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2011年 07月 30日
40年前、こんな風にして、シーワールドのイルカと遊ぶことが出来た。今は昔の話だ。
用語集の編集に本腰を入れなければならない時期になってきた。 これまでも、本腰を入れてきたのだけれど、追い詰められる時期になってきた。 思えば、この原稿を書き始めたのは、平成12年で、その時にほぼ、「ダイビング技術用語集」として原稿は完成していた。今、10年前の原稿を取り出してみると、現在の用語集の状況よりも、完成していた。当時、僕は財団法人、社会スポーツセンターの常任理事をつとめさせてもらっており、社会スポーツセンターからの出版を考えていた。なぜ、出版出来なかったのだろう。当時の往復書簡をとりだして見てみる。当時、もちろんメールも使っていたけれど、書簡の往復が中心だった。 当時の、海洋科学技術センター、現在の海洋研究開発機構の医学生理学担当のM博士に医学生理学の分野の監修をお願いしていた。送った原稿は、修正して送り返していただがその時の原稿が手元にある。見てはいただけたのだが、添書があった。 「ダイビング技術用語集(医学・生理学の章)拝見させていただきました。 この用語集を編集するに当たり、基本方針が最も重要と考えられます。再度この基本方針を考え、再考された方が良いと思います。」 協力はするが、基本方針がわからないということだ。振り出しにもどって議論をしなければならないということで、ここで、着陸寸前で墜落してしまった。Mには、そこまでのご意見ではなく、もう一度原点に戻って考えてみようということだったと思う。僕としては、現在書きつつある用語集よりも、より整理されたコンセプトシートを送らせてもらった。 「ダイビング技術用語は、その基となる語のほとんどが英文であり、訳書が出版される度に新しい用語が作り出されると言っても過言ではなく、また、日進月歩の技術でもあるので、新しい技術とともに、新しい語も作り出されます。その上に、日本の伝統的な潜水のようごもあり、さらにダイビングの活用される分野も、スポーツ、港湾作業、漁業、高度な飽和潜水と広範囲にわたっており、かねてから整理する必要があるとかんがえられておりました。類書としては、海洋科学技術センターが昭和60年に編纂した潜水技術用語集がありますが、現在では入手できなくなっております。また、この用語集はスポーツ関連については全く触れていません。この度、水産、海洋高校に置いて、ダイビングが正式科目として授業が行われることになり、教科書の編纂が進行しております。教科書の編纂には用語の決定が必須となります。」 僕は、多忙とともに(現在と同じ)失速した。持続する意志を持てなかった。 この用語集の編集のまとめをお願いしていた、中谷三男先生が、せっかく完成していた原稿をもったいない。少し手直しすれば出版できるということで、成山堂を紹介いただいて、今度のプロジェクトが始まった。 そして、はじめてからおよそ六ヶ月、辞典ではなくて安全のための基準(提言)海洋高校などでの講習のサブテキストとして使えること、などを考えて、辞書の項目をあいうえお順ではなくて、繋がりで見てゆくと、その項目に関連する全てが理解できるようにと並べ変えて、一つのシナリオになるようにした。 そしてここで、暗礁に乗り上げている。乗り上げたまま、他の作業、放射能汚染の水中での測定、プライマリープログラム研修会の実施、三陸の復興援助のプロポーザルなどに没頭していた。暗礁は、やはり基本方針と、ダイビング指導教育についてのスタイルの違いである。スタイルはそれぞれで良いと思っている、レクリエーションダイビングとリサーチ・ダイビング、プロのダイビングではスタイルが違って当然であるし、それこそ現場ごとにちがう。その参考にするのだから、交錯していても構わないし、自己主張があっても当然、未整理でもそのまま強行突破しようと考えている。読者にとっては、もしも読者がレベルの高いダイバーであれば、それを面白いと考えてくれるだろうし、作られた経緯が理解できていれば、初心者にとっても、指導団体のマニュアルで考え方を押し付けられるよりも視野がひろがり、ためになるのではないか。強引に押し切るパワーがあれば出来上がるだろう。 基本スタイルについては、会員諸氏に原稿のうちで、辞書から離れたところにある安全確保の章を送って、意見を伺った。いくつかの意見をいただいた。独立行政法人 産業技術総合研究所のM博士からのご意見である。 「原稿を拝読いたしました。 内容的には深く書かれており素晴らしいものと感じました。 しかし、文章表現として辞書なのか、教科書なのか、読み物なのか 分からないところがあります。また、エンサイクロペディアという場合には、あくまでもアイウエオとかABCで引けるものでなければなりません。索引として付けることも可能ですが、辞書である以上、先頭に(たとえば第0章として)用語一覧をつける必要があると思います。 これらは出版側の態度ですので、何を目指すのか先に決める必要があると思います。また、水中活動ということばですが、潜水にした方がわかりやすいという気持ちもわかりますが、この二つは意味が違うと思います。何を相手に伝えたいかで使う用語も必然と決まってくると思います。本書の中で、潜水は一部ですので、小生は水中活動に1票入れます。」 M博士は、地下水研究の大家であり、日本列島は地下水の上に浮かんでいる。放射性廃棄物を地下深く、例えば数千メートルに埋めた時に、数万年後、容器がこわれたとして、どのように地下水に浸透して、海に流れでてゆくかの研究をされていた。今は、地下水にも、そして海にも直接に放射性物質が放出されている。超多忙であるのに、辞書なのかよみものなのかを統合するお手伝いをしてくださるという。 また、小浜水産高校のK先生からは、 「安全の章、確認させていただきました。この章が入ることでサブのテキストとしての利用価値が大きく上がると思いまし、授業での使用頻度も上がると思います。特にデータが示してあることが教える側として大変助かります。」 K君は、水産大学潜水部のキャプテンを務めたことがあり、水産高校、海洋高校の潜水教育の次代のエースになるべく、後押ししている。8月の研修会には、中谷先生のお骨折りで、沖縄水産高校のO先生が受講にきてくださる。大神先生は、現在の潜水教育のエースである。なお、中谷先生とは、元文部省の視学官時代に海洋高等学校の潜水教育の基礎を築かれ、僕はその最初の教科書を書かせていただいた。中谷先生は、平成12年のコンセプトの完成を勧めておられ、僕は変節している。 僕が、自信をもつことが大事で、座標軸を見失い自信を喪失すると、また着陸出来ずに墜落する。
by j-suga1
| 2011-07-30 19:17
| ダイビング運用
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