12月7日(月曜日)
昨日12月6日、第16回全日本スポーツダイビング室内選手権大会があった。
長たらしい名前で、覚えるのが大変、学生は省略して全スポ、これでいい。僕は全スポのファウンダーだから、実行委員長ということで、挨拶をさせてもらっている。その他、陰に陽にできることはしたいと考えて居るが、主催団体である社会スポーツセンターの常務理事を70歳の定年とかで辞してから、たいしたことはできない。それも、それでよいとこの頃では思っている。本当に立派な大会になっているが、その大半は、部長の瀬田さんの力である。そして、もちろん、大会の会長として、そして社会スポーツセンターの代表にもなってくれている、後藤会長のおかげでもある。特にこの10年は、ほとんど瀬田さんのプロデュースで進んできた。
とにかく、全スポは、ダイビング界にとってメジャーな大会になった。 この大会で優勝することは、立派なキャリアになる。僕は、60歳代の400mで、3回優勝したけれど。
みんなが泳いでいる姿を見ると血が騒ぐ、水面を泳ぐと、遅いのがわかってしまうが、200m潜泳ならば、水中を泳いでいるわけだから、遅くても目立たないのでは、などと思ってしまう。それに僕は水中を泳ぐのはけっこう速い。危ない危ない、そんなことは考えないようにしよう。
これまで、決勝に残って、争うようなダイバーは、樹脂板のフィンスイミングでよく使われるフィンを使っている選手が多かった。しかし、今回は、まだぼつぼつだが、日本製、ゴム製のバラクーダが目に付きだした。何年か前になるけれど、この大会に協賛してくれているフィンメーカーから、フィンスイミング用の樹脂製をやめて、ラバーだけの大会にしたらと言う提案があった。もっともだけれど、新記録は、樹脂製のフィンで出したものが多い。それを全部取り消さなくてはいけないし、難しいと思う。
それよりも、優勝選手のフィン、決勝に残った選手のフィン、そして、そのタイムなどを調べてみたらどうだろうか。
フィンがわかるような撮り方をしなかった。残念。
次第にラバーフィンが増えてくれば、そして、新記録がでれば、どのフィンで出したかを発表して、PRに使ったら、カタログに載せたら、と思う。今度の大会で400m男子で新記録が出た。赤間大介君(35歳)4分24秒だ。僕は漫然とレースをみていただけだったので、彼がどんなフィンを使っていたのか見なかった。たぶん樹脂製のフィンだと思うが、400mリレーの決勝で一位二位を競っていた選手は、バラクーダの用に見えた。これも確認していない。
僕は、調べている時間もないし、これはメーカーの仕事なのかと思う。僕は、マスクのバラクーダを提供してもらって履いているのだが、タバタも同じようなラバーのフィンを発売して、もちろん他のメーカーも速さを競いあえるフィンをだして、どのメーカーのフィンが決勝に残るのかを競うようになると、大会もいよいよ盛り上がるのだが、とおもっている。
樹脂製のレース用のフィンはスクーバダイビングには、使いにくい。このレースのコンセプトが、実際の海で使える器財を使ってのレースであり、樹脂製のフィンを禁止するタイミングを外してしまった。あとは、市販のゴム製のフィンが好タイムを出すようになれば、と思うのだが。
とにかく、バラクーダが少しだが目に付きだした。僕のやっている辰巳の練習会でも、次第にバラクーダが多くなってきた。オマールのロングフィンと五分五分ぐらいだろうか。