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2010年 06月 10日
1956年7月 奄美大島 古い昔のこともずいぶん書いてきたのだが、昔話をするのがなんとなく恥のような気持ちがしている。昔のことなどどうでもよい。今に、現在に生きなければいけない。現在のこと、これからやろうとすることを書こうとする。しかし、現在があるのは、昔があるからであり、人は歴史から学ばなければいけないという思いもある。 今、昔の細々したことを、書いたり語ったりできるのは、僕ぐらいしか居ないかもしれない。 恥ずかしがらずに、昔のことを少し書こう。 この前は、タイドプールで魚を掬って飼ったことを書いた。後藤道夫と出合ったころから、水中に潜ることに全力をあげるようになった。もともと、潜ることは好きで、小学校4年生のころ、二子玉川で川餓鬼をやって、セルロイド製のちゃちな水中眼鏡で、眼鏡に浸水するまでの一瞬だけ、河原の底の石を眺めて感動した。 水産大学に入り、一年生の水泳実習で、魚類学の海老名教授が、アクアラングの実演をやって見せてくれて、これが僕の人生の目標だと、心に決めてしまった。そして、後藤道夫との出会いがある。時系列がはっきりしないが、とにかくすぐにフィンとマスクを手に入れて葉山の芝崎で潜り始めた。もちろん素潜りで、目標は魚を突くこと。 ここからは、脱線すると果てもない話になるから、魚突きに絞って、話を進めよう。 水中銃は、まだ買わなかった。逗子の駅前の釣り道具屋さん、ここは、釣り道具だけではなくて海の道具を何でも売っていて、また作ってもくれた。タイドプールで魚を掬う手網もここで作ってもらった。樫の棒の先端に太堅い鋼製の針金を付けて、その先に、みさき銛という小さな銛先をつける。ゴムを引き絞ってゴムの弾力で飛ばすように突く銛が売られていた。 みさき銛は、長さが3cmぐらい先端が研ぎ澄ますように尖っていて、後部は反りかえっている。これを太い凧糸に結び着け、樫の棒先端の鉄棒に差し込む。凧糸は1mぐらい、途中にゴムのクッションをつけて、樫の棒に縛り付けてある。これで、魚を突くと、銛は引き抜けて、銛先だけが魚の向こう側に抜ける。銛先に後部のそった返しは、魚の向こう側で反り返るように回転して、もう逃げられない。魚を取り込んだら、眼串に刺す。眼串とは、10cm歩度の固い針金で、その中間が紐で結んである。紐の片側は、腰のベルトに繋いでいる。眼串を魚の眼に刺す。眼に刺して、向こう側に抜き取ってしまうと、これでどんなに大きな魚でも完全に取り込まれる。銛先と凧糸を繋いで居る結び目を解いて外し、次の魚に向かう。ダイバーの腰の眼串には、次々を魚が獲り加えられて行く。 それは、だいぶ後になって、魚突きが上達してからの話だが、伊豆大島あたりで沖に泳ぎ出て突いていると、腰の眼串の魚をねらってサメが寄ってくる。サメも突いてしまえば良いのだが、ここから先はサメの話になってしまうから、脱線はしない。 誰が考えても眼に串をさすというのは残酷である。ダイバーも気になる。新宿の東京アクアラングサービス(現存するが、経営者は何度も変わっている)は、名高い魚突きクラブであり、そのクラブの会長であった松沢さんは、娘さんが眼の病になり、魚のたたりに違いない、とは言いながら、魚突きは続けていた。 まず葉山の芝崎で、最初に突いた魚はタカノハダイである。これは海底に寝ているから、誰でも突ける。タカッパと言って馬鹿にされる。食べられないことはないが、骨が硬くてあまり美味しくない。最初の二三回は突くけれど、逃げなければ面白くもないので、突く対象から外される。次にねらうのはブダイである。ブダイはあまり速くはないがベラの類だから、身体をくねらせて銛を避ける。しかし、あまり遠くへ逃げて行かないので突かれてしまう。その次が、ニザダイ、そして、メジナを突くようになる。その頃になると、銛の長さが2mでは足りなくなる。3mにする。こうなると水中での方向転換が難しい。もちろん、すべては素潜り、スキンダイビングでの話である。銛の長さが3mになるころにクロダイが突けるようになった。イシダイは、岩の下に追い込んでしまえば虐殺のようにたやすく突けてしまうのだが、まだイシダイの習性をしらないから、突くのがたいへんだった。イシダイを突いて上がってくると,近所の漁師の兄ちゃんに一人前扱いしてもらえる。 水深8mまで潜って魚を追い回せるようになった大学二年生の夏休みに、4期上級生の白井祥平先輩に出会い、良く潜る子だということで、奄美大島に連れて行ってもらえることになる。 サラサハタ 今ならば海水魚屋で人気の魚だが、そのころは名もない珍魚と思って、その美しさに感動した。 奄美大島では、銛は持たないでカメラで撮影した。 フィルムでの撮影で、奄美大島現地で現像する。暑いので氷で現像液を冷やして、20度にする。もう正確には覚えて居ないが、ネオパンSSフィルム(ISO100のモノクロ)でパンドールという現像液で、ISO400まで増感現像する。定着液から上げると、水中の像が現れる。空いっぱいで落ちてきそうな星空の下で、懐中電灯たよりに現像する。水中の像が浮き出してくる。その頃は、とにかく水中で撮影した写真が、なにか写っていれば、それはすごいことだった。 夏休みが終わって、東京にもどってくると、また芝崎に通う。カメラは持っていないので、再び銛を手にして、魚を追った。僕の素潜り潜水術は、魚に教えられたものだと言える。
by j-suga1
| 2010-06-10 18:27
| 旅行
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Comments(1)
Commented
by
スーパーコピー時計
at 2020-07-13 01:37
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