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2012年 06月 20日
一昨日だったか、インストラクターとはプロなのか、プロであるべきかということを、フェイスブックを書いては消してしまった。
それはそれとして、プロとはなにか、僕の考えでは、抽象的な概念と具体的な概念がある。抽象的には、そのことに命をかける、それをやめたら生きてはいけないなどということだ。これはスポーツ社会学で、筑波大学の佐伯教授の講義で聞いたことであり、なるほどと思ったが、一般には通用していない。具体的には、それで生活する、お金をもらう。利益を追求するということだ。これは社会全般に通用する。僕は、80歳まで、抽象的にも具体的にもプロのダイバーでありたいと願っている。みんなによく言う、お金にならなくては足の裏は濡らさない。残念ながらもらえるお金は年々少なくなるが、それでも最大限もらおうとする。一緒に潜りに行きませんかとよく誘われる。きっと割り勘だと思って誘っていただいているのだと思う。今は日本水中科学協会の営業の意味もあるから、割り勘でも、会員とは一緒に潜水することもある。しかし、それでは生活できないから、必ず何かの形で回収する。その論理で考えれば、プロのインストラクターとは、それで生活を立てているダイバーだ。もちろん、プロではないインストラクターもいる。海洋高校の教諭がダイビングのインストラクターになり、指導する。これは、微妙だけどプロではないだろう。自分の趣味でサークルをやっている人、これはプロではない。歴史的には、こういうクラブの形でスクーバダイビングがはじまったのだから、プロではないから指導してはいけないということはない。しかし、プロは自分のテリトリーを荒らされれば、良い気持ちはしないし、場合によっては潰れる。全日本潜水連盟がダイビングの道具を売るようになり、僕のダイビングショップであったU3は、看板を下ろさざるを得なくなった。やっていてもネット売りには勝てないから、器材の販売では生きて行けなかっただろうが。とにかく、給料が払えなくなった。 昨年のプライマリー研修会、東大の学生が多かった回 6500の模型で記念撮影 今日、東大の海洋調査探検部のY君からメールがきた。彼女はこの前お台場のクリーンアップで僕のバディをやってくれたワイルドな美人である。ワイルドなあまり、自分の美人を否定しているらしいけど。その彼女が音頭をとって、今度の23日の無料公開講座に探検部の主要メンバーが来てくれる。昨年が4人だから、やがて全員が来てくれることになるだろう。その彼女がPADIのインストラクターになりたいと言う。久保君が講師だから、頼めばと思ったらしい。だが、少し考えて、それはダメと結論した。僕たちは、彼女たち、及び同様な研究者、学生のダイビングを対象にして、ここまでVカードを立ち上げてきた。参加するためのCカードは、もちろんPADIでも全日本潜水連盟でも、NAUIでもなんでも良い。まず、Vカードをとってもらう。そして、上級生にはこの研修会に通ってもらって、Vカードのコーチになってもらう。その上でならば、PADIでもどこでも好きなところで、お金が間に合う範囲でインストラクターになっても良い。 PADIのプログラムは大変に魅力的だが、その良いところは、久保講師から吸収できる。全日本潜水連盟のコースディレクターたちが現在のコーチだから、その良いところも学べる。そして、既成指導団体のインストラクターになるよりも、これが東大のリサーチダイビングであり、サイエンス・ダイビングだというものを創り出してほしい。Cカードのインストラクターは、小久保教授が監督なのだから、彼を取り換えたら困る。もしかしたら、教授になったから、忙しくもなるし、もしも事故の場合の責任をとらせて、教授の地位に影響があったら困ると、周囲の人が心配したのかもしれない。彼は抽象的な意味ではプロのダイバーだから、博士コースの学生がVカードのコーチになって責任を分担してくれればいい。それが僕の夢でもある。なにしろ、探検部とは30年以上の付き合いで、最初のころの学生が何人か、教授になっている。安全で、そしてもしものことがあっても、責任の追及ができないような形でのもしもであるシステムをつくり上げることに全力を尽くそう。 彼女はその通りでした。自分のために頑張りますと言ってくれたが、秋までは忙しいから横須賀には来られない。なんだ、それでインストラクターになれると思ったのか、と聞いたが、彼ら、彼女のために冬もプールセッションを続けよう。来春には、誰かがコーチになるように。 話を脱線からもとにもどして、インストラクターとはいろいろな人がいるし、いろいろなパターンがある。その中で、プロは利益を追求しなければならない。利益追求が最高度に達成されるべく、プロのレクリェーショナル・ダイビングインストラクターを多数抱える団体は努力をしなければならない。その努力が成功したから、PADIがマーケットシェアをとった。ただ、どうも、インストラクターがレクリェーショナル・ダイビングの終末目標であるような現今の形は、どうかなとも思う。しかし、1万人のアマチュアインストラクターが、3人ずつのCカードを発行すれば、30000枚だし、3人ずつ指導するインストラクターも、多数指導するインストラクターと同じ保険料、会費を払うとすれば、指導団体としては悪くはない。どころか不景気を前にして最高かもしれない。ダイビングリゾートもその方向に流れている。しかし、そのインストラクターを目指すダイバーが自分のショップのお客であるとすれば、蛸が自分の足を食べているように見えなくはない。しかし、それでもあえて、という計算が成立しているとすれば、きっと計算していると思うが、外からとやかく言うことではない。しかし、自分の周りの人が巻き込まれないように守りたいとは思う。
by j-suga1
| 2012-06-20 23:21
| 日本水中科学協会
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