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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2011年 07月 16日
「出来ること、潜ること」プロジェクトにエールを送ります。
そして、「海から元気を」もらうこと。僕は、7月5日から12日まで、広島から薩南海域への航海にでて、1日目は船酔いに打ち伏して、この航海もこれで4回目だけれど、もうこれで終わりかな、と思ったりしていました。そして、7月7日にようやく屋久島で潜ると、みんな、僕が「人が変わったように元気になった」というのです。もちろん、当人も元気になっていることに気づいています。 考えてみれば、僕のダイビングライフはこの繰り返しで、海から元気をもらって、76歳まで生きて潜っています。 「海から元気を」それは、ダイバーみんな共通なのでしょう。もしかしたら、その元気が、三陸の海の人たちにも伝わるだろうし・・・ 多忙にしんにゅうがつくような毎日、たいしたことはしていないのですが気持ちが忙しくて、自分の目標だけを追う世界に生きているので、このプロジェクトになにも力添えできませんでした。 エールを送るだけです。 揺れる船でドレッジを引きます。 7月7日、屋久島で、TSA のIQ 880と僕のソリューションαを並べて腕につけて潜ることにした。残念?ながら、水深も浅く、時間も短いので減圧停止の潜水にはならない。 上がってきて比べてみると、水深は7.4と7.3だからこれは良い。エーツとおどろいたのは、潜水時間だ。TSA が41分、ソリューションが36分だ。ちなみに、時計としては同じ時間をしめしている。なんだこれは、その後も2台ずつ付けて潜水すればよかったのだが、そのあとは、TSA だけを着けて潜水した。二つ着けるのが煩わしかったのだ。船の上では余裕が無い。帰ってきて、並べて写真を撮った時、これはえらいことだと反省した。今後は、毎回二つ着けることにしよう。 使って見ての使いやすさ見やすさなどは、とても良いという以外に特筆することはない。TSA のバーグラフは、やはりどの辺の半飽和組織に窒素が溜まっているかがわかって良いけれど、減圧潜水に入りかけた時に、早く浮上しなければとプレッシャーになるのではないかと心配になる。昨日書いたように、ダイバーは、ダイブコンピューターに支配される。その意味でアマチュアが絶対に無減圧の範囲で潜ろうとするときに、よく効くダイブコンピューターだと思う。しかし、アマチュアが使うと、減圧停止潜水になったら、それはすでに事故だと思ってしまうのではないか、それがすこしだけ心配になる。 次回の潜水では、減圧表を使って潜水の計画を立てて、ダイブコンピューターは、2台並べて着けよう。実は、もう一台、スントのD4を持っていたのだけれど、電池が無くなってしまい、交換に7000円もとられるのは納得出来ない。分解してやろうと思ったのだが、壊してしまいそうだから諦めた。ちょうど、娘の潮美のダイブコンピューターが壊れたというので、上げてしまった。ダイブコンピューターを3台着けなくてもすむ。 ちなみに、スントのソリューションαは、簡単に電池交換ができることがわかった。TUSAも交換ができる。これはとても助かる。 減圧表をまた使うことになるので、全日本潜水連盟時代のDCIEM カナダのテーブル・スレートを持ち出してきた。これは、1998年にカナダの防衛省から権利を買ったものだ。その後更新していないから、無効であり、版権の問題があるのかもしれないが、僕はもう理事長をやめたから、問題ない。とにかく、1998年当時世界で一番安全度の高いテーブルとしての評価があった。僕の愛読書であり、スタンダードとしている、「ダイバーのための潜水医学テキスト」後藤與四之 監修・訳 1995 でもこの表を採用している。そして今、取り出してみて驚いた。「浮上速度は毎分15m±3m」と規定されている。15m+3mならば、最速毎分18mで浮上すれば良いことになる。これが僕の時代の常識だったのだ。そして僕は50年、この浮上速度で、多分5000回以上潜水して、なんの障害も起こっていない。もう、もしかして僕の骨はボロボロなのかもしれないと思うことがあるけれど、別になんともない。 TUSAの取り扱い説明書には、浮上速度厳守が書かれていて、ほとんどの減圧症には浮上速度が関わっているように書いてある。毎分15mが体に沁みついている僕は、スントでも、もちろんTUSA でも速度警告マークがでる。 TUSAでは、浮上速度は毎分6mを指定している。 守ることは、潜降索が無い限り不可能な数字だ。水深10mでトリムをとって気持ちよく浮いているためには、水深3m以下では軽いウエイトになる。タンクの重さも、最初と最後では、2キロの差がある。5mでのセフティストップを終えて顎を上げて気道を開いて水面を見る。水深1.5mで止まろうとしても、スーッと上がってしまい、速度警告がでる。僕は、すべて無視して、自分の速さで上がるけれど、やはりダイブコンピューターには負けるから、今回は努力した。5回の潜水で、速度警告が出なかったのは1回だけだった。心配なのは、速度警告を出すまいとして、下を向いてダイブコンピューターを眺めながら、それでも3mから上は浮いてゆく、3mから上での浮上速度のコントロールは、初心者には出来ないから、気道開放を第一に考えないと、空気塞栓になる恐れが有るのではないだろうか。初心者にとって恐ろしいのは空気塞栓であり、若干の減圧症は、風を引いたくらいのものだと僕は思っている。浮上の時に、呼吸と気道開放以外のことに気をとられるのは、とても危険だと思う。なお、この浮上速度の問題は、TUSA のダイブコンピューターの問題ではなくて、すべてのダイブコンピューターで同じであるが、ダイビングの世の中、全て、浮上速度は遅ければ遅いほどよいと思っているのではないだろうか。 なお、DCIEM の30mでの無減圧限界は15分、潜水士の別表第二では25分以下、アメリカ海軍も100フィートで25分である。 30mに15分潜ったときに、バーグラフがどうなっているだろうか、とか、見ることができるので、とても良い。
by j-suga1
| 2011-07-16 19:30
| 日記
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