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2009年 11月 24日
11月24日(火曜日)
単なるカットです。トレーニングは楽しい。 現在書いているマニュアルと基準のことを少し。 「ダイビングは海事である。(海事とは、海で行う仕事)海事の成否の80%は運用、オペレーションで決まると言われている。死亡事故も、減圧症の発生も、事故は運用の失敗の結果である。運用とは基準とマニュアルの運用に他ならない。 スクーバを使って活動するダイバーが危険を回避して目標を効率よく達成するためには、基準とマニュアルが必須である。 そして、事故を防ぐとともに、安全に責任を持つ指導者を守るのは、基準とマニュアルである。 現在、C-カードとそれに引く続くステップアップについて、ビジネスとして、講習を行っている認定団体は、立派なトレーニングプログラムと認定基準を持っている。しかし、講習を修了したダイバーがインストラクターから離れて活動する場合の方策については定めていない。認定団体とは、インストラクターの集合であり、インストラクターから離れて活動する状況までの責任は負い得ない。 科学調査を行う研究者、研究所に所属する調査員、プロのリサーチダイバー、水中カメラマンなどについては、何の基準もマニュアルも無い。インストラクターを離れて自分の能力と判断で活動するダイバーの基準もマニュアルもない。」 これが書き出しなである。 基準とマニュアルがないといったが、ダイバーは、誰でも、自分の基準とマニュアルを頭の中に持っている。 何をしようとするのか、そのためにはどんな準備をするのか、誰と、その誰かの能力はどうだろうか。どんな手順で、どんな風に潜るのか、危急の際はどうしたらよいのか。その危険はどんな危険で、どうやって脱出するのか、果たして脱出できるのか。何も考えずに潜っているダイバーは、長生きできない。エキスパートは、それぞれ、自分で考えている。しかし、それを文書化してはいない。めんどうだからだ。そんなことはやっていられない。かく言う僕も、2004年までは、マニュアルの文書化どころかログさえ満足につけなかった。エクセルで、ログを付け始めて、便利であり、無くてならないものになった。ログは一覧になっていなければ、使えない。ダイビング認定団体の売り出しているログでは、記録としては良いが、一覧できないから、何月何日にどこで潜り、何をしたのか、そのときの水温は、水深、潜水時間を調べるためには、ページを繰らなければならない。 それぞれのエキスパートダイバーが頭の中に持っている基準とマニュアルは、経験と言い直すこともできる。誰かの頭の中にだけある経験は、他の誰かが知ることもできないし、利用することもできない。文書化して、はじめて他のダイバーの役に立つ。 文書化してもらうためには、フォーマットが必要である。共通のできるだけシンプルなフォーマットが無ければ、文書化しても、使いづらい。頭を絞っている。 文書化しないでも、これまで何の問題もなくダイビングを続け、仕事がしてこられたのは、長年一緒に潜ってきた仲間だからだ。文書化しなくても以心伝心でやれる。しかし、その中に気心の知れないダイバーが入ってきたら、どうだろう。実力の知れない、もしかしたら下手で危ないダイバーが入ってくるかもしれない。薄氷を踏んできたのだと思う。 文書化したマニュアルで、相互に活動内容がわかれば、危険なダイビング、無理なダイビングでない限り、安全は確保される。 プロのダイバーももちろん面倒なルール、基準に縛られるのを嫌う。プロのダイバーだけでなく、研究者でも、エキスパートダイバーは、基準などという面倒なものに縛られることを嫌う傾向がある。しかし、そのエキスパートの中に入り込んだ、初心者、もしくは初心者同然のダイバーは、文書化された基準とマニュアルが無いために、危ない思いをする。 危ない修羅場をくぐったからこそ、ダイビングは上達するとも言える。私たちの通ってきた道である。私たちは、運良く生きながらえた。運だけではなく、若かったころは、素潜り能力の高さで切り抜けた。年老いてからは、経験で切り抜けた。しかし、間違いで危機一髪も何度か、その危機一髪も基準とマニュアルが自分なりに文書化されていたら、無かったのではないかと思う。僕は、運良く切り抜けたが、運悪く命を落とした若者も少なくない。 エキスパートであればあるほど、自分のスタイル、自分の基準とマニュアルでもぐりたい。文書化されていなければ、一緒に潜るダイバーを危険にさらすかも知れない。 それが文書化されているならば、その基準とマニュアルを生かすことができる。また別のダイバーの基準、マニュアルと照らし合わせ、ディスカッションすし、相互に安全性を向上させることもできる。 そんなコンセプトで、せっせと書いているけれど、書きながら思う。こんなものを守ってくれるダイバーがいったいいるのだろうか。これまで、無しでやってきた。よほどのことが無い限り、使ってくれないのではないか。 しかし、仲間を集めて始めてしまった。今更後には引けない。僕の50年のダイビングライフのすべてを基準とマニュアルという形でまとめよう。まとめるにはこの方法しかない。 しかし、僕はすべてのダイバーと同じように、地球は自分を中心に回っているとおもっている。基準をつくりマニュアルを形づくっても、独りよがりにすぎないかもしれない。 僕の人脈の中で、最高の人たちを監修者、共同制作者として、お願いしよう。僕のつくる基準とマニュアルは、たたき台にすぎない。あまり人数が多くては、先にすすめない。目下のところ、3名の超有力な人を集めることができた。それを20人程度の人にみてもらおう。
by j-suga1
| 2009-11-24 14:20
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