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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 04月 16日
鮫の研究で博士になったS.Kさんにあった。潜れないけれど日本水中科学協会の会員になってくれるという。日本のユージニー・クラークさんになってくれると期待しているのだが、就職先は直接に鮫とは関係ないところ。でも,鮫は忘れないで、と励ましたけれど、就職先もがんばって続けてほしい。
1989,1992,1993,1995、1996、1997,2000年と連続して、鮫にダイバーが食われて死亡した。※「鮫による被害例について、山田海人(親しい友達)http://chikyu-to-umi.com/kaito/same.htm より。 前々から、鮫のテレビ番組をいくつかさつえいして、人食い鮫の専門家?を自認していた僕だったが、まだホオジロザメに会ったことがなかった。ハワイに鮫の撮影に行った時買った写真集に、オーストラリアのアワビ取りダイバーがプロペラで走る鮫檻を開発し、使っている場面がでていた。見に行こう、そしてこのモバイルケージ(僕が付けた名前)を見に行こう。バディの現在東大准教授、当時は博士になっていたかいないかの小久保君を誘った。かれは若きシミュレーション天文学のエースで、最近は全国区になったが、フィッシュウオッチングも大家である。彼のフィッシュウオッチングの専門はチョウチョウウオだったが、人食い鮫を見ることこそ、究極のフィッシュウオッチングだと誘った。行こうということになった。 その時の話を書くと、ブログの連載になってしまうし、前にも鮫のことは書いたので、ここでは、やめる。今日はそんな時間はない。 紆余曲折があって、モバイルケージを日本でも作ろうということになった。畏友のアジア海洋社長(現在では引退)が日本の作業ダイバーの安全のためにお金を出してくれるということになった。 そのケージを見に行き、乗ってみた結果、ケージメーカー、南オーストラリアの片田舎の都市、ポートリンカンの町工場だが、その親父さんが、飛行機代とホテル代を出してくれたら、製作指導に行ってあげる。どうせ、製作に使っている部品は全部日本製だ。ということだった。 製造のめどが立ったので、オーストラリアのエージェントに連絡を頼んだ。ところが時遅く、その親父さんは死んでしまっていた。跡継ぎの息子はモバイルケージは作れないという。 2000年以来、鮫に食われた人はいない。日本では、のど元過ぎれば熱さをわすれてしまっている。もう一度、一から出直すモチベーションを僕も失ってしまった。 その頃、鮫が大好きで鮫の研究をしているS.Kさんに、早稲田大学の中尾先生の紹介でであった。僕がアデレードで買ってきた、「グレーとホワイトシャーク」という本をわたして、英訳をしたらとすすめた。ホオジロザメのすべてがわかる本だ。そのまま月日がまた流れた。今日会ったら、彼女は「まだあきらめてはいない」と言ってくれているが、せっかくの就職だから、あまり無理することでもない。 しかし、山田さんのHPで見たら、2000年まで、ずいぶん被害が続いている。2000年以降は死亡事故はない。地球環境の悪化で、鮫も人を食う意欲を失ってしまったのか。本当に1990年代と2000年代は海が変わってしまった。すでにホオジロザメは、絶滅の危機にある種類である。オーストラリアでは、鮫に食われ続けつつも、ホオジロの保護をしている。日本ではサメ退治を毎年やっている。 日本はサメがずいぶん退治されているから、彼女の意見である。 種の多様性が問題になっているけれど、日本でまたサメ被害が連続したら、サメ退治がマスコミに騒がれるだろうか。人間のダイバーは、動くケージに入って、サメは保護されるべきだと僕は考えた。オーストラリアではそうしている。 再び、サメの被害が続いたら、日本水中科学協会としては、サメの保護に立ち上がろう。サメよけこそがサメの保護につながるともう一度主張しよう。
by j-suga1
| 2010-04-16 19:59
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Comments(1)
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by
日本超人気のスーパー
at 2020-07-15 16:18
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