桜が満開である。
大横川はすっかり花見の名所になり、和船を漕ぎ出して、川面から桜をみせている。これは、4月5日の日曜日だ。
4月7日は辰巳のプール、辰巳公園も桜の名所で、土日には屋台が並んでにぎやかだ。去年は、日曜日にでかけて、エスニックの屋台でタイラーメンを食べた。
今年もとおもっていたのだが、7日のウィークディには、屋台は影もない。そのかわり、いくつものグループが、シートを敷いて、これから夜桜の下で、のんびりと騒ぐのだろう。
僕も、ベンチに座って、コンビニでかったフランクフルトと納豆巻きで、のんびりとお花見をした。
桜といえば、こんな歌がある。小学校(そのころは国民学校だったけれど)低学年のころに、兵隊さんに教えてもらった。年齢がわかってしまうが。国民学校3年生の時、日本は戦争に負けた。
「万朶(ばんだ)の桜は襟の色、花は吉野に嵐吹く、大和男子と生まれなば、散兵戦の花と散れ。」
歩兵の歌だ。帝国陸軍の兵士は、襟の部分、襟章の色分けで兵科を表していた。歩兵は桜の色で、最後の突撃で、桜のように散るという考え方の歌だ。戦争は嫌いだけれど、敵が銃弾を雨あられと撃って来る中をよくも生身の身体で突撃ができたものだ。
今でも、つらい時、勇気が必要な時、散兵戦の突撃を思い勇気を振り絞る。男は泣いたり、愚痴を言ったりしてはいけない。散兵戦だ。と思いながら、やはり泣いたり愚痴を言ったりしてしまう。
とにかく、平和でお花見ができる日本は良い。
それから、辰巳のプールで練習会。
こちらは相変わらずで楽しい。気持ちよく、イルカのように泳ぐダイバーを見ているとお花見とおなじくらい景色が良い。僕もまだまだ、ふかさ5mで25mは楽にもぐれるので、見張りをしながら写真を撮ったりする。
実は、7日の午前中は浦安の海豚倶楽部の練習会午前と夜と潜って泳いだ。少し疲れたけれど、泳いで居ればつらくはない。