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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2009年 02月 10日
2月10日
浦安海豚倶楽部の練習日、今日は、快晴で風も穏やか、少し春めいてきたような気がする。 そこで、また50年前の話にもどる。 僕は、水産大学二年生になり、白井祥平先輩と出会い、奄美大島に連れて行ってもらえることになった。白井先輩の著書は多数過ぎて挙げられないが、今、自分の部屋の書棚で、手の届くところにあるのは、「貝 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ 法政大学出版局」で、とにかく面白い。もちろん貝のことは博物学的にくわしく書かれているが、それだけでは飽きてしまって、3巻も読了できない。しかし、脱線また脱線の脱線の部分が面白いので、全部読んでしまう。 現在は千葉県大網に、南太平洋の探検で集めたコレクションの展示館を持ち、展示は公開していないけれど、相変わらずタフな執筆で、魚や海の生物の世界の名前辞典を作っている。それも終わって、瓢箪のことを調べているそうで、調べるために大英博物館まで行ってきたという。瓢箪を調べに大英博物館に行く、なんだかよくわからない。先輩は、若干スピリチュアルなところがあり、自分は黄金の竜の化身であるそうだ。 大網では、なにか、つぶれた工場と経営者の自宅が近接している建物を買い、リフォームしたもので、工場の部分は、長年集めたコレクションの展示になっている。昔は、石垣島に住まっていて、博物館展示になっていたのだが、大網に来られてからは、展示はされているが、見物に来る人もない。一般の人が見物に来ても、きっと断るだろうから、ちょっともったいない。 その昔は、南海の博物展のタイトルでデバートなどの夏の特別展示に使っていた。 貝のコレクション 白井先輩は、1956年当時、水産大学専攻科一年(現在の大学院生に相当)で、すでに探検家であった。日常の些細な事でもすべて記録している。身体は小さいけれど、そして、やさしい顔だけど、恐ろしくタフである。道端の草でも昆虫でも、海の中の海藻でも魚でも貝類でも、なんでも学名をそらんじている。そして、後輩にやさしく、辛抱強い。困ったことがあっても何か解決策を見つけてくる。そうか、竜だったのかと今納得ができる。竜ならば、専攻科の生徒(今ならば大学院)でも、お金は必要なだけ、湧き出してくる。僕も自分が竜だと思い込めたら幸せなのだが。 僕も脱線して、白井探検隊長と行く、奄美大島探検記にしてしまおう。僕はこの探検で、はじめてスクーバで、アクアラングで潜った。 まず、夜行寝台で、東京駅を出発した。宵の口の20時ごろ、東京を離れる列車の窓から、見えるネオンサインが眼にしみた。しばらくは東京のネオンも見られないなと思った。 鹿児島には、翌日の朝、9時ごろに着いた。その日は鹿児島泊まりで、天文館通りで、白熊を食べた。この話は、少し前のブログに書いた。そして、翌日の午前10時ごろ、照国海運の連絡船で鹿児島港を出る。 1953年奄美群島日本復帰(奄美群島返還日米協定調印)した 1956年の奄美大島は、敗戦以来、沖縄と同様に米国の占領下にあって、ようやく返還されたばかりだった。 奄美大島本島の名瀬には、次の日に着き、一泊して、朝、バスで古仁屋に向かう。古仁屋行きのバスは、一日に一本、本島を縦断して、バスがようやく通れるくねった山道を走る。どのくらいの時間バスに乗っていたのか、記憶に無い。奄美大島本島と加計呂麻島の間の大島海峡は、帝国海軍の錨地だったのだが、帝国海軍の提督が、この山道を車で走り、戦争よりも恐ろしいと言ったそうだ。 ようやく古仁屋に着き、ここから先は、海上交通、小さな連絡船で先に進むのだが、僕たちには小さな舟が待っていてくれた。目的地「油井」の青年団の団長さんが出迎えに来てくれていた。探検だから、荷物は沢山ある。ある程度は前もって送りつけているが、それでも多い。小舟にようやく載せて、およそ40分走る。東京を出て、4日目に目的地の油井に着いた。静かな海辺の部落である。 油井の前に浮かぶ小島、油井小島で行われている真珠養殖場から依頼されて、白井さんは採苗の研究をしている。 写真と言うものは、すごいものだと思う。その時に撮った写真があるから、50年余、半世紀後の今、思い起こしながら、書くことができる。 到着した油井で、荷物を解き、落ち着いたら、部落の人たちが歓迎に集まってくれた。僕たちの寝泊りする部屋でちょっとした酒盛りをやった。 電気は良く停電するので、ランプがある。柱時計が面白い。 僕たちはこの部屋に寝た。 布団ではなくて、茣蓙(ゴザ)を敷き、茣蓙を掛けて寝る。
by j-suga1
| 2009-02-10 16:13
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