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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2009年 06月 12日
せっかく中田誠先生の著書を紹介したからもう少し使わせてもらおう。
事故にならずにすんだ「出来事」という章で、自分で危なかったなあ、という体験をした人からアンケートをとっている。 36例あげているが、全部というわけではないが、共通して言えることは、スキンダイビングをやらない人、やらなかった人が多く、ほとんど全員がガイドとかインストラクターに頼っている。 僕としては、こういう人たちはあまり難しい海には行かない方が良いのではないかと思う。 中にはものすごいのがあった。ガイドとじゃれあってバルブを閉められたというのがある。 そして、水深8mから緊急浮上したと書いてある。 こういうところが中田さんの本の面白いところなのだが、下手をすれば殺人罪だ。日本ではじめてのダイビング事故で殺人罪で書類送検なんてことになる。 事故の原因はショップの教えぶりで、あんまり教えすぎると自立して勝手に潜りに行っちゃうのでショップの経営には望ましくないことですから。という意見もあった。 中田さんの解決方法は、いかにして信頼できるショップを選ぶか、信頼できるインストラクターを探すかである。 そのあたりが僕と意見がちがうところで、パウイの中村さんのように、強いインストラクターでも、インストラクターなど頼りにならないと書いていながら、頼りになるショップ、インストラクターを探す。 僕の意見は、もう、インストラクターもショップもガイドも、自分の命については頼りにならない。どんなに優れていてもダメである。 割り切らなくてはいけない。自立した上で、協力しあって楽しい、グループを見つける。ショップを見つける。インストラクターやガイドダイバーと付き合う。 自分は自立しているから、ショップやインストラクターに費用をとられるのは嫌だ土いうならば、一人で出かければ良い。それが、どれほど危険なものか学習できるはずである。 僕の周辺は、僕を守ってくれるお客ばかりだから、僕も安全、みんなも安全だと思っている。高齢である僕をフィジカルに守るのが嫌ならば、どうぞ他所に行って欲しい。スクーバダイビングはメンタルな活動だと思っている。僕はメンタルな面で皆を守る。 望ましいインストラクター編で中田さんは、「男性であろうと女性であろうと、講習を行うインストラクターは、フルに器材を装備した事故者を浜まで曳航して引きづり上げるだけの体力が必要です。」と書いている。 今の僕は当然失格だし、女性インストラクターのほとんどは失格する。昔、僕もそのように考えていたことがあって、1967年発足の日本潜水会は、1973年に全日本潜水連盟になるまで、女性はアシスタントどまりだった。 女性インストラクターの1号は、女優の応蘭芳で、彼女は大奥女優だったけれど、そのころのPADYのインストラクター講習で、伊豆海洋公園の岸でファイアマンキャリーで事故者を引きづり上げた。今一歩で脳天逆落としになるから、担いで上げるのはやめたほうが良いけれど。 僕は、女性であろうと男性であろうと、泳ぐ早さが必要だろうと400mを7分以内という基準を作ったが、65歳で、7分が切れなくなった。インストラクターをやめたくないから、アシスタントにその基準を適用して、こちらもバディで指導している。 インストラクターは、必ずバディで、という基準を設けた方が良いのではないかと思う。 中田さんは、「あなたが講習中やファンダイビングの時に事故に遭ったら誰があなたを助けてくれるのですか」と書いている。助けてくれそうなインストラクターを選べということなのか、誰も助けてくれないという答えなのかちょっとわかりずらい。 誰も助けてはくれないのだ。 ついでに書いておくけれど、ゴリラのようなインストラクターでも、もしも4人のグループを引率して、事故になったら、助けてくれるのは一名様だけだ。その一名様は、先着順なのか、そのショップでフルセットを買ってくれた人なのか。どちらだろう。 良心的なインストラクターならば、先着順、商売熱心なインストラクターならば、購入したお客様、いずれにせよ、2番目以降は、もうダメだ。全日本潜水連盟で40年近い歴史で、賠償責任保険を適用した死亡事故が2件あったが、そのどちらも、先着一名様を救助して、二番目以降のメンバーの事故だった。
by j-suga1
| 2009-06-12 14:36
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