須賀次郎のURL
辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
http://homepage2.nifty.com/j-suga/index.htm ブログ、スガジロウのダイビング http://plaza.rakuten.co. jp/sugajirou jack2009さんに、wikipediaに掲載することを許可しています。 外部リンク
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2011年 04月 11日
荒川
日本水中科学協会のVerification card 研修会で横須賀に行き、昨日と一昨日とブログを書く時間も無かったし、考えもまとまらなかった。いまでもまとまってはいないけれど。 コンビニで朝刊を買った。いつもは昼食を取るところで、置いてある朝刊を読む。買ったのは読売で、安い東京新聞はなかったので、読売新聞、見だしで買った。 検証、東日本大震災、明日一ヶ月、大きな見出しで、「原発危機、苛立つ米」そして、「政府、初動から後手」 いかに政府と東電の対応がまずかったか時系列でわかる。広がる放射能汚染もデータを示して説明している。チェルノブイリで鉛をまぜた砂袋を投じて、埋めたこともかいてある。なぜ埋めないのだという意見も当初にあった。僕もそう思った。最近では、この議論はどこかに消えている。炉が冷えないと砂袋もコンクリートもダメなのだとの意見もどこかで見た。本当のところは専門家ではないからわからない。日本は大量の水をかけて、汚染水を海に流しだした。なぜ、砂袋を使わなかったのか、この新聞で続きをかいてくれるだろうか? とにかく、有史以来最悪の国難に日本は立ち向かっている。新聞によれば、今後は戦後ではなくて、災後となるそうだ。しかし、国民はこの国難から気持ちを離さなければ、日本はさらに、沈下してしまう。昔読んだ、山岡荘八の、豊臣秀吉だったか徳川家康だったか忘れてしまったが、その小説で「離」という字を手に書いて、困難があると、その困難な思いに囚われてしまわないように、字を見て「離」を考えるという一節があった。以来、何かがあると、まず、「離」を考える。パニックにならないで冷静に判断するには、思いを一旦離さなければいけない。 離すつもりで、離せないのが人間だが、帰途、荒川の千本桜は、お花見で賑わっていた。離れている。とても良いことだ。 今度の研修は、自分が教えたり、前に出たりしないで、プロデューサーに徹しようとおもっていた。そのつもりで振舞ったのだが、最後に少しだけお話しをしてしまった。20分の予定が、40分ぐらいになってしまったから、少しとは言えないかもしれないが。 日本水中科学協会の現在のプロジェクトから、お台場での潜水まで、いろいろ話したので、全部を書くわけにはゆかない。ダイビングの安全についての部分だけ。 これは、持論で、なんども書いているのだが、ダイビングの事故の原因は、三つ、「病気、下手くそ、思い上がり。」今日は、それに加えて、安全要因について、僕が56年間のダイビングライフで生き残った理由は、「スキンダイビング能力、経験、そして運」である。 運だが、なぜ僕が最近の常識では危険と言われる、自分でも危険とわかっているダイビングを繰り返して、生き残り、減圧症にならなかったか。個人差、つまり運が良かったのだろう。 また、経験を積む、つまり修羅場をいくつも踏んで助かって経験としているのも運だ。そんな運の話を真野先生にしたら、それは須賀さんの運が良かったのではなくて、センス、ダイビングセンスが良かったのだと、言われていい気持ちになった。運はどうにもならないことのように思えるのだが、危険を予測して一歩手前で踏みとどまるのはセンスかもしれない。 もちろん、スポーツダイビングでは、一歩手前で踏みとどまるような危ないダイビングは禁止されるべきで、二歩も三歩も前で踏みとどまらなければいかないのだが、プロのダイビングで長い経験の人は、多かれ少なかれ、みんな一歩手前で踏みとどまって生き残った経験をいくつかくぐり抜けている。 しかし、これは古いダイビングであり、これからのダイビングは、修羅場を踏むことなどないように、つまり、経験豊富になどならないように、基準と決まった手順(マニュアル)の完全実行が必須である。さらにスキンダイビング能力に加えて、スクーバダイビングスキルを必須項目に加える。その加わる部分の講習を最善の講師である久保彰良君にしてもらった。 今回の研修で、インストラクターとして参加した人は、久保くんの受け売りができるようになってもらいたいし、若い学生諸君は、自分たちは新入生を教える時に大いに役立ててもらいたい。 結論として、ダイビングの安全確保には、①スキンダイビング訓練(水泳と素潜り)、②スクーバダイビングスキルの訓練、③安全手順、基準の遵守、④経験、⑤センス(危険予測、読み)が必要、となる。 ④の経験とは、修羅場ではなくて、今回のような研修、実技も含むコース受講がすすめられる。その意味で、今回の研修は最良の経験を提供できたと思う。毎月行うので、関心のある方は、ホームページ http://jaus.jp/ を見ていただきたい。 ②と③を確実にして、慎重に危険ではない④経験をつみ、その都度のダイビングで⑤のセンスを磨く、つまり、集中して予知能力働かせることにより、不運を避けることができる。①のスキンダイビング訓練も怠ってはいけない。今回の研修では、水泳とフィン・マスク・スノーケル泳を着けない水平潜水のテストをした。 今日、11日は地震津波から一ヶ月たった。アメリカ大使館では、地震の来た時間に黙祷を捧げるそうだ。僕も黙祷しよう。その時間、僕は海洋大学の岡本先生の教室で、横須賀での研修の話をしていた。
by j-suga1
| 2011-04-11 09:33
| 日記
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