須賀次郎のURL
辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
http://homepage2.nifty.com/j-suga/index.htm ブログ、スガジロウのダイビング http://plaza.rakuten.co. jp/sugajirou jack2009さんに、wikipediaに掲載することを許可しています。 外部リンク
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2010年 09月 22日
採集品の整理、k君とリサ、 ブログを見たM博士がコメントをくれた。 「僕のことは本名でかいてくださってけっこうです。サイエンスで潜るのが楽しいのは当然のことだと思います。フロンティアを歩く者の特権です。探検家ですから。科学者の仕事のひとつは、そのおもしろさをパトロンである納税者の皆さんにみてもらうことだとおもっています。」 本名を出して良いというけれど、全体のバランスがあることだから、まだ頭文字で行こう。 しかし、教えられるところが多いコメントだ。このところ、旅をしても教えられるし、ブログを書きながらも学ぶ。そして、ブログへのコメント、ツイッターへのコメントからも教えられる。75歳の夏が終わったときに、教えられることが多いとは、幸せだと思うが、その教えられたことを、どれだけ人に伝えることができ、自分の生き方にも繋げていかれるかと思うと、気持ちが焦る。 考えさせられることの一つは、守秘義務だ。これまで役所の仕事として水中の調査、リサーチ・ダイビングに携わって来たが、その結果を他にもらしてはいけない。と契約書にうたわれる。テレビ番組のために撮影をしても、そのテープは、自分に著作権はない。請け負って撮影しているだけなのだ。もちろん、他に内容をもらしてはいけない。 だから、サイエンス・ダイビングの旅をしても、潜水監督としてギャランティをもらっている限り、その内容は、僕のものではなく、他に発表、たとえばこのブログなどに書くと守秘義務違反ではないかと思ったりする。 しかし、M博士のコメントによれば、サイエンスの楽しさを広めることが一つの仕事だという。確かにそのとおりだ。7年の旅をして戻ってきた「はやぶさ」は、科学の楽しさを教えてくれたし、励ましてもくれた。また、新しいはやぶさの本がでた。これで3冊目である。最近、著名な福岡先生の著書も科学の楽しさを書いている。 僕たちも、なるべくたくさんの人に、僕たちのダイビングを、その楽しさを知らせることは良いことなのだ。 もちろん、N先生とも、あるいはこれまでの役所の仕事でも、そのスタンスは重要である。一緒に行動しても、その成果からの考察と結論は、研究者のものである。僕も曲がりなりにも、生物学の研究者のはしくれだったけれど、時代がちがう。僕の生物学は、どちらかと言えば、文系の科学だった。今の生物学はバリバリの理系である。研究の内容について、わかりもしないけれど、わかろうとする努力もしない。水中での目標の達成と,安全が僕の責務範囲である。 僕の責任範囲のことについては、専門分野に抵触しない限り、そして、素人の感覚で人が面白そうに感じるだろうと思うことは、どんどん発表してもよいと思う。 役所の仕事は、まだまだ人に知らせられる幅はせまい。特に環境についてはせまい。そして、僕が書かない限り、僕の調査結果を役所が、素人にわかるように発表することはないだろう。もう、仕事も無さそうだから、そろそろ、僕の視点で書いてしまおうかとも思っている。 もう一つ、科学は辺境の世界、科学者はフロンティアを歩く。フロンティアとは、道の無い世界のことだ。亡くなった立松和平は、「道があるものならば、道の尽きるところまで行くのが旅の心だ。」そんな意味のことを繰り返し書いたり言ったりしている。僕の好きな言葉だが、フロンティアは、道の無いところから始まる。研究者はフロンティアに生きている。だから知的な探検である。それが水中に活動の範囲を広げると本当の探検になる。僕の好きな、南極探検のスコットの言葉、「探検とは、知的情熱の肉体的表現である。」とぴったり重なる。 日本水中科学協会で探検隊をやろう。 しかし、僕の書いた企画書は、もはやテレビ局には通らない。仲良くしていたプロデューサーもあらかた引退した。 ん、何か僕は勘違いをしている。テレビ番組でなければ探検隊ではないと思っているらしい。川口探検隊の後遺症だ。テレビで扱おうと扱うまいと、知的好奇心を満足させるために水中に潜れば、それは水中探検なのだ。僕がスクーバダイビングを習い始めた1950年代、全てのスクーバダイビングは、水中探検だった。もう一度、スクーバダイビングのコンセプトをあの時代にもどそう。 しかし、科学の探求について、プロの研究者をおろそかに扱ってはいけない。かれらは、寝てもさめても、専門分野のことを考えている。おなじように、ダイバーのプロも馬鹿にしてはいけない。いつでもどこでもダイビングのことを考えている。 それぞれのプロがユニットを組むのが、探検隊だ。 サイエンス・ダイビングとは、規模が小さくても、大きくても、このようなユニットを作ることだ。と考えている。
by j-suga1
| 2010-09-22 13:34
| 日記
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