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2011年 08月 25日
メールとツイッターとフェイスブックとブログとネットワークでコミニュケーションをとり、考えて本を編集し、仕事をつないでいる。すべてイリュージョンのような気がして、手ごたえがない。しかし、時に手ごたえがあった時には、すごいことが出来るなとおもうときもある。言ってみれば躁鬱症かもしれない。水に潜る、ダイビングをするということは、身体で感じることができるから、何とか精神のバランスを取って生きていられる。
編纂している用語集、議論が持ち上がってくれれば、それだけ、ダイビングの世界も進化して行く。 僕は発展という言葉よりも進化という言葉の方が好きで、用語集の第1章 沿革と分類 1-1 潜水の進化 としたら、潜水の発展だとなおされた。僕は進化にこだわった。あくまでも言葉のニュアンスであり、実は「発展」の意味も、「進化」の意味も良く知らないのだけれど、進化の方が生きている息づかいのようなものが感じられ、発展というと、なにもかも踏み潰して行くような感じがしてしまう。 1-1-1 素潜り・息こらえ潜水の進化 創成記 原始の時代以来、海辺に棲む人間は、海に潜って魚介類を獲って食べ物にしていた。 日本でいえば縄文時代に入は、貝塚からアワビの類がでることから、10m以上の潜水能力があったものと想定できる。 ※模型で見る歴史のドラマ、歴史民俗博物館振興会 1999 歴史時代 日本では、海に潜る人を海女、海士と呼び、潜り方、道具、着るものなどは、変遷して一つの文化になったが、潜る技術そのものは、大きな変わりはなかっただろう。まだ、ガラスの眼鏡が無かったから、素眼で、水中で目を水にさらして潜っていたため目を病み、失明する人もあったであろう。水面から見当をつけて、目を閉じて潜っていた人も多かったはずだ。水面に糠をまいたり、油を流したりして、水面を穏やかにして見下ろし、水中への見通しをよくする工夫がされていた記録もある。 ※潜水漁業と資源管理 大喜多 古今書院 1989 潜水というと魏志倭人伝が出てくる、日本人は全身に入れ墨をして海によく潜る。潜っている人が多い。そんなことが書いてある。それは、中国の魏、というと三国志の曹操の時代に、中国の人が日本を探検に来た。まず、海から上陸するから、海で潜っているひとがたくさんいたのだろう。それは、潜水の歴史ではないから書かなかった。それに、日本人が中国人に馬鹿にされているようで好きになれない。しかし、どうしても魏志倭人伝が好きな監修者がいて書き加えられた。用語集としては、有名な話は書いておかなければならないという趣旨はよくわかる。 魏志倭人伝は別の項目にする。 魏志倭人伝 3世紀末(280-290年)の三国志の魏書、巻30には、日本人が潜りを得意とするという記述がある。 中国だった潜りを得意とする人は福建省あたりにはたくさんいたと思うのだが、そのことにはふれない。 縄文時代から、明治の初期まで、水中眼鏡が無かったわけだから、本当にどうしていたのだろう。目のお医者さんが調べてくれると良い。 脱線してしまったが、ここで書きたかったことは、ダイビングはスポーツかレジャーかという議論である。ここのところ、この問題にこだわり、ついに、以下のようなメールを会員に送った。 第7章 水中活動の章で、私たちは、分野を大きく①スポーツ、②サイエンス&リサーチ、③プロフェッショナルの三つにわけて考え展開し、書いてきました。 マンスリーセミナーのプロデューサーでもある吉田俊雄氏より、現在の日本のダイビング界では、①の分野についてほとんどのダイバーはレジャーととらえており、スポーツというとストイックなものと考えてしまい、また、スポーツの持つ、根性論、上意下達の雰囲気を嫌う人も少なくない。スポーツ中心の記述では、多くの人が違和感、を持ってしまうのではないかという問題提起がなされました。 スポーツを重視してきた理由 ①ダイビング事故の多くは、トレーニングを行わないことにあり、トレーニングイコール楽しいスポーツだとして、トレーニングを推奨してきた。 ②スクーバダイビングの基本トレーニングはスキンダイビングであり、スキンダイビングの基本トレーニングはスイミングであるとして活動を展開してきた。 ③スクーバダイビングがスポーツとして認められなければ、公共施設(プール)が使用できない。また大学などでの授業として取り入れられない、そして、マリンスポーツとして、水産高等学校、海洋高等学校の正課として取り入れられた。 ④スポーツという言葉から良い印象を受ける人は、スポーツをきらう人よりも多いと予測していた。 しかしながら、スクーバダイビングを好んで行っている人たちの80%は、ダイビングをレジャーとしてとらえていることも事実です。 そのなるべく多くの人たちをスポーツとしてのダイビングを行うようにすすめる方向でこの本も執筆されてきたのですが、このことに違和感を感じ、抵抗を感じるという人が多いつまり、④の予測がまちがいであるならば、考え直さなければならないと思います。 なお、PADIのホームページを見ると、「ダイビングは大きく分けてレクリェーションと職業ダイビングにわかれます」さらに「職業ダイビングは作業潜水と教育指導にわかれます。」スポーツという言葉は出てこない。 久保君からは、「アメリカでは、あのライフスタイルから推測すると、「スポーツ」だととらえているのではな いかと感じました。問題は自然と対峙せざるを得ない活動を、「きちんと」やろうとするのか、あるいは「ええかげん」でよしとするのか、だけなのではないで しょうか。日本の場合は、体育会的上意下達の空気を嫌い、「スポーツダイビング」に対峙した言葉として「レジャーダイビング」という言葉をマーケティング に使い始めた結果、それが成功して、現在のような定義の切り分けが起こっているように見受けられます。 という意見をもらった。そうか、アンチスポーツとして「レジャーダイビング」という言葉が使われて、成功した結果、レジャーダイビングがスポーツダイビングという言葉を駆逐したのか。 では、レジャーとは何なのだ。議論が循環状態になってきたが、もう一度レジャーについての意見が寄せられるのを待った。
by j-suga1
| 2011-08-25 09:23
| 日本水中科学協会
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