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2011年 03月 29日
昨日は、何を書いたのかよくわからない。
今日はその仕切り直しだ。 後ろを振り返ってみると、3月11日以来、地震のように自分が揺れている。津波の用に押し流されている。原子炉が海に放射性物質を垂れ流していることを政府は認めた。ならばどうするかという具体的な策も示さず、原子力保安院も、これからどうなるか予測がつかないと平気で言っている。つまりどうすることもできないのだろう。 海に流れ出した放射性物質のモニタリングが仕事(自分のなすべきこと)にならないかと模索してきた。何人かの人にすすめられ、実現の可能性について模索した。 今日までのところを総括すると 放射能ってなんだ。調べてみると、「懐中電灯に例えると、「懐中電灯」は「光」を出す「発光能力」を持ったものであり、「放射性物質」は「放射線」を出す「放射能」を持ったものということになります。 つまり、「懐中電灯→放射性物質」「光→放射線」「発光能力→放射能」に相当しています。」 という答えが見つかった。 測定は、放射能を持つ放射性物質の存在を調べ、放射線の強さを測定するのだろう、と考えられる。どうやって測定するのだろう。ガイガーカウンターを向ければ、放射線が測定できるから、放射性物質がそこにあることがわかるのだろう。 最初は簡単に考えていた。日本水中科学協会の理事の一人、浅井さんは、名古屋で、(株)地球科学研究所という、水質と年代測定の会社を経営している。その実力は、例えば、柿田川の水をしらべると、その元は、富士山なのか箱根なのかわかる。さらに富士山が何パーセントで、箱根が何パーセントかもわかる。答えは忘れてしまったが、意外に箱根のパーセンテージが多かったように覚えている。だから、放射性物質は、放射線をだして存在をアッピールしているのだから、楽勝で測定できると思った。 電話で聞いてみると、放射性物質を測定する装置は持っていないという。「なぜもっていないの?この重要な時期に」となじってもどうしようもない。「産総研に聞いてみたら、それとも海洋研究開発機構に聞いてみたら」と言われた。どちらも独立行政法人である。測定装置を持っていることは間違いないが、半お役所だから敷居が高い。あえて、聞いてしまった。メールをだしてしまってから後悔した。メールの恐ろしいところは、送信を押してしまったら、元に戻すことができない。測定機器を持っているところは、今、一番忙しい時である。僕の質問など見ている暇もないだろうし、見ても答えを書く時間なんてないだろう。そして、時間があったとしても、めったなことは言えないだろうからきっと困っているにちがいない。しかし、送信を押してしまったものは仕方がない。 それでも、親身にそうだんにのってくれた研究者もいる。ガイガーカウンターなどではだめで、2000万から3000万の測器を持たなければできない。友人関係ではむりだ。 それに、お金がなければ、身動きできない。助成金の申請をするためには、周囲の状況を固めて、しっかり企画書が書けなければならない。意志だけは持ち続けて、日本水中科学協会のメンバー、周囲の友人に声をかけて、情報を収集しよう。 本当に、政府も原子力保安院も無策なのだろうか、そんなことは信じたくない、なにか隠し玉があるのだろうと思う。素人考えだけれど、対策は、埋めてしまうことだ。その方向でも、調べてみるとたくさん情報がある。日本政府は、埋めてしまうことを決断しているというロイターの情報もあった。コンクリートで固めるためにはもう少し冷やさなくてはだめだという情報もある。コンクリートで固める前に鉛で封入するという情報もある。 米軍のバージを自衛艦が曳航して、現地に向かった。バージには冷却用の水が積んであるという。単なる真水を積んだアメリカのバージを日本の自衛艦が曳いてゆくものなのだろうか。冷却のための特別な何かにちがいない。鉛に代わる何かの物質かもしれない。表現は悪いけれど、癌の患者が薬をもとめる気持ちだ。今、原発は日本の癌になった。手術の前に、薬である程度抑えなければならない状況なのだろうか。 コンクリートで固めるのは外科手術であり、冷却は内科治療のようなものだろうか。治療の方針を示してもらえない患者の状態に日本国民はある。 まだ生物学が文系の科学?だったころの生態学の学生だった。その乏しい知識で考えても、放射性物質が海にあれば、海藻が吸収し、海藻をたべる微小なベントスや甲殻類、貝類が放射性物質を体に取り入れ、ほかの生物に食べられたり、死んで海底に沈めば雑食の魚類や甲殻類が食べる。食物連鎖がはじまり、濃縮されてゆく。藻場は魚のゆりかごなのだ。春になれば、春の濁り、プランクトンが大発生する。プランクトンとは植物である珪藻類や、甲殻類、そして魚類の稚魚だ。日曜日にお台場に潜ったら、マハゼの稚魚がお台場全域に広がっている。他の魚に食べられて、残るのは一部分だ。福島の海でも同様である。 一刻でも早く外科手術をと願う。出来ないならばできない理由を患者に知らせてほしい。 その中で自分ができること、患者としては、癌と付き合って行かなければならない。長期療養の可能性もある。病気の実態を調べて、自分にできることを考えよう。水中のモニタリングは僕の仕事だった。放射能調査の経験はない。その知識もない。その情報を収集しよう。という段階が3月24日ごろだった。 いずれにしても、今後海の調査をする時、放射性物質の測定は必須だろう。実際的な知識を仕入れ、練習、習熟しておかなくてはならない。一つの方向は決まった。
by j-suga1
| 2011-03-29 10:49
| 日記
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Comments(1)
Commented
by
守屋
at 2011-03-29 23:27
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ぼくのメールは公開しておいてもらって良かったですよ。
腹くくりました。 どこまで出来るかはわからないけど、僕も送信ボタンいくつか押しましたよ。
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