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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2011年 08月 17日
8月15日
お墓参りをした。車で2時間かかる。千葉の白井というところだ。僕は白井の出身ではない。ではなぜそんなところにお墓があるのか。前にも書いたことがあるし、長くなるからやめる。車を運転しながら、頭の中で母親と話をした。2時間話せば、話すことも無くなったころに到着して、小さなスーパーで500円の花を二つ買った。 僕の宗派ではないけれど、僕には宗派などないから、何でも同じだが、田舎の真ん中にあるとてもいいお寺で、その裏手に墓地がある。いわゆる壇家だけでは、墓地が埋まらなかったので、僕が買うことができた。 お墓に水をかけ、墓石を洗った。水を汲みに行ったら、前に来た人が使ったらしいスポンジがあったので、拝借した。景色が曇るほどの暑さである。50円のお線香に10円のマッチで火を付けようとするのだがなかなか点火しない。僕を帰したくないのだろう。汗だくになってお線香をあげた。 子供のころのお盆を思い出す。迎え火を焚く。その煙に乗って亡くなった人がやってきて、家の仏壇に入る。仏壇にはお盆の提灯が点いて、これも亡くなった人が乗ってくる茄子に足を4本付けた馬が飾られる。 それぞれの町で、それぞれの地方で、風習は変わる。いつか佐渡に行った時、ちょうどお盆がおわって、佐渡では船に乗って仏様が海の彼方に帰る。藁で作った船に火を付けて海に押し出す。 津波に押し流された岩手でも宮城でも、田舎のお盆の習慣があっただろう。新盆でどんなお盆をやっているのかと思ったら、涙が出てきた。 一日暑い日だったので、暖房完備の仕事場には行かずにブルーシールのアイスがある木場のコーヒーショップで用語集の編集をした。混沌としてもはや収拾がつかなくなっている。まだ書いてもらっていない原稿もある。それに、海の仕事が一つ流れてしまった。これで精神的に生き返れると思っていたのでショックが大きかった。人間関係は四面楚歌だ。何もしなければ、何事も起こらない。外に向かって働きかければ必ず反作用があり、仲良くしていた人と対立してしまう。世の中、そういうものだと悟るほどには生きてきている。ギブアップはできない。 良かったことは、8月11日、海洋大学に行って、古い友人の千足さんがやっている海洋大学の実習が見られたことだ。彼とは3月11日、あの地震の日に会って原稿を依頼していた。会うことができ実習の写真も撮り、再度原稿をお願いした。今度は、すぐに原稿を書いてくれた。とても良い、僕の思っていた、願っていたような原稿だった。 ところで「水圏環境リテラシー学」って、何のことか、もちろん、知っている人もいるだろう。 僕は、まだうまく説明できない。 多分、それは海との付き合い方、海を知り、海を学ぶ方法の学問だろうと思う。僕たちが水中活動と呼んでいる、その活動のやり方、方法論なのだと思う。違うかもしれないから、用語集で、千足先生に説明を書いてもらうことにした。 東京海洋大学海洋科学部では、水圏環境リテラシー学実習としてカヤック&ダイブ(スキンダイビング)の実践を行っている。 「「より深く、より長く」といったスポーツとしての潜水の可能性を拡大し、自己の能力を正しく把握する機会として参加者から高く評価されている。具体的には写真にあるような2人乗りのシットオントップ型のカヤックを用いてダイビングポイントまで移動し、カヤックをアンカーリングした上で、バディでの交互潜水を用いたスキンダイビングを実施する。スキンダイビングではロープ伝いに潜降・浮上するようにしている。1~2バディにつき1名の指導者ないしは補助指導者を配置するとともに、レスキューボートからのウォッチを行いながら実習を行っている。明度や波、流れなど海況に左右される活動ではあるが、水深10mを超えて潜水する参加者も多い。」 僕の持論だが、「ダイビングの基本はスキンダイビングである。スキンダイビングの練習は、必ずバディで、そして、水面に浮体を浮かせて行わなければならない」その実践である。 僕は55年前、大学4年生で、伊豆大島でラインを引いて、スキンダイビングでライン両側のサザエを採集、研究して卒業論文を書いた。櫓漕ぎの小さい伝馬船を漕ぎ出して、調査をした。伝馬船のかわりがシーカヤックだ。 そのころの水泳実習は、赤い褌をしめて、遠泳をやり、丸太のような太いオールを引いてカッターを漕がされた。それが海を知る第一歩だったのだ。今の第一歩は、スキンダイビングとシーカヤックだ。どちらが良いなどと考えることは意味が無い。55年前、女子学生は一人だけだった。今は半分が女の子だ。褌をしめてカッターを漕ぐことなどできない。 なんとなく、水圏環境リテラシー学、わかったと思う。僕も何となくわかるけれど、それでは、ダイビングの実習、練習と同じことで、ネーミングを変えただけではないかCカード講習もリテラシーか? それは、これから議論して行き、用語集にも書いてもらう。
by j-suga1
| 2011-08-17 00:05
| 日記
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