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2009年 12月 09日
12月9日(水曜日)
書いたものとは何も関係ない。写真がないとさびしいから。そして、こんなダイビングが、本州太平洋岸の典型だろうと思う。 今日は何の予定も入っていない。一日、書きかけているというか、書いては書き直している基準とマニュアルの原稿を書こうとおもっているが、さほどはかどらない。 書きながら思う。こんな基準とマニュアルなど、潜水社会で通用するとは思えない。 しかし、理想を追わないのならば、のんびり生きて、そのうちに死ねば良い。 そうは行かない業みたいなものがある。通用するかどうかは、別問題として、自分の50余年のスクーバ人生を集約するつもりになれば良い。と思ってやろう。 もう一つ筆が、というか、今はキーボードだが、進まない理由は、山崎豊子の小説にはまってしまっている。「暖簾」は、大阪の昆布問屋の話だった。昆布の話だったから、良く覚えている。「ぼんち」「花のれん」も読んだけれど、あまり印象が残っていない。「白い巨塔」は、覚えている、映画も見たし、テレビドラマ化も何回かある。 書くものがすべてヒットするすごい作家だとは、思うけれど、なにか今ひとつの感じできていた。山崎豊子という人が浮かび出てこないのだ。 しかし、今度は、本屋で、自伝的なエッセイを立ち読みした。1924年の生まれだと書いてある。2010―1924、計算してみてしまった。86だ。80歳をすぎてから、すごい大作を次々と書き、毎日12時間執筆する。そして、書いた本は400万部とか売れる。もう一度読まなければいけないと「沈まぬ太陽」を読もうと思った。400万部だから、図書館にあるだろうと思ったが、書架にない。貸し出されているのだろうか。ブックオフにも行ってみたが、並んでいない。400万部は嘘なのか、しかし、本屋には横積みで文庫本が1~5まで並んでいる。その隣は「不毛地帯」これも横積みだ。そして、「沈まぬ太陽」の4が、欠けている。横積みの文庫本がその本屋では、売り切れているのだ。400万部は本当だろう。 そして、読み始めて、たちまち、5巻まで読んで、今は「不毛地帯」に入っている。 山崎豊子は、美空ひばりのような人だ。そして書いているものは、小説の演歌である。「沈まぬ太陽」も「不毛地帯」も主人公はエリートで、理不尽な状況でいじめ抜かれる。ひどい人間関係にも悩まされるが、打ち勝って行く。そして、それぞれの題材が今日の話題をとらえていて、細部まで、なるほど、本当だと思わせるほどに調べられ、書き込まれている。「沈まぬ太陽」の国民航空(日本航空)の御巣鷹山の事故、そして、今日の日本航空の苦境、「不毛地帯」では、シベリア抑留の話、そして、ロッキード事件を扱う。 演歌でも歌の演歌とは、ひと味ちがう。人生の応援歌であると同時に、現代の歴史の内幕と思えるものが、細かく調べられ書き込まれている。 86歳、のおばあさんだ。どうゆう人なのだろうと思う。調査と執筆はスタッフに任せて、プロデューサーのようなことをしているのだろうか。そうでもないらしい。調査はスタッフに任せなければ、これだけのものを書く時間はないだろうが、原稿は、ほとんど万年筆で書いているみたいだ。構成力がすごい。そして、全部の作品がテレビか映画になっているから、映画、テレビのプロデューサー・ディレクターのような仕事ぶりなのかもしれない。 とにかくおもしろくて、現在「不毛地帯」の3巻目まで読み進んでいる。 そんなことで、自分の原稿が進まない。書き直しばかりしている。 以下は、マニュアルから没にして削った部分の原稿である。この部分は、使えないのだが、紹介する。 まとめとしては、今のダイビングは、賠償責任保険時代、どこかでは、賠償責任保険に入っていないと、優秀なガイドダイバーではないという規定があったように記憶している。今年度、18件のダイビング死亡行方不明事故で、何人が賠償責任保険の対象になり、支払われた金額はいくらになったのだろうか。知りたいけれど、そんな統計はないし、公表されてもいない。 「 DANが発表した平成20年潜水事故の分析:ダイビング形態別事故者数によれば、 ①スクール:死者・行方不明:1 生存者:1 スクールとは、講習中の死亡事故であろう。 ②ツアー:死者・行方不明:8 生存者:11 これは、インストラクターもしくはガイドダイバーが引率するツアーだと考えられ、る。 ③グループ:死者・行方不明:7 生存者:18 自分たちだけのグループでダイビングを行っている場合の事故であろう。 ④単独:死者・行方不明:2 生存者:1 これは、ソロ・ダイビングの事故であろう。 ⑤その他:死者・行方不明: 生存者:2。 これまで、講習期間の少なさを、ツアーという形で、インストラクターとガイドダイバーの個人的能力の発揮、奮闘でカバーしているから、この程度の事故数ですんでいる、と考えてきたが、ツアーの死亡行方不明8名であり、インストラクター不在のグループ事故数の死者・行方不明:7よりも多い。 これらは、ツアーもグループも活動の基準が無く、マニュアルも無いための事故と考える。 今、社会は、ダイビング活動で深刻な損害をこうむれば訴える。ダイビングは、事故の割合は決して多くは無いが、その結果が深刻なものになる可能性が高い。死亡事故などが起これば、必ず、残された家族は、訴えるべき対象を探して訴える。C-カードの講習を行う認定団体とそのインストラクターは、インストラクター賠償責任保険で、被害者の救済と、加害者であるインストラクターを破滅から守る防御をしている。 支払いの実態は発表されていないから不明であるが、賠償責任保険は、インストラクターが同行し、直接的に安全管理を行っていた状況で、その瑕疵について敗訴した場合に支払われるものであるから、管理下であれば、支払われたと思われる。 死亡、行方不明事故に際して、賠償責任保険が支払われたか、否かの資料は無いが、スクールは確実に支払われたと考えられるが、ツアーの7名のすべてに支払われたとは思えない。グループのリーダーの多くはインストラクターであったと考えられるが、これは支払いは受けられなかった例の方が多いのではないだろうか。これらの事故すべてに保険が支払われていたとすれば、賠償責任保険の支払い金額は大きいから、引き受ける保険会社が無くっているであろう。保険が支払われるものと予測して、訴えが起こったならば、支払いが受けられない場合、本当に悲惨なことになる。 まず、事故が起こりえないような基準とマニュアルを用意する。 基準とマニュアルを遵守していたにもかかわらず起きた事故であれば、それは健康上の問題が予測される。病気のために死亡事故が起こったとすれば、それは本人以外のだれもが防ぎ得ない事故である。死亡事故が発生した場合には、必ず、病理解剖を行わなくてはならない。もしも、家族の反対によって行われないならば、事故の原因は事故者の病気に起因するものとして、書類に署名捺印してもらわなければならないだろう。 病気であっても、ダイビングをする権利はある。しかし、自分の病気、不調を他に転嫁することはできない。それは完全に本人だけの責任で行われなくてはならない。 どのような事前の約束があって、活動したのか、マニュアルに示すような、文書記録を必ず残しておかなければならない。また、そのような記録を残し、基準とマニュアルを遵守することによって、事故は防げるはずである。 それにしても、たとえ一緒に行動するバディ、あるいはフォーメーションの直接安全管理者が、インストラクターであろうとも、リーダーであろうとも、水中では、自分の安全は自分で守らなければならない。この基本原則に基づいて潜水するものであることをダイビングの認定を受けるに際して、家族及び、周辺の人たちに十分に説明して、理解してもらわなければならない。 講習、体験ダイビングなどは、別として、ツアーやダイビング活動では、賠償責任保険が支払われないものと考えて、万全の対策(基準とマニュアル遵守)をたて、事故が発生したならば、基準とマニュアルを盾にして、責任の所在を明確にして、訴えを起こさないように、お願いする他ない。保険に防御のすべてを託すことはできない。」
by j-suga1
| 2009-12-09 15:22
| book・映画・テレビ
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