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2010年 01月 29日
龍泉洞 1981年 6月26日
6月19日から潜水撮影を開始したのだから、8日目だ。これで予定していた日数が尽きる。 テレビ番組だから、何か山場を作って盛り上げて終わらせなければならない。あと一回だけの潜水だ。55mで上に向かう穴がX洞への入り口であったとしても、あと一回の潜水では、入って行くのは無謀だろう。 一日前の潜水で、河合と田島は、水深68mで行き止まりになっていることを発見したという。底があるのならば底を極めよう、と相談がまとまった。 最後の潜水だから、水面の基地で指揮をする米田を残して全員が潜水した。須賀がカメラを持ち、河合と鶴町が先行した。彼等がいう68mの底まで行こう。後方でビデオ信号のケーブルをさばくのが井上、田島、堀部だ。 地底湖での潜水では、なぜか窒素酔いは軽い症状だった。少しおかしい感じ、ぐらいで終わって居る。何故だろう。淡水で、しかも水が冷たくて8度だからか? とにかく、この時の潜水まで、窒素酔いは少しばかりいい気持になるだけで、不快感もなければ、意識が途切れることも無かった。どんどん潜って行って60mを越えた。すぐに70mだ。おかしい。70mあたりに底があるはずではなかったか。下を見ると、竪穴が真っ直ぐに下にむかっている。青黒い透明で、下の深さはどのくらいあるかわからない。70m地点で底なしの穴の中空に浮いている。深くてウエイトがオーバーになっているのでどんどん沈んで行く。サーチに出ていた河合と鶴町が戻ってきて、僕の腕をつかんで引き上げにかかった。到達地点で水深計の指針をカメラに収めようと思った。なにか水深の証拠が撮れなければこの潜水は終わらない。腕を振り解いて、その水深で停止しようとする。彼等は上に引き上げようとする。水深70mでの格闘だ。上で見おろしていた井上と田島は、窒素酔いで、狂ったのかと思ったそうだ。ようやく鶴町の水深計をつかんでカメラの前に持ってきて、意図を理解させた。水深計の指示は73mを示していた。彼らに引き上げられたから、本当は80m近くまで落ちていたかもしれない。浮上と決めてからは、あっという間に水面に向かって駆け上がった。用心のために減圧停止を長めにしてから浮上する。 あとで計時を調べてみると、潜降を開始してから73mまで潜り、浮上して減圧点に戻るまで、3分弱しか経っていなかった。規則で決められている一分間に10mの率どころではない、一分間に50m以上も潜降し、浮上している。そのころは未だ、停止点までは、早く上がっても良いと考えられていた。その後、浮上途中の水中で減圧症になるダイバーが多くなり、深く潜った場合には、停止点まで、カタツムリが這うようにゆっくりと浮上しなければならないことになった。 撮影が終わっていないのに、何故引き上げたのだと、彼らを問い詰めると、その時の僕の顔は、目が点になっていて、つまり視野狭窄の状態で、潜水を続けたら危ないと思ったのだそうだ。 地底湖は、50mから60mの途中で、左右に二股に分かれていた。鶴町と河合は前回の潜水で、わき道にそれてしまって底についた。今回は本筋を行ったので底がなかった。本筋に行ってよかった。枝洞に入って底を発見したなどと番組で放送したら大恥をかくところだった。 僕たちは、国内の鍾乳洞で水深73m潜水の記録を樹立した。というと聞こえは良いが、73mまで墜落したのだ。 NHK夏休み特集「地底湖の謎―謎の大洞窟」は昭和56年8月20日に放送され、巨人対広島の野球放送の裏で、野球放送を抜いて驚異的視聴率を上げた。出世コースを驀進した大橋プロデューサーは、いつもこの視聴率を後輩に成功例として話したそうだ。 鍾乳洞というのは、人を引き込む魔力があるらしい。その洞窟が自分の洞窟だと思いこんでしまう。もしかしたら遠い祖先、人類が穴居生活を送っていた原始のころの記憶がどこかに残っているのかもしれない。 この撮影に参加したみんなが竜泉洞は自分の洞窟だと思いこんだ。あと一息でX洞が見つかるところまできている。あと一歩だ。この撮影をあと一週間続けられたならば、ホースを使って、あの穴のところまで行けば、入って行かれた。一度東京に帰って器材の整備と点検をして仕切りなおしができるならば、行けていたと思った。
by j-suga1
| 2010-01-29 14:41
| 旅行
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Comments(3)
先日はご苦労さまでた。
久しぶりにお元気そうな,お顔を拝見できてよかったです。 2月の下旬に二人を送る会をするとのこと,河合さんから聞きました。 私は,そのとき思い出の写真をスライドで流そうと提案しました。 写真を集め始めましたが,以外にもスナップなど普段の写真がなく,みなさんにお願いしましたが,芳しくない状況です。 しかし,さすがに須賀さんは,ご両人が活躍された写真をもっておられて,驚きました。私の持っている写真は遊びのものでとても,須賀さんのものと一緒に出来ないと思いますが,ご両人を偲ぶスライド集が出来たらいいなと思っております。 いいものが出来るよう出来る限りのことをしますので,なんなりと申し付けて下さい。よろしくお願いいたします。
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NallImmoroure
at 2020-06-27 00:14
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人気スーパーコピーブ
at 2020-07-15 15:07
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