ビデオをコンピューターに取り込んで見たら、トゲアメフラシは、一面にいたわけではなかった。多いところでは、1㎡に1個体だったが、全体がそんなに多かったわけではない。それにしても多かった。少し泳ぐと、集まっているようにいる。そういえば、アメフラシも、沢山居る時には沢山いる。
そんなことで、ビデオ画像から、スチルにした、トゲアメフラシ。
午後は、船の科学館のポンド、青海北埠頭公園のポンツーンから潜水した。前回、11月に引き続き、ここにも何も居なかった。イッカククモガニも居ない。岩壁のコンクリート壁面には、ショウジョウケノリが増えていた。
これまで気がつかなかったのだろうか、海綿の類が増えている。種類はわからない。採集の準備をしていなかった。次回には採集しよう。
ヒメホウキムシ、接写するときれいなのだが、次回には準備してこよう。
宿題ばかりがでた。
視界が利かない、ここでは、一人一人が、ブイを曳航して泳ぐ。バディがはぐれても、水深が浅く、いちばん深いところでも6m、浮上してブイをたどれば、合流できる。それぞれ、ブイに工夫しようと提案した。提案者の僕は、まだ普通のブイを曳いている。これも宿題。
尾島さん一家は、人形のブイを曳いている。
潜水が終了してから、ホンビノス貝のバーベキューをやった。
お台場のホンビノスは、黒い。これは海底の底質と関係があるのだろうか。先日金谷のフェリー乗り場の売店で見たホンビノスは白く、シロハマグリなどと呼ばれているようだ。味は、蛤よりは少し落ちる程度。でも、蛤が手に入りにくい今、焼き蛤の味がする。
ホンビノスはとれるけれど、お台場の生物はぐんと減った。季節変化もあるのだが、とにかく印象として減っている。これまでのデーターを調べ直して整理してみよう。そうすれば、減ったことが数字でつかめる。と思うのだが、時間がない。潜ることは楽しいから、お金をもらわなくてもやるけれど、データ整理は、ギャラが無いと、手に付かない。