1月元旦に初もぐりをしたのだが、18日がオフィシャルな初もぐりということで、仲間を誘ったが、抜けられない人ばかり、吉沢さん、綿貫さん、広瀬さん、自分も入れて4人になってしまった。
寒いから仕方がないか。
水温は、13度で、まずまずだったけれど、波があり、ボートの上ではしぶきをかぶるし、結構寒かった。
波佐間もお客は僕たちを除くと、あと一人、常連の人と、そして、尾崎君だ。尾崎君と初めて会ったのは、僕が25歳ごろ、彼はたぶんまだ10代だったと思う。このごろ、誰にあっても長い付き合いの思い出ばなしになってしまう。やめておこう。ウエットスーツ屋さんから始まって、ウナギの養殖やさん。そして今は、NHKの水中ドキュメンタリーを制作撮影している。素晴らしい生態撮影で、ウエットスーツ屋さんのころは、彼にこんな才能があるとは、思ってもみなかった。僕がもう、水中撮影の生態ドキュメンタリーを撮らなくなってしまっているのが、ちょっとくやしい。が、とにかく僕も元気で潜っている。よしとしなければいけない。
波佐間の水中神社のある高根は、ウミトサカのポリプがみんな開いていて、透視度も15mはあったので、とてもきれいだった。キャノンでバチバチ適当に撮ったのだが、戻って来てから、コンピューターに取り込んで見ると、何枚かがシャッターブレだ。光のまわり方も甘い。やはり、きれいに撮るには、ストロボは二灯必要なのだろうか。ニコノスで、ストロボを二灯焚いて撮った時代の方が、トサカはきれいに撮れた。それに、やはり、バディとみんなの位置を確認しながら、行きがけ片手間的に撮ったらだめなのだ。考えた写真になっていない。やはり、撮影は一人でなければ、できないのか?今、バディシステムのことを考え、書いているところだ。
いまさら、魚のスナップを撮って何になるのだと思ってしまったりするが、このハタはたくさんいて、あまり逃げない。近くで、コブダイに餌をやっているので、ハタも相伴にあずかり、逃げなくなっているのだろうか。
オオモンハタ
ニジギンポ
二回目の潜水は、ドリーム魚礁と呼ばれているダイバー鑑賞用の魚礁に潜る。
ここもウミトサカを中心にするソフトコーラルがきれいなのだが、フイルムの時代にはもっときれいに撮っている。何かが足りない。もう少しデジタルを研究しなければいけない。
コブダイにサザエを砕いてやっている。
この大きなコブダイとは久しぶりだ。
寒かったけれど、やはり海は良い。昨夜から少し風邪気味で、朝起きるのがつらかったけれど、すっかり治ってしまった。
冬の海は寒くて当たり前だ。
波佐間では、暖かいうどんを食べさせてもらった。寒い時に潜って、暖かいものを食べるのは最高だ。