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2008年 12月 30日
12月30日
ようやく、今日、30日に年賀状を100枚書いた。事務所の大整理で、昨年もらった年賀状が全部まとめて紛失してしまった。きっと借り倉庫に行ってしまったのだ ろう。それで、やる気をなくしたけれど、毎年書いているのでストレスになっている。 今年からは、メールだけにしようと、これで両三年悩んでいて、できるだけメールにしているのだけれど、やはり正月は、年賀状が来ないと淋しい。だから、僕も、出 さなければとストレスになる。必ず年賀状を頂く人、アドレスを持っていない方を選んで100枚にした。数年前には1000枚に達していたので少しさびしいが、次第 にメールに移行しようと思っての結果である。 あと二つ寝ると、もうひとつ年齢が増える、あまりお目出たくないお正月が来る。せめて写真だけでもめでたくと、写真を選んだ。 10月の大瀬崎の富士山と、昨年のお正月、金谷からの富士山で、心をめでたくしたい。 昨29日、ささやかな忘年会を何時も応援してくれている、S さんと、小久保博士と新宿でやった。久しぶりの新宿は、とてもの混雑。世の中の不景気は関係ないよう な若者の街だが、新宿コマ劇場は終わりになった。やはりさびしい。そのコマの周りを回るようにして、お店に行ったのだが、こんなに沢山の店が潰れないで成り立って ゆくのかと心配になった。 この新宿界隈が、歯の抜けたようになったら、本当にどうなるのかと心配になる。 忘年会での話も、未曾有の不景気で、来年は大変だという話題。東大准教授の博士は、不景気に関係がないが、ダイビングはどうなるのだろう。 僕も少しは、気合を入れて、商売っ気をださなければいけない。 お正月になると、さすがに目出たくない話はできないので、このあたりで事故の話をしよう。 マリンダイビング 最近、ダイビング雑誌を見ていない。なんだか抵抗がある。 どうも違うとは、昔から思っているのだが、知っている人も多いから、時々は買う。買っても殆ど読まなくなってしまった。近くの図書館には「マリンダイビング」が 置いてある。あまり借りる人は無いらしく、何時でも新しい号が借りられる。時々借りるのだが、見ないで返してしまうことが多い。 たまには、読まないと、今ダイビング界で起こっている出来事から遅れてしまう。休みだからじっくり読もうと借りてきた。さすがに12月号は無くて、11月号、「 ダイバー必読潜水事故最新レポート」と言うのもあった。 ページを開くのに抵抗があり、他に借りてきた雑誌の方を先に見てしまう。船の雑誌「世界の艦船」と飛行機の雑誌「エアーワールド」だ。専門外のことの方が興味を 持てる。良くない傾向だろうか。 マリンダイビングにも一応、眼を通した。 「ダイバー必読潜水事故最新レポート」の他には読むべきものは無い。このレポートもDAN.JAPAN の事故報告の焼き直しであるが、DANの会報は、いつも眼を通している のに、記憶が無い。こちらで読むことにした。37の事故例が載っている。ノートにメモをとって読んだ。 1.60代男性 心不全で死亡 2.20代女性 喘息のため溺れ 生存 3.60代男性 空気が少なかったので安全停止をしなかったので、インストラクターに引き戻されて、パニックになり、溺れた。生存 僕はリサーチダイビングの時はほとんど安全停止などできない。別に異常はない。安全停止をして空気をなくして溺れるのは愚かなことだ。安全停止をしないからと言 って、空気の無くなりかけている人を水中に引き込むなんて、すごいインストラクターだ。安全停止の是非については、本の一章分ぐらい書ける。 4.30代男性 減圧症 生存 5.40代女性 過呼吸によって意識不明、過呼吸の既往症があった。 