11月22日(日曜日)
辰巳の練習会、これまで、(日曜日)が取れたことがない。午後3時から5時、これも初めての時間帯だ。やはり来てくれる人数は少ない。日曜日はそれぞれの予定があるのだろう。
どるふぃんは、62年の autumn どういう考えで表紙の写真をえらんでいるのか不明。
「スクーバ潜水安全管理についての一考察」菅原久一さんが書いている。昔も今も安全管理についての問題点は変わらない。「スクーバダイバーは、聾唖である」僕は今、水中で声を出して、しゃべる。しゃべると言っても、「OK」とか言うとうなり声になるだけだが、それでも通じる。水中では聾唖の人の方が、有利ということだ。僕の練習会にも来てくれる人が少なくないが、水中ではべんりにしゃべっているようだ。
その他、事故に関連する記事がいくつか。
「偽 マルコポーロの南方見聞記」田辺一家が、式根島をたずねたレポートだ。今月末には、式根島に行くので、今の様子と比べてみよう。
小さい記事だが「漁民とダイバー問題拡大す。」
「真鶴の町長が立って、激しくダイバーを攻撃しました。アクアラングは禁止してしまえ、と」 協会の佐藤副会長が立って、「お言葉を返すようだが、時代の流れにさからって、ただ禁止するばかりでは、かえって、みんな隠れて悪いことをやるようになるだろう。」と述べ、協会の内容、性格その活動を説明しました。」佐藤副会長は、佐藤賢俊さん、マスク式の開発者で、後に勲章をもらったが、禁止するとみんな隠れて悪いことをするとは、反論の論旨になっていない。この程度のことしか、ダイバーは反論できない。それでも、漁業者の側は、協会を仲介者として、認めようと話し合いをするのだが、こんなことでは、解決できない。以後、ますます、禁止の動きが強くなる。
会員の頁で、一つの提案と題して、宮澤徹二という会員が。「海岸、乃至は海辺の岩礁地帯での、アクアラング潜水によるスピアフィッシング及びアクアラング潜水による研究目的以外の貝類採集の厳禁」と述べ、さらに水中写真の奨励が述べられている。副会長よりも会員の方がまともな論を展開している。宮沢さんは、関西の人だ。
時代の流れに逆らっているのは、協会の方だったのだ。まだ、そのことは、だれもわかっていない。僕もわかっていなくて、スピアフィッシングを熱心にやっていた。