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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2010年 11月 23日
昨日のブにグにもう一言、ランギロアでは、雑誌「ダイバー」がお世話になったダイビングショップは、4隻のゾディアックを持っていると書いてあった。ヤマハのFRPボートではない。1950年代の僕たちにとって、軍用の大型ゾディアックは、あこがれのゴムボートだった。ゾディアックにハイパワーの船外機を2基着けて、リーフを全速力で疾走するのは、それだけでアドベンチャーの演出だ。
これは僕たちのゴムボート、残念ながらゾディアックではない。 マリンバイオテクノロジー学会講演会にでかけた。演題は、「天然物の魅力と問題点、次世代天然物化学への展開」もう一つは「全ゲノム情報を活用した医学関連病原微生物学の検出・モニタリング方の課題と将来展望」であった。 聞いて全部理解できるわけもない。しかし、おもしろかった。今第一線の(きっとそうだろう)研究者の思考のパターン、それと研究者とはどんな人種なのかが、みえる。 パワーポイントの使い方、プレゼンテーションのやり方、話し方も学ぶべきところが多かった。会場の大きさも、50人ぐらいがやりやすい。1212のシンポジウムは、入れ物が大きすぎるのではないか、聞く人が多すぎるのではないかと急に不安になった。 同時にスクーバダイビングは、研究成果を発表できる域に達していないから、レベルが低すぎるのではないかと心配になった。 毎月開いている研究会も単なる討論会のようなことをやっていた。最近になり、シンポジウムで発表する題のリハーサルをやるようになって、研究会らしくなった。このスタイルで、来年度は、二か月に一度ぐらいの間隔で研究講演会を開いて、その成果としてのシンポジウムに持って行きたい。 僕たち日本水中科学協会は、これから第一歩を踏み出すのだから、それにしても、自分で言うのはおかしいのだが、日本水中科学協会を企て、発表して今日まで、75歳の僕が一番学習したのではないだろうか。メンバーのそれぞれが、僕と同じように学習するようになれば、それは、文化になるだろう。 マリンバイオというネーミングだが、残念ながら、海に潜る研究者は、わがN先生と、その師匠であるF先生だけのようだ。海洋研究開発機構の沖縄センターのM先生にもおめにかかることができたが、M先生は沖縄の名護にあるセンターの長なのだが、潜る様子はない。潜るということは、研究者にとって、アドバンテージではあるだろうが、絶対的ではない。 今は、北海道の函館に行ってしまっているF先生と会えてよかったのだが、かなり長く歓談した結果、予想していた通り、先生は、もちろんの年だがフロンティアを行く冒険者の匂いがした。 フィールドに出る研究者は冒険者である。サイエンスそのものが、道なき道を行くアドベンチャーだから、それがフィールドに持ち出された時、本当の冒険者になる。 ファンタジー&アドベンチャーがレクリエーションダイビング、サイエンス&アドベンチャーがサイエンス・ダイビング。 サイエンスは冒険だなどというと、もしかしたら顰蹙をかうかもしれない。しかし、もしも、僕が水産大学の学生の時に、サイエンスは冒険だと教えてくれる先生がいたら、まちがいなく、僕はもっと勉強して、東大の修士課程にはいり、研究者になった。僕が知っているダイバーである研究者は、ほとんどみんな冒険者である。そういうと、いやちがうというけれど、冒険者だ。だからこそ、きちんとした基準を作らないと危ない。 基準を作って冒険する。基準を守ったらアドベンチャーではないではないか、という人もいるかもしれないが、まちがっている。昨日も書いたけれど、冒険とは命を粗末にすることではない。自分で自分の命を守らなければならない状況のことだ。自己責任だとかいうと、なにやらうっとうしい。アドベンチャーだというと、すっきりして気持ちが良い。 アドベンチャーだからこそ、基準をつくり、それにのっとって計画をたて、真剣に実施しなければそれは危険になる。
by j-suga1
| 2010-11-23 15:01
| 日本水中科学協会
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