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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 01月 27日
さて、釜石湾口防潮堤の調査工事の休日、龍泉洞まで1時間、車を走らせて、観光に行った。いつか潜りたいねとみんなで話をした。
勢いのあるときには、思っていると何でもかなう。 釜石湾口防潮堤の翌年、昭和56年(1981)に、竜泉洞の水中撮影の依頼が、NHK仙台の大橋晴夫プロデューサーから来た。 竜泉洞は、洞窟の中を川のように水が流れ出て、岩泉川に注いでいる。洞窟の中の川に沿うように観光用の道があって洞窟の行き止まりまで行ける。鍾乳洞は、石灰岩地形を地下水が溶かし、穿って、まるでスポンジの断面のように立体的な迷路となった洞窟である。動物は穴があれば隠れ家とする。原始時代の人間も洞窟を家にした。穴居である。岩泉にも穴居のあとがあり、穴居人の博物館的な展示が行われている。 水が穿った洞窟だから、進んで行くと水に阻まれる。水面があれば泳いで、水面が無ければ潜りぬけて行かなければその向こうには行かれない。洞窟探検は、水は潜りぬけ、壁があればよじ登り、人間が入れるような穴であれば身を縮めて通り抜けて先に進む。苦労して進んだ先が大きく広がる大洞窟であれば大発見である。人は、海にはどこまでも深く潜り、山があれば頂上まで上り、洞窟に入れば行き止まりまで行きたい。そして、それが人の命を奪うことになる。 竜泉洞に魅せられた男が居る。現在はダイビング用品メーカーとして成功している日本ダイビングスポーツ社長の松野庄治さんだ。 昭和42年(1967)に行われた竜泉洞潜水調査の報告が、雑誌「海の世界・1968年2月号」に掲載されている。書いたのは松野さんと一緒に潜った越知研一郎氏だ。 「くぐり抜けて水深計を見ると、なんと52メートル。海でも経験したことのない深さだ。空中の6倍の水圧でウエットスーツが煎餅のように薄くなり、冷たさが身にしみる。身体の下にはぐんと深い淵。100メートルを越えそうな奈落が真っ黒く落ち込んでいる。奥へ奥へとロープを引っ張って懸命に泳いだ。松野君がピタリとすぐ横を進む。キャップランプの光がたよりない。 ――中略―― 奥へ進もう。X洞の地点へ出て驚いた。水中にスパン!と断層が抜けている。ビルの谷間といおうか、いや大きな都市の駅前通りにいっぱい水をためたようだ。せめて15階建て以上のビルの群でないとその大きさは想像できない。大地底湖だ。 ぐんぐん浮上する松野君、かすかに水面の広がりを見た瞬間、僕は急に気分が悪くなった。吐き気とともに頭も胸も苦しい。 引き返そう。思いきりロープを引っ張って合図した。すぐUターンしたところまでは意識がはっきりしている。ロープだ。生きるためにはロープを引くのだ。目の前が真っ暗になり、ロープがクモの糸のように一筋に伸びているのだけが印象に残っている。」 越智研一郎さんと松野さんは、見つけた大洞窟をX洞と名付けた。鍾乳洞は立体的な迷路だ。同じ地点に行くことはとてもむずかしい。記憶だけでは行かれない。見たと思った? X洞に行こうと調査を繰り返した。昭和43年(1968)、彼等のグループのダイバー2人が調査を行った。新たな洞窟が見つかれば、観光の宣伝になる。隔てている壁を掘りぬけば、巨大な地底湖が壁の向こうに広がる。 2人は戻ってこなかった。 鍾乳洞の潜水では、ダイバーが吐き出す気泡が鍾乳洞の壁にあたって、何万年もの間に壁に貼りついた水垢、泥のような堆積物が巻き落とされる。それまで水晶のように澄み切った水が、一瞬にして視界ゼロになってしまう。光の届かない暗黒の中での視界ゼロだ。濁りには、ライトの光は全く通らなくなってしまうから本当の暗黒だ。出口を見出せなくなったのだ。 NHKの夏休み特集番組で、竜泉洞のX洞を目指すことになった。松野さんに挨拶をしておかなければならない。様子も聞いて置きたい。古い友人だったから、知っていることは何でも話してくれると思ったのだが、竜泉洞については口を閉ざして何も語らない。それでも、友達だからと、X洞入り口の部分の簡単な青焼きの図面をくれた。そして、上に向かう穴には全てと言って良いほど、ガイドロープが垂れ下がっているけれど、そのどれも目印にはならないと教えてくれた。つまり、ガイドロープがたれている穴は調査済みということらしい。 竜泉洞の奥、観光舗道の行き止まりは、差し渡しで15m程度の泉である。少し高く作りつけたテラスから見下ろすと青い透き通った水が深みから湧き上がっている。湧き上がると言っても、強い流れではない。潜るのに何の支障もないような湧き上がりだ。ここから潜り込んで壁をくぐり抜ければ、本当の大地底湖がある。はずである。いや、地底湖と呼ぶのだから、水面がなくても、空間が無くても地底に拡がる水間があれば、それが地底湖だ。地底湖は存在している。その向こうに空間が有るか無いか、空間の地底湖を探検する。 潜水メンバーは、河合、井上、田島、米田、鶴町、そして須賀だ。それに、見習いの堀部を連れて行った。堀部は歩行者天国で踊っていたロックンローラーで、暴走族、食べさせればいくらでも食べる力持ちだ。洞窟の中での荷物運び要員であるが、ダイビングでも使えないことは無かった。「一目見て、暴走族とわかるようなシャコタンの車を買いましょう。須賀さんはそれに乗ってください。似合います。」そう言われて、二人で検討したことがある。スカGの良い車を見つけたのだが、馬鹿にはなりきれず、買わなかった。やがて、数々の武勇伝を残してスガ・マリンメカニックを去り、父親の後を継いで成功し、青年会議所のメンバーになった。 まず水面からホースで空気を送るフーカー式潜水で潜ろうと計画した。洞窟での事故は、迷路に迷い、空気が尽きるために起こる。ホースで空気を送る潜水ならば空気が無くなることは無い。ホースで水面から空気を送っているのだから迷うことも無い。釜石湾口防波堤の深い潜水で、ホースを使うバンドマスクのフーカーにな慣れている。
by j-suga1
| 2010-01-27 14:42
| 旅行
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Comments(1)
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at 2020-07-15 16:46
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