生存 6.40代女性 めまいにより意識不明 生存 7.20代女性 ストレスによる過呼吸、生存 8.50代女性 急浮上 生存 9.50代男性 急浮上により意識不明 死亡 10.50以上男性 浮上の途中で意識不明 死亡 11.30代女性 潮流が早くグループと別れて浮上、行方不明 死亡 12.30代女性 パニックにより溺れ CPRで意識を取り戻し 生存 13.50代男性 バディと離れて行方不明 死亡 14.60代男性 単独ダイビング 行方不明 死亡 15.20代女性 パニックにより溺れ 生存 16.40代男性 身障者 骨折 17.60代女性 講習中に溺れ 生存 18.40代男性 水面でレギュレーターとスノーケルの切り替えで溺れ、死亡 19.40代女性 パニック溺れ 生存 20、40代男性 はぐれて死亡 死亡した男性は、缶ビールを何本か飲んで水に入り、先行している仲間が、後ろを振り返ったら居なかった。陸に戻ったと思ったら戻っていなかった。昔ながらの典 型的なパターンである。 21.30代女性 パニックになり急浮上 生存 22.20代女性 講習でバディブリージングに失敗、溺れるが生存 23.30代男性 ウツボに噛まれる。 24.30代女性 フィンで蹴られ、マスクを外し急浮上、心配蘇生法を受けて生存 25.50代女性 マスクに水が入り、急浮上し、海面で波をかぶり溺水、入院 生存 26.60代女性 浮上中に脱力状態になり溺れ、入院 生存 27.40代男性 水面に急浮上、肺破裂により?死亡 28.20代女性 講習中 オクトパス呼吸に失敗、呼吸停止するが蘇生して生存 29.30代女性 タンクのバルブを閉めたまま水に入り、パニックになり 死亡 毎年一人ぐらい、タンクのバルブを閉めてあったための死亡事故が起こる。減圧表の勉強などしなくて良いから、まず、背中に手を廻してバルブをあける練習をすれば 良いのにと思う。 30.40代男性 胸苦しくなり、呼吸停止して死亡 31.40代男性 その日4回目の潜水で苦しくなって浮上し死亡、行政解剖で心疾患と判明 32.30代男性 急浮上して肺破裂、ショップのオーナーだったらしい。死亡 33.30代男性 海況が悪く、仲間は引き返したが、戻ってこないので捜索 死亡 34.40代男性 息苦しくなり浮上、その後意識が無くなり 死亡 残圧が5キロだったので、エア切れと推察などと書いてあった。残圧が5キロあれば、水深3mならば、2分は潜れる。エア切れではない。 35.20代女性 ウエイト不足で態勢を崩し、パニックになり溺れ、入院し、生存 36、30代男性 講習中 疲れている様子 死亡 死因は不明 37.20代男性 ビールを飲んで水深40mに潜水、減圧症と空気塞栓で死亡 並べて見ると、事故のパターンも、記事と同様にこの10年ほど変わらない。病気か下手くそが原因で事故を起こしている。ビールを飲んでいる事故が2件、これは以 前の報告ではあまり見なかった。以前は報告されなかったが酒を飲んでの事故もままあったのだろう。これを思い上がりと見れば、常々言っているのだが、ダイビング事 故は、下手くそ、病気、思い上がり、原因不明のどれかで起こるというパターンは変わらない。 愚かだと思うけれど、自分が現場についているインストラクターだったら、こんな事故は起こさないとは言えない。病気も防げないし、パニックによる急浮上も防ぎに くい。潜水前にビールは飲ませないだろうし、プールのトレーニングで水中脱着ができるようにならなければ、海には連れてゆかないが、それでも上手の手から水が漏る ことはある。 それに、いつの日か、とんでもなく愚かなことをやってしまうことがありそうだといつも恐れている。 新しい年には、心を引き締めて、思いあがらないようにしよう。 、 まあ、いろいろ考えさせてくれたから、この記事は良かった。 これだけと言うのも淋しいが、それでもこれで良いのだと思う。マリンダイビングは、売れるパターン、広告の入りやすいパターンを押さえてある。僕とは逆に、一般 の人は、事故の記事など読まない。ツアーの記事をよく見るはずだ。 何時も思う。僕が良いと思うようになったら、その雑誌は売れなくなる。僕が買っても良いなと思い始めたら、ダイビングワールドは休刊してしまった。
by j-suga1
| 2008-12-30 18:27
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