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2010年 10月 31日
海猿の真似、というわけでもないのだが、
部屋の中で、ヒーターを使ってもまだ寒い。氷雨をともなう台風が通過して行った。海洋大学の大学祭、海鷹祭はさんざんだった。それでも、海洋大学潜水部OB会の発足で、出かけて行った。潜水部は、出来てから、たしか56年になる。僕が初代の倶楽部だ。 50年の歴史のあるクラブでOB会が無いというのは、初代の僕がいい加減な奴だったからだろう。その責任をとって、若い人たちにお願いして、OB会を作ってもらった。他のもう少し歴史の浅い倶楽部でも、もはや会長は二代目三代目になっている。僕は、名誉会長のようなものということで挨拶した。 これまでの50余年、死亡事故は起こらなかったが、ヘリコプター搬送などの危ないニヤミスは何度かあった。死ななかったのは、幸運だっただけだ。今後の50年、100年まで幸運の星が頭上に輝いているとは思えない。その責任を後輩にバトンタッチしてしまうのは、心苦しい、もっとしっかりした、責任管理システムを作り上げてからとも思ったが、それは、僕の立場で出来るだけアドバイスしよう。 バディシステムとはなんだろう、もう一度考えてみよう。 大学時代のバディは、同級生の原田だった。一緒に潜り、一緒に卒業論文を書いた。死んだ時には泣いた。自分の会社では、社員みんながバディだった。バディシステムとは、そういう人間関係のことだと思っていた時代もある。もちろん、これはバディシステムではない。バディだ。バディが一緒に潜れば、バディシステムなのだろうか、もちろん理想的なバディ潜水はできるだろうが、バディシステムと言えるかどうか。 もうひとつ、役割分担が明確になっていれば、バディが維持しやすいと思っていたこともある。カメラマンとライトマン、カメラマンとモデル、これは作業システムであり、バディシステムと呼べるかどうか、少し疑問に思っている。 バディシステムとは、システム、すなわち二人の行動が手順になっている行動方式のことなのだ。個人感情なしに、二人の組み合わせが、自分の安全を確保、確認し、バディの安全を確保する手順になっていなければいけない。 75歳になって、考え直すことが多くなっている。日本水中科学協会を始めたためである。これまで、PADIのインストラクターと初心者ダイバーが、バディで互いに声をかけあってバディチェックをやっているのを横目で見て、あれは恥ずかしくて出来ないなとおもっていた。僕の場合バディとは以心伝心で、通じていたから、大げさな指差呼称は、必要なかった。 日本水中科学協会で、PADIの教育を担当していた久保君にプログラム作成を任せるようになって、その手順を撮影したりして、じっくり見ることで、考えが変わってきた。 やはりバディシステムというのだから、呼称システムは必要な手順だろう。ただ、どのようにやるかは、それぞれの考えとスタイルになるだろうが、スタンダードは必要である。学生などはスタンダードに従わせなければいけない。このスタイルが水中へと続くのであるが、レジャーでは、堅苦しくてやりきれないかもしれない。この方式を恥ずかしくなく正確にやれるということは、アメリカという国では、軍隊が日常の中に入り込んでいるからだろう。 しかし、そのアメリカでも、僕の読んでいる「Solo Diving : Rovert von maier」によれば、いい加減なグループの中に乗りあうならば、ソロの方が良いと、この本を書いている。 「Solo Diving : Rovert von maier」は、ソロダイビングのことをタイトルにうたって、詳しく書いてあり、ベテランのインストラクター、大学の教授クラスのダイバーの賛成意見を収録している。ソロで潜る条件について書いている。僕は別の考えを持っているけれども参考にはなる。 何事もない海況であれば、ソロでもよいが、もしもの事態、もしもの海況になったときに、命を助けあうのは、やはり信頼関係のあるバディだろう。すなわち、理想のバディシステムは、信頼できるバディと組んで、きっちりしたバディシステムで潜ることなのだ。 日本でも、実力の低いダイバーを、実力の高い、しっかりしたダイバーに押しつけるようにしてバディを作ったりすることが普通に行われているが、これがそのどちらもお客さんなのだから、ベテランの方がいやになることはよく理解できる。ベテランダイバーにとっては、バディを助けなければならない義務が発生してしまう。同じお客で、救助の義務を負うなどごめんこうむりたい。 実力に差がなくても、エントリー時の呼称チェックもなく、人柄も実力もわからない二人の組み合わせは、ソロ二人のダイビングだとおもう。しかも、ソロで潜れる実力のないダイバーのソロであったりする。だから、この業界は、もしも安全を口にして、安全を望むならば、バディシステムとソロ・ダイビングのことを真剣に研究しなければいけない。 セルフ・ダイビング研究会は、研究を進めている。
by j-suga1
| 2010-10-31 00:05
| 日本水中科学協会
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