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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 07月 22日
夏は暑い、冬は寒いと割り切って、クーラーを入れない炎暑の事務所に到着、窓を開け放って扇風機を回し、背中に風を当てる。夏を実感することはできるが、頭を使う、創造的な仕事はとてもできない。DVDを焼くとか、自動的にできる仕事をするが、それでは手がひまになる。ブログでも書こうという気持になる。ブログは、頭の中に浮かんだことを書いているだけだから、無い知恵を絞る努力はそれほどしなくて済む。書いているうちに次々に考えが浮かぶ。書き留めておけば、次の何かにつながる。だから、書いたことが正しいとは思っても居ない。次の瞬間、ちがう考え方が頭に浮かんでいるかもしれない。それを検討して、整理する仕事は、今後の課題である。
レジャーダイビングの話をしている。「熟年スクーバダイビング開眼:小町文雄著 平成17年」 を読んできた。著者はインストラクター、ガイドダイバー抜きのダイビングは行う気持はなく、良いインストラクターにも恵まれれば、楽しい、良いダイビングができる。ガイドダイバーが適切でなければ、まあ仕方がないというダイビングになる。奥さんのダイビングでは、スクールが不備でひやりとしたことはあったが、 「1.これぞ熟年道楽」であり、「2.おもしろくてとまらない」満足のできるレジャーダイビングを楽しんでいる。 社会的地位もなく、インストラクターやガイドダイバーにその費用を払い続けることができにくい年齢層の人はどうだろうか。また、もっと若くて、学生だったらどうであろうか。もちろん、若くても、可処分所得の多い人は沢山いる。それについては、別に考えるとして、多くの若いレジャーダイバーたちは、熟年のように回数を潜ることはできないだろう。本当に世界の果てまで、熟年は行く。近くに住む、僕のお客さんは、部屋に世界地図を貼って、行ったところにピンを刺している。テレビ番組をやっていたころ、おなじようなことをして、世界地図を埋めたが、それは会社としてのロケポイントであり、僕個人としては、熟年レジャーダイバーに及ばない。 一方、暇とお金のない若いダイバーは、少し経験しただけで、ペーパーダイバーになるか、あるいは、収入のほとんどをダイビングにつぎこんで、ダイビングを生き甲斐にするか、その中間で、年に一回の休暇をすべてダイビングに費やすか、三つに一つだろう。 ダイビングが一人前になる、すなわち、自分の判断と責任で潜れるようになる。あるいは、何人かの仲間のリーダーになるために必要な経験は、一概に決めかねるが、30本から100本の間だろう。30として、器材購入費から、最初の講習の費用まで入れると、70-80万の間、100とすれば、150万になる。年に一度では、なかなか一人前のダイバーにはなり得ないはずだ。そこで、よそ目にも、危なっかしいダイバーが大量に発生する。 これはどうすることもできない。インストラクター、あるいはガイドダイバーの安全管理努力によって、カバーするしかないだろう。ときどき事故が起こる。 もう一つ、収入のほとんどをダイビングにつぎこんで、ダイビングが生き甲斐になった20代、30代のダイバーは、自分たちだけでダイビングを自由に楽しみたいが、現況では、殆どのダイビングポイントでは、インストラクター同伴でなければ自由に潜れない。ダイビングにすべてをかけたとして、その行き着く先は、インストラクターしかない。インストラクターの講習会、ITCも、ショップや団体の大きな財源である。結果として、万という数のインストラクターが生まれる。しかし、インストラクターとかガイドダイバーの本質はプロのお客様商売であり、ダイビングそのものではない。ダイビングそのものを目指そうと、より高度なダイビング,先衛的なダイビングをめざすテクニカルダイビングが次第に盛んになって行くだろう。当然、ダイビングショップもダイビング指導団体も参入しつつある。 では、テクニカルで何をするのか、やはりただひたすら潜っているだけ、それで充分に楽しいのだが、ただひたすら潜っているだけのように見える。そして、現状での死亡率は高い。多分、100人に一人ぐらいの率になるのではないだろうか。一般のダイビングの死亡率は、発表されていないから、憶測だが、現在、ダイビングを熱心にやっている人の人口は、およそ30-40万人で推移している。事故は、毎年20名弱が発表されている。単純計算で、2万人に1人の事故率である。この率が多いのか少ないのか、微妙である。少ないと思って油断すれば事故が起こる。それほど多くはないから、どうしても油断する。その中で、100人に1人というのは、緊張する数字である。この問題については、やがて、沢山論じなければならなくなるだろう。 話をもとにもどそう。ダイビングがライフスタイルに、生き甲斐になったダイバーたち、彼らこそダイバーと呼ぶにふさわしいのだが、彼らの行き着くところが、インストラクターだけであるというのも淋しい。インストラクターはすばらしい仕事だとおもうけれど、他に仕事をもっていて片手間でできる商売ではない。お客の信頼をかちえて、お客を楽しませ,安全を確保しなければならないのだから。そして、インストラクターとして、経済的に恵まれている人は、これまでの実績で地歩を築いた人たちであり、新規参入で、幸せな収入を得られるようになることは、多分、他の仕事よりも難しいだろう。良いインストラクターとは、知的であり、ホスピタリティーがあり、きちんとした経営もできなければならない。他のどの仕事をしても多分成功する人たちだろう。インストラクターで成功することは、リサーチダイバーや、作業ダイバーよりも難しい。そして、スタッフとしてのインストラクターの収入は、リサーチダイバーよりも、作業ダイバーよりも低い。 レジャーダイビングとは、お客様とインストラクターの世界である。それがレジャーダイビング業界だろうと僕は思う。そのように整理して考えると、レジャーダイビング業界の現状は、混沌としている。 自分に何が出来るか、レジャーダイビング、お客様とインストラクターの世界では、僕は僕のお客様の安全そして、満足を大事にする他に何も出来ない。 そして、熱心なダイバーの行き着くところが,インストラクターだけということについて、もちろん,インストラクターに行き着いて何も悪いことはない。しかし、その全員がお客商売を始めるわけではない。 大きなダイビングショップ、古い実力のあるインストラクターは、インストラクタートレーナーの資格を持ち、インストラクターを育てられるようになった。しかし、一軒のダイビングショップが、年間10人のインストラクターを育てたとして、それぞれが、独立してダイビングショップを持った競争者になることは望まないはずである。
by j-suga1
| 2010-07-22 12:04
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