須賀次郎のURL
辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2009年 11月 25日
11月26日 (水曜日)
海に出られず、うじうじしている。 28日からは、出掛ける予定になっているが、今年は本当についていない海況だから、心配ではある。 どるふぃん 6・4 1963年 Spring 「水中写真あれこれ」伊藤則美さんにインタビューしている。写真をみても格好の良い人だったとわかる。 「本格ケース」 ローライマリンとキャノンマリン、ニコンマリンが紹介されている。 ローライマリンは、アクアラングを作ったクストーと海底探検、海底映画撮影では双璧だったハンス・ハース(Hans Hass)がプロデュースした。ハンス・ハースは、オーストリア人で、第二次大戦ではドイツの側だ。ローライもドイツのカメラメーカーで、6x6のブローニーカメラでは、世界一だった。 ジャック・イヴ・クストーが、オープンサーキットのアクアラングを作ったのに対して、ハンス・ハースは、閉鎖循環式の純酸素を使用するリブリーザーを作った。これも、ドイツの呼吸器メーカーとして世界で名を馳せているドレーガー社の製作である。写真で見るように、軽量で、水深10m以内ならば、2時間でも潜れる。が純酸素を呼吸するので、10m以上は潜れず、間違うと酸素中毒になる。ハンス・ハースも自分のチームで、犠牲者を出している。 ハンス・ハースと奥さんのロッテ・ハース、ローライを持って、純酸素のリブリーザを着けている。 ローライは、と言うより当時のカメラはすべて、現在のような超広角ではないから、よほど水がきれいでないと、良い写真は撮れなかった。それでもローライマリンは、ダイバーだれでものあこがれだった。当然価格も高く、僕にはついに手が出なかった。 キャノンマリンとニコンマリンは、同じようなハウジングで、ニコンマリンは18万円、キャノンマリンは12万円とでている。 当時の僕の東亜潜水機での給料は3万円強だった。ローライマリンは、ここには価格は出ていないが、25万円ぐらいだった。 そして、いよいよ、 「新しい水防カメラ ニコノス」が、日本光学の小秋本さんの記事で紹介されている。 これは、ジャック・イヴ・クストーが作ったカリプソというカメラをライセンス生産した物で、写真にでている35㎜レンズは、ニコノスの最後まで陸上撮影用に使われた。このレンズは、ニコンの広角レンズで、陸上撮影用としてはとても良いレンズだった。カリプソも35㎜レンズが付けられていて、スペックはほとんど同じだった。 やがて、ニコノスは28㎜の水中専用レンズが作られ、カリプソよりもニコン光学が作るようになって良かったと思えるようになった。 このニコノスⅠ型は、大きさと良い、信頼性と言い、これまで作られた世界最高の水中かめらだった。ニコノスは、やがてⅤ型まで作られて、フィルムがデジタルにその座を譲るまで、世界の水中カメラマンの常用かめらになったが、僕は、ニコノスⅤ型は、何回水没させたかわからない。Ⅰ型は、カメラを引き出すレバーがすり減るまで、20年近く、水没させずにつかうことが出来た。オーリングというものは、円筒形のシールでなければ水漏れの可能性のあるものであり、ジャック・イヴ・クストーのグループの卓越した設計で、円筒を扁平にしてオーリングのシールを完璧にした。 ニコノスになって、ようやく、僕たちでも買える値段になった。ローライは、あこがれたけれど買えなかった。ニコノスは20年使った。その差は天と地だ。 ニコノスが発表されたのは、1963年だった。 そして、この号の最後に、「ショッピングガイド、東亜潜水機」 僕の写真がでている。 「記者のカメラにポーズする東亜潜水機三代目社長三沢さんは、眼鏡の奥で鋭い眼がきらりと光る紳士、そのうしろで潜水協会員の須賀さんのまんまるな温顔が笑っている。須賀さんはスキューバダイビングがメシより好きで、特製ガン作りが特技、(そんなことは無かったが)仕事以外ではあまり潜られない(全く潜らなかった)三沢さんの右腕として、水陸両棲の活躍をしておられる。」 東亜潜水機のことを書けば際限もない。幸せな日々であった。
by j-suga1
| 2009-11-25 14:48
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