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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 07月 13日
2010年7月13日
昨日、7月12日、豊潮丸での航海を終了して、無事に東京に帰ってきた。終わってしまった航海のことを今日、日記のようにしてブログにすること、なにか、自分としては気の抜けたビールのような感じになる。その時その時が生きているのだ。しかし、この前の座間味へのスキンダイビングツアーまでは、帰ってきてから書いていた。今度の旅から、現地から繋ごうとイーモバイルを使うことにした。初めて使うので要領がわからない。 帰りの新幹線から送ろうとしたら、アダプターのバッテリーが切れていた。そんなに早く、バッテリーが切れるものだとは、知らなかったし、また充電に時間がかかる者だとも知らなかった。これを使うためには、毎晩、夜の時間は朝まで充電していて、その日の数時間が使える、そんなものなのだ。仕方がない。 昨日帰って、今日、浦安海豚倶楽部の練習がある。疲れているのに大変だね、と言ってくれる人も居るけれど、疲れているからこそスキンダイビングで疲れを癒すことができる。2時間の練習で、最初はリラックスしてゆったりと泳ぎ、次第に力を入れて行く。練習が終わると、疲れていることは疲れているが、快い疲れに換えることができる。 話を豊潮丸の航海にもどす。7月11日の日記からだ。 2010年7月11日 昨夜は本当によく揺れた。1730に出港、1830には酔い止め薬を飲んで寝てしまった。2200ごろに目をさまして、2時間ほど、コンピュータで図を描いていたが、危なくなったので横になり、0200頃に目覚め、0400頃にもう一度目覚めて、二度ともに夢を見た。気分の悪い夢ではなかったが、深くは眠っていない。いまは0626、0700が朝食だ。 そろそろ、体力的に限界に近づいている。もう少し若いとき、連続したダイビングの3日目ぐらいまでがつらくて、4日目ぐらいから調子がでて、一週間目が絶好調になり、身体も精神も引き締まって適応できたのだが、今回は3日目ぐらいに良い徴候が感じられたが、そのままよくはならなかった。多分、陸に上がってたくさん歩いたり、陸の食べ物を食べたりすることでペースが乱れたこと、そして、やはり年齢だろう。でも、今は朝起きて、心身ともに目覚めていないときに書いているから弱気になっているかもしれない。 多分、午前中には、佐田岬の釜木という往路でも潜ったポイントに到着する。中尾先生がこのポイントが良いと判断しているので、2回潜るような話をしていた。ダイビングをはじめれば、身体も目覚めて、調子よくなる。はずだ。 なお、サニーマートで買った握り飯弁当、小さい中華、どちらもまずくて三分の一も食べなかった。減量しているということは、もったいないと思わないことと決めている。まずかったら、それで良かったと思って食べない。小さい焼きそばとアップルパイは食べられた。どちらも、どこで食べても期待したとおりの同じ味がする食べ物だ。結局食べているのだから減量にはならないか。 ダイビングしながらスタンダードを考えて、考えてまたダイビングをする。そのプロセスをくりかえしている。次第に、科学研究を志す大学院の学生のためのダイビングシステム、すでに一人前の研究者のダイビング、大學教官のダイビングについてのあり方について、確たるものではないが、つかみかけている。そのためのデータとして、ビデオも撮っている。ダイビングはあと二回、その二回で不足の部分を撮りたそう。 0930 ウエットスーツを着て、ダイビング準備を完了し、ゴムボートに学生たちを乗せたが、風が強く、波高が1.5mぐらいあり、ボートに波をかぶる。 須賀は、ウエットスーツを着ると体調も良くなり、気分も積極的になる。船長が豊潮丸をあと400m奥に、アンカーを入れてくれていれば、発進できるのにと残念がるが、船についてはキャプテンが絶対である。後ろ髪を引かれる思いで、ダイビングを中止した。愛媛県の瀬戸内海側、伊予灘の長浜港に向かう。長浜は、松山と佐田岬の中間ぐらいに位置している。 明日、0730長浜を出港して、0930瀬戸内海の小水無瀬島に1回潜水してから1430に呉港に入る。予定していた広島発1506の新幹線には間に合わない。 波は高いけれど、追い波、それに豊後水道を北上する黒潮に乗って、豊潮丸は速く進み、1249には長浜港に入ってしまった。 長浜の街に散歩に出た。 予讃線、伊予長浜というJRの駅がある。線路には、寂しげな花が咲いている。 長浜は、陸上の交通では、松山から大洲に至る松山道路から外れてしまっているので、陸の孤島化している。 商店街は日曜だから閉まっているのか、いつも閉まっているのかわからない。たぶん、いつもこんなものだろう。この航海で、次々と海辺の小さな港によるが、どこも同じように人が街を歩いていない。高知市の賑わいをみると、地方でも、都市は人の集まるところ、海辺の街は人が出て行くところだ。人の暮らしを考えてしまう。 商店街の入り口の角に魚屋があり、これは日曜だから閉まっているのだが、店先の水槽を見たら、コブダイが顔をだした。店先にはってある子供が書いたらしい絵を見ると、コブダイはこの魚屋の家族で、モブちゃん、22歳だとある。とても22歳には見えない小さなコブダイだが、人になれていてかわいい。絵には、やさしくコブをなでてくださいと書いてある。コブをなでてやると喜んでいるようにも見える。 商店街を進んでゆくと、坂本龍馬が泊まったところ、多分宿屋の跡なのだろう、石碑がたっていた。龍馬は土佐・高知の人だから、伊予・長浜に泊まっても当然なのだが、泊まっただけで史跡になってしまう。四国は龍馬で持っている。 商店街の行き止まりは、開閉橋になっている。昭和10年、僕の生まれた年に、総工費29万円で出来たと看板がある。立派な橋だが、今は小さい車しか通していない。海側にもっと大きな別の橋がかかっている。 戻りながら、開いているスーパーに入る。都会のスーパーとほぼ同じで、日曜でも買い物客があり、レジには少し並んだ。このスーパー一発で商店街は殺されたのだろう。一方高知市では、大丸が半分になり跡地がそのままになっていて、屋台風の市場が栄えている。 スーパーでツナマヨサンドを買って食べながら歩いたら、黒猫がよってきた。わけあって黒猫が僕の背後霊だから、(何も守護してくれないけれど、背後にいる)サンドを少しやって、撮影させてもらった。 街には、何をやっているのだろうと思うようなお大尽の家があり、つぶれた海産問屋が道路の向かいある。廃屋があり、廃屋の隣には、ツーバイフォーの新しい家がある。 コーヒーが飲みたいなと思ったら、ジャズが聴けるらしい喫茶店があった。もちろん閉まっている。ジャニスが聴けると看板に書いてあった。 日曜定休の喫茶店なのだろうか? 大都市では人々の暮らしが見えない。この街では、人の気がないのに、なんだか人の暮らしが感じられてしまう。おそらく産業は沿岸漁業しかない街なのだろうが、沿岸漁業の明日は見えない。そのうちに、沿岸漁業全体が仕分けされてしまうのではないかと心配している。日本の小さい街も仕分けされるのではないか、民主党に仕分けされるのではなく、世の流れの中で仕分けされてしまいそうなのを精一杯突っ張って、ひっそりと生きている。 明日もう一日潜水があるのだが、学生は酒を飲んでいる。僕はあと一日緊張を解かないようにする。
by j-suga1
| 2010-07-13 16:32
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