカなどでてこない。光と影とフリーダイバーだ。そういえば、ぼくの調査の手伝いを始めたとき、彼は写真のとり方がわからなかった。デジカメも持っていなかった。こんな写真を撮る人を僕は、手とり足取りして教えた。 それでも、これでは駄目なのだ、本格的にやるという。そう言われてみて、あらためて、写真を見ると、だから何なのだという可能性は見えるが、それは表現されていない。ここまで撮って、彼は自分の可能性に気がついたのだろう。それを突き詰めるのは、彼の生き方なのだから、精一杯応援するしかない。多分10年後には、すごいカメラマンになるだろうと思う。そしたら、感性だけのいい加減カメラマンである僕は、久保くんの師匠だと言うことができる。それまで生きていればだけれど、生きていよう。 見せてもらった写真で、水深20mの人工魚礁で撮ったスズキの写真がある。これは全く傾向の違う写真で、調査の写真だ。スズキは敏感な魚で、これまでの人工魚礁の調査で、よほどうまく接近しないとにげられてしまう。それが、息こらえでじっとしていると、向こうから群れで寄ってくるのだという。水深20mで、息をこらえて、スズキの群れが近づくのを待っているというのもすごいけれど、スキンダイビングによる魚礁調査は考えつかなかった。 僕はスキンダイビングでサザエを観察して、卒業論文を書いた。50年前の話だ。その頃はタンクが使えなかったからスキンダイビングで潜った。 数年前だけれど、小池先生(もと水産大学准教授)のところに、フランスの研究者がフランス国営テレビのレポーターとしてやってきて、僕が水中撮影をした。フランス人研究者は、スクーバを使わない。海洋大学のステーションだから、スクーバのタンクはいくらでもあるのだが、飛行機で朝ついたばかり、寝ていないというのにスキンダイビングで潜ってきた、水深は14mだ。 スキンダイビングならば、世界中どこででも、空気の充填ができないところでも調査ができる。それに身軽だ。 日本でも、アワビ研究の国際的な大家であった僕の大師匠である猪野峻博士の素潜りはすごかった。最後は、海中公園センターの理事長で終わった先生だ。猪野先生は、スクーバででも潜ったけれど。 慶良間に住んで、素敵な写真を撮っている井上慎也君もスキンダイビングにこだわっている。今の日本の水中カメラマンで好きなのは、井上君とそして久保君になれば良いと思う。理由は、水を、海を撮っているからだ。そして、この二人の生き方がとても好きだ。今度の日本水中科学協会シンポジウムには井上くんも来てくれる。久保くんとひきあわせようと言ったら、すでに旧知だという。 僕ももう一度、30mまで、いや20mでもいい、20m潜れた昔に戻れるものならばと願うけれど。 昨夜、300mクロールで泳いで、疲れ果てた。 久保くんの個展の場所、日時(たしか1月末だ)を聞くのをわすれた。彼も、パンフレットがまだできないと言って、パンフレットの原稿を見せてくれただけだ。12月12日のシンポジウムには間に合わせてくれるという。
by j-suga1
| 2010-11-27 07:17
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