須賀次郎のURL
辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
http://homepage2.nifty.com/j-suga/index.htm ブログ、スガジロウのダイビング http://plaza.rakuten.co. jp/sugajirou jack2009さんに、wikipediaに掲載することを許可しています。 外部リンク
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2010年 01月 26日
昨25日は、僕の誕生日だった。誰も知らず、僕自身も何も考えず、コンピューターでヤフーとグーグルとニフティがおめでとうと言っていた。これで、戸籍上は75歳になった。少しもめでたくはない。
全力投球で生きようと思うけれど、なかなか思うに任せない。 企画中の水中科学協会の理事会、今後のタイムスケジュールと書類を整えることなどを図ろうとしたのだが、スクーバダイビングの、主としてソロ・ダイビングをどうするか、ソロの安全管理をどうするかの熱論になってしまった。それぞれ、ダイビングに熱い心がある。 混合ガス潜水のガスバンク 釜石湾口防潮堤の続き 石を落として、山を作る。その山が設計の通りかどうか確認のための測量である。ソナーでも大体の形はわかる。しかし、10cmぐらいの精度で測るとなると、実測する他ない。ポールを立てて、ポールの間に水糸を張る。水糸からスタッフを立てて、山の高さを測定する。本格的な測量をやった。 ある日、潜水を開始すると、海洋科学技術センターから出向出来てくれているダイバー、H君が、すぐに上がってきた。今日は、潜水中止にしたと言う。なぜ?と聞くと、ミズダコがポールの根本にいる。潜水作業の国際ルールでは、ミズダコが出た日は、その日の作業は危険だから中止することになっているそうだ。何をたわけたことを言っている。ミズダコがでたら、潜水中止では、北の海では潜水作業などできない。僕が潜って見に行った。ポールの根本に、50cmほどの小さなミズダコが座っている。捕まえてしまって,食べようかと思った。待てよ、水深50mを越えている。ここで50cmのミズダコを掴んだら、絡まれて本当に事故になるかも知れない。そんなことにならないように、国際的には禁止にしているのかな。フィンで蹴散らして、ダイビング再開となった。国際ルールでは、触ってはいけない、足で蹴飛ばせ、とするべきだろう。 測量の他に、ときたま、エキストラの仕事が入る。発注元のゼネコンからのちょっとして作業だ。水深60mで、ワイヤロープをシャックル(結合金具)で繋いで来る仕事だった。僕と鶴町で潜った。繋ぐワイヤーが作業船から降ろしてあるが、繋ぐブロックから、20mぐらい離れている。繋ぐ位置まで、ワイヤーを引きづった。20mmぐらいのワイヤーで重い。シャックルで繋いだら,力尽きた、オールアウトの状態で、その場に打ち伏した。そのまま倒れている。ホースで水面から空気を送っているから、呼吸はいくらでもできる。バンドマスクを使っているから、水面からの通話も出来る。「作業終了」と通話して、そのまま倒れていた。作業が終了したのだから、そのまま浮上すれば、減圧停止はわずかな時間で済むのだが、潜水計画では、あと20分、海底にいることになっている。倒れたまま、水面からの指示を聞いている。「浮上まであと15分」今上がっても良いのに、「了解」と言って寝ている。窒素酔いの一つの典型だとは、後で言うことだ。そのままカウントダウンして長い減圧を水中でする。水上減圧をするタンクを積んでいるバージからタグボートで出てきている。 仕事も完成が近づき、先が見えてきたある日、休日を作って付近の観光にでかけ、岩手県の竜泉洞に行った。洞窟の一番奥、引き込まれるように青い水を覗き込み、「潜ってみたいね」と話し合った。 釜石でも、ダイバーが死んだ。地質探査のために海底に爆薬を仕掛けるダイビングで亡くなった。僕たちのチームではなかった。やり残した仕事のピンチヒッターを買って出た。大阪のフリーのダイバー、上村君とバディを組んだ。彼も名人だ。水深65m、普通の空気で潜った。事故は、多分窒素酔いが原因だろう。僕は、窒素酔いにもなれ、重いカービーのバンドマスクにも慣れて、視界の狭さも苦にならない。秋も深まった釜石湾は澄み切っていた。見上げると、ホースも水面まで一直線に見える。海底に穴を開けて、ダイナマイトを差し込む。このまま、ここに居たい。窒素酔いになっているから気分が良い。水面から有線電話で浮上を指示してくる。仕方がない。ふんわりと上がってゆく。
by j-suga1
| 2010-01-26 17:06
| 旅行
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