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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2009年 09月 04日
ニャチャン発1105
ホーチミン着1200頃 成田への飛行機は、午前0時だから、およそ12時間、ホーチミンで遊べる。ということは、12時間歩くということだ。「地球の歩き方」を片手に歩く。それが、研究者、カメラマンという人種だ。僕はカメラマンだから、歩くのを厭ってはいないが、途中、食事の時だけ座ることができる。 タクシーは高いから、バスで市街中心へ、大きな都市だから、食事をするところを探すのがまずたいへん。ガイドブックたよりにPHOならここ、という店に向かう。都心のマーケットプレースのすぐ角、専門店で、クリントン大統領が来店した写真がある。フォー2000というチェーンの簡略な店だが。ここに到着するまでがかなり大変だった。僕が、戦争証跡博物館に行きたいと言いだしたものだから、市場が先か、博物館が先かということになった。うろうろしているうちに、先ず食事となった。 フォーはおいしかったけれど、ベトナムで最初に食べた国内航空内の売店のフォーが、一番おいしかったように思う。 それから、ペンタインマーケットの中に入る。広いマーケットだが、入ったところが、Tシャツ売り場、通路が狭い。客引きのお姉さんの攻撃がすごく、ほとんど命がけ状態で脱出。 買い物を1時間半くらい。歩いて戦争証跡博物館に向かう。中尾先生、堀教授、平山助教授はとにかくよく歩く。もちろん学生は歩く。 僕にとっては、水中を泳ぐよりも疲れるが、歩くことは良いことだ。 博物館の前庭には、米軍飛行機、戦車が置かれている。このようなすごい武器を駆使する米軍に勝ったのだ。ベトナムは降参しない。という、勝利アッピールの博物館だと思っていたのだが違う。まず、いかにアメリカ軍隊が残虐だったかの写真が続く。館内の展示のほとんどが写真だ。。沢田教一の有名な写真もかざってある。枯葉剤を撒いて、奇形児が産まれた写真もある。勝つためには、アメリカは、原爆も落とす。東京も焼き払う。枯葉剤も撒く。ベトナム戦争が終わってから生まれたアメリカの若者も博物館に来ている。 サイゴン川のほとり、元の来襲を撃退したベトナムの武人チャン・フンダオの像まで、今度はタクシーで。川のほとりの休み場に行くには、道路を一本渡らなくてはならない。横断歩道のようなものはあるが、信号はない。バイクが群れて通過している。堀教授は、ベトナムは二回目、少しノウハウがあり、すたすたとわたる。こっちは大変だ。なるべくバイクの少なそうな隙を見て急ぎ足で渡ろうとする。これがいけない。危なかった。 濁った水が流れているのだが、川面を見ると気持ちが落ち着く。ベトナムコーヒーを飲んだ。この金属製のコーヒーメーカーが気に入って、ニャチャンの市場で150円で買った。40円ぐらいで買えるものらしい。事務所で使ってみたらおいしい。しばらくこれでコーヒーを飲もう。 ベトナムコーヒー越しにサイゴン川のフェリーが見える。 僕の事務所に来たコーヒーメーカー 道をわたる極意がようやく見えかけて来た。なるべくバイクが少ない隙をねらうのはもちろんだが、とだえることはあり得ない。とにかく、ぶらぶらと道をわたる。向こうがよけてくれる。よけてくれなければ、戦争と同じだ、地雷を踏んだらさようなら、となる。が、なるべく、団体で渡る。みんなで渡れば怖くない。そうして、今度は難なく渡った。 この付近がドンコイ通りとかで、やや高級な、と言っても安い、細工品やアクセサリー、衣類が買える。また歩く。買いものだからこれも大変、僕はほとんど買うものがない。つきあって歩く。折りたたみ式の椅子がほしくなるくらいの時間歩いて、夕食になった。 わりあい有名な店らしい雰囲気で、ベトナム琴の演奏などがあったが、飛行機の時間が迫っている10時には空港に行きたい。 飛行場では、飛行機が小さくなったとかでオーバーブッキングがあり、大変だったが、なんとか成田に戻ってきた。
by j-suga1
| 2009-09-04 14:20
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