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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2009年 08月 09日
外房 白浜の海水浴場 曜日の感覚だけでなく、季節の感覚も鈍くなっている。8月の第一日曜が日本人が海水浴に行く日、と記憶していたのだが、8月の第一は、2日、僕たちはスノーケリング遠足で館山に行き、雨にも降られたが、それほど混雑も無く、楽しく遊んできた。 8月9日の日曜日、実は、8月の6日から13日までが、日本人が海水浴に行く日なのだろう。その真ん中の日曜日が9日だ。8日の土曜日と9日の日曜が、日本人が一泊で海に行く日なのだ。その8日に調査のスケジュールを組んでしまった。当然、止まる民宿、宿などありえようが無い。でも何とかなるだろうとは思ってでかけた。 8時半に到着した館山湾は、まだほとんど浜に海水浴客はでていない。それに、海の家という海岸施設が、目に入らないで通り過ぎてしまった。 8月4日から、八丈島に行く予定だった。ゴールデンウィークに空振りしたエビ礁を見に行こうと思ったのだ。8月2日に72時間後の海況を見ると、八丈島周辺は真っ赤になっている。波高4.5m以上である。世界の波情報を見た。もちろん、これも悪い予報になっている。台風は、フィリッピンの横にあって、熱帯性低気圧から、台風になろうとしている形だ。 夏の八丈島と言うと、僕の頭の中は台風と高波が浮かぶ。ずいぶん昔だが、台風に直撃されて、一週間八丈に閉じ込められた経験がある。東京にもどる決断の遅れが、一週間の 閉じ込められの原因だった。中止を決断したが、その後のメールでは、潜れた可能性もあるような知らせを受けた。どうも今年は中止の決断が早すぎる傾向がある。 どこにも海に行かないと、中止に決めたことをくよくよするので、大瀬崎に行った。 館山湾は、凪、洲崎を廻って、外房に出ても波は無い。白浜を過ぎて目的地に近づくとうねりが岩を噛んでいる。台風は、中国に向かってそれたのだが、うねりは台風のうねりだ。とてももぐれそうも無いかと思った。 しかし、目的地点は、防波堤の内側の海域だ。そして、うねりも直接には当たっていないようだ。 船をだしてもらい、400mの調査ラインを引いた。ラインの岸側の基点は、うねりが巻いていて、海は砂の色をしている。ラインの端に浮かべてある、ブイをつかんで、ロープを手繰り、潜った。片手に小型のビデオカメラを持ち、ラインに沿って状況を撮影するつもりだ。 うねりに翻弄されて、電気洗濯機の中に入ったようなものだ。右手のカメラを手放したら、永久にさようならだ。左手のブイロープは、3mmのトワインで細い。身体が回転して、ロープが巻きついた。潜った瞬間から遭難状態だ。あわてずに解きほぐすしかない。 足の方に廻ったロープがフィンのバックルに引っかかったみたいだ。ここでフィンが脱げても、これもさようならになる。 電気洗濯機の中に潜ったみたい。 今、バディシステムのことを書いているが、こんな状態でバディだったら、助けてくれると思うかもしれないが逆である。二人で絡み付いてしまう可能性の方が大きいのだ。うねりが無ければ、バディが簡単に外してくれるだろう。透視度がもう少し、たとえば、2mぐらいあれば、バディもなんとか助けられる。 バディシステムを絶対的なルールとするマニュアルを書きながら、自分はソロで仕事をしている。この二律背反をどのように解決するか。自己責任以外には解決はない。 そんなことを考えながら、落ち着いてロープを解き、1分ほどで、ラインを手繰りながら撮影を始めた。透視度、1m以下では、何も見えない。撮影する意味は?? 意味はあるのだ。底うねりでどのくらい濁るのか、撮っておかなくてはいけない。 スチルではどうにもならないが、ビデオは、こんな時の撮影では、状況を伝えることができる。 遠い洋上に台風がある、それも台湾から中国に向かっているような遠い台風のために、海の底がこんなにうねるとは、信じられない。台風ではなくて、やはり八丈島付近の高波の影響の底うねりだろうか。それならば、やはり、八丈中止は正解だったのか。 昔の潜り手は、台風が来る、十日前ぐらいに底うねりが来ると言っている。衛星天気図もなく、ネットで世界の波状況などわからない時代のことだ。 100mほど、濁りの中を格闘するようにして撮影し、浮上して、ラインの逆側、沖の400m点から、潜った。ここでも、水面近くは海の色は青く、8mぐらいは見えたが、海底近くでは、同じように透視度1mだ。 今日はもう潜水はあきらめよう。 午後、海洋観測に出る。塩分濃度、PH 水温を測定する。 岸近く、午前中にロープと格闘したあたりは、水がきれいになっている。ほんの4時間ほどで、こんなにも変わるのだろうか。とにかく、潜ることにした。底うねりは相変わらずで、ジェットコースターに乗って、前後に振られている感じだが、水が見えればなんとかなる。水がきれいだったのは、岸近くだけで、80mも進むと午前中と変わらない状態になった。 午後、きれいに見えた部分 岸から、ここまで、100mほどの幅の岸に沿った帯状の地域が海女・海士が漁をする海域である。これまで、岸に近く、波が打ち寄せるところが水が濁っていて、沖に出ればきれいになると思っていたのだが、そうとは限らない。ここでは、岸近くが透明度が良いのだ。 調査を一日で切り上げて、戻る事にした。ここ白浜あたりの砂浜の方が、海水浴客が多いように見える。海の家も賑わっている。 8日は、館山湾の花火大会で、車が館山市に押し寄せてきている。8日、9日が今年の夏のハイライトなのだろう。 僕たちは車の流れに逆行して、東京にもどった。
by j-suga1
| 2009-08-09 14:04
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