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2010年 04月 18日
久しぶりの良い天気の日曜日、行楽日和である。つまり、ダイビングにも良い天気だ。それでも僕は東京にいる。半日、メールを書いては出していた。けっこう頭が疲れる作業だ。
せめて海の写真のことを。 僕がカメラマンらしいことをやっているのは、今現在は、「豊かな海」という農水省かんれんの社団法人・全国豊かな海づくり推進協会の機関誌の表紙だ。この法人は、以前は人工魚礁など、沿岸漁業の整備事業に関連した法人で、僕の人工魚礁の写真集もこの団体で出してくれた。それが、栽培漁業を実施推進する栽培漁業協会と合体し、人工魚礁は別の団体に行ってしまった。このあたりの理由、いきさつは部外者にはわからないが、現在は、栽培漁業センターと、「全国豊かな海づくり大会」という水産で最大のイベントをやっている。毎年、天皇陛下がおいでになる、ビッグイベントである。 その機関誌だから、栽培漁業のPR誌である。栽培漁業研究の研究者の撮った写真を表紙にしていたのだが、研究的にはそれでも良いけれど、表紙の写真ではない。やはり表紙は表紙らしい写真をと横やりをいれて、やらせてもらえるようになった。これまでは、マハタ、イセエビ、カンパチとイサキ、シマアジ、グルクンなど、すべて、水産の有用魚種でなければいけない。ダイバー雑誌にあるような南の海での珊瑚礁の写真、亜熱帯の魚ではいけない。唯一、グルクンは沖縄の県魚であり、有用魚種である。造礁珊瑚がバックになっている。 新しい号ではマダイを使ってもらった。 ずいぶん前からマダイの写真をねらっていた。ずいぶん沢山撮ったのだけれど気に入った写真は無かった。 群れているマダイを撮りたかったのだが,マダイは群れと言えるような群れはつくらない。まとまって群れてはいるのだが、散らばって群れているというようなあやふやな群れである。大群で行列して泳ぐような場面を見たことが無い。マダイの行列はあきらめた。近づくと散ってしまうし、中型以上のマダイはなかなか僕の撮影距離である40-70cmにはよらせてくれない。マダイの海は、本州沿岸だから、だいたいにおいて、透視度は5-8m。この透視度で2m離れたらシャープな写真にはならない。 餌をやったら近づいてくるだろう。やってみたら、マダイは魚肉ソーセージを好むことがわかった。魚肉ソーセージはフィッシュフィーディングの定番である。近寄ることが出来て撮影した。しかし、ソーセージを食べに来たマダイは動きが止まっている。これも没。 ようやく外房の西川名で大きなマダイを撮影した。しかし、これも却下。色が黒くてきれいではない。マダイは大型になると色が黒くなる。 美しい桜色でなければ、表紙にはならない。 大瀬崎の先端でも撮ったが、これも気に入らない。水深が深いし、動きもはやくてあまり枚数が撮れない。 砂地をダイバーが泳ぐとマダイが後を追ってくる。大瀬崎の湾内の砂地を泳いで、後ろを振り返るとマダイが並んでついてくる。フィンが砂を巻き上げると,砂地の中野小さな甲殻類が巻き上がり,マダイはこれを狙ってくるのだ。大瀬湾内に行く度に、マダイを寄せては撮った。しかし、没ばかりだ。湾内はいつも初心者と一緒に泳ぐので,撮影に集中できない。集中してはいけないのだ。初心者から目を離してはいけない。本来はカメラを持ってもいけないのだけれど、僕の場合はカメラを持たないと潜れない。習いが性になってしまっているのだ。一緒のダイバーから目を離さずに撮影する。これでもまぐれ当たりがあり、構えて撮った写真よりも良いこともあるのだが、マダイの場合そんなことはなかった。 いよいよ、本腰を入れて,大瀬で、豊かな海の表紙の写真を狙おうということにした。大きな投石と砂の端のところで、初心者をアシスタントに任せて上に上げてしまい,残って一人で撮影した。大きな個体も居るのだが近寄れない。僕の撮影距離は40-70だ。 今は亡い伊豆海洋公園の益田さんは、昔、40年前ぐらいだと思うが、ニコノスに35mmか28mmをつけて、1.5mの撮影距離で撮影する、これをニコノス一刀流などと言って、これで図鑑を次々と作った。ぼくは、その後だいぶたってからだが、ニコノス20mmできょり40-1mで人工魚礁の写真集をだした。ニコノス20mmを極めたとおもったけれど、今はデジタルになってしまった。フィルムの方が好きだけれど,便利さ、撮影枚数の多さ、ランニングコストの安さ、コンピューターで処理が簡単、もうフィルムにはもどれない。でもまだ未練があるがデジタルで撮る。 50枚ぐらい撮影したら、空気が無くなって上がった。なんとなく40cmで流し撮りしたなかで手応えがあった。 コンピューターにいれて見て、これにしようと決めた。薄青いひれの色、青白い点、背びれをピンと立てているのも良い。後ろの砂が流れているのも悪くない。 しばらくデスクトップの壁紙で見た。本当にマダイはきれいだと思った。
by j-suga1
| 2010-04-18 16:08
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