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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2011年 10月 13日
この数日、何もかもが順調ではないように思える。多分年齢から来る悲観のためだろう。毎日が探検の日々だと思えば、ものごとが順調じゃなくて当然と思える。一つ峠を越えれば、その先にまた峠がある。絶壁がある。疲労困憊して打ち伏す。でも力を振り絞って前に進む。愛読書は、アプスレー・チェリーガラードの「世界最悪の旅」悲劇のスコット南極探検隊のことを書いたもの。全力を尽くし、敗れて全滅する探検隊だ。敗れた理由は科学にこだわったため。
一番好きな言葉は、この本の中にある Exploration is the physical expression of the Intellectual Passion [探検とは知的情熱の肉体的表現である。」この言葉を好きな人がたくさんいる。 もう、少し、フリーダイビングについて続けよう。忙しくて、あまり下調べをしたり、参考文献を読まなければ書けないようなテーマでブログを書くのはしんどい。しんどいけれど、基本用語の下調べだと思って無理をしている。 まず、僕がスキンダイビングを始めた年頃、19歳だったら、当然、フリーダイビングに熱中しただろう。そのころの僕は、庭の木に大根を吊るして、長さ2mのゴム付の銛で、5m離れた位置から、大根を突き刺し、魚を突く、訓練をしていた。しまった、昔の話は、すべて、ダイバー連載の、日本潜水グラフィティに書くつもりだったのに、ついここにかいてしまった。 フリーダイビングについて、スノーケルのマウスピースを放して潜るべきかについて議論していた。 スノーケルのマウスピースを口から放して潜る。「くわえて潜り、ブラックアウトすると、スノーケルを通して、肺に水が流れ込んでくる」という考え方は、未だ仮説であり、証明するための実験をしてその結果を待たなければならないが、実際の実験は、ほとんど不可能と考えられる。仮説のままで、それぞれが、自分の責任と意志で実行するならば、それについては、論ずる必要はない。 一方で、魚突きについては不世出のスキンダイバーである鶴耀一郎は、その著書である「スポーツ潜水」鶴書房 1973 で、気絶しかけて浮上しても、とにかく水面にあがり、水面で気絶する前に最後の一息を吸い込む、とか、意識を失っていても、腹の部分にウエイトを集めていて、うつぶせになっていれば、呼吸を再開することが出来るなどと書いている。多分、彼は、スノーケルをくわえたまま意識を失って、スノーケルから息を吹き返してたすかった経験があるのだろう。この意見も、仮説であるが、初心者が息一杯で浮上してきて、水面でスノーケルをくわえようとして溺れる可能性も考え合わせると、一般には、スノーケルは放すことなく、自分の気管の延長だと思えるようになれと教える。 なお、鶴耀一郎のスノーケルは、普通のスノーケルに細い管を足して長くて細くしている。長くしているのは、気絶しても、水面でスノーケルの先端から水が入ってこないためであり、細くしているのは、海女の「いそぶえ」のように口すぼめ呼吸によって呼息にブレーキをかけるためである。口すぼめ呼吸について、小林庄一 「人と潜水―水環境への適応」では、「海女は、そうするほうが肺を痛めないのだと言っている。しかし、これは誰にでも見られる一つの呼吸反射がその基礎にある。中略 階段を急いで駆け上がって息が切れた時などにも、「フーフー言う」と言う言葉でもわかるように、やはり口をせばめて息をしている。 鶴耀一郎は、魚突きダイバーであり、ブラックアウトした時に助けてくれるレスキューダイバーはいない。意識を失って水を吸い込めば、死につながる。 なお、1967年、鶴耀一郎が所属していた僕たちの日本潜水会は、魚突きを禁止した。ただし、潜水漁師ならばかまわない。鶴耀一郎は奥さんの実家が奄美大島であったことから、奄美大島に移り住んで、潜水漁師として素潜り漁の組合長になって活動し生計を立てる一方、テレビのカメラマンなどもやっていた。残念ながら、癌になり早逝してしまった。生きていれば、とうぜんJAUSの中心メンバーになっているから、議論に参加してくれたと思う。 ツイッターで、素敵な女の子のフリーダイバーが潜る映像をみたけれど、マウスピースはくわえていたようにみえた。彼女ぐらいになれば、くわえても放しても自由自在で、鶴耀一郎とは逆に意識を失う寸前にマウスピースをはなすのかもしれない。、口からリングを吹きだすときには、マウスピースを放すけれど、水面に近づくとまたくわえているようにもみえる。結論としては、水中で放したりくわえたり、できれば、無意識のうちに、自由にできるように練習しておくということだろうか。 続く。
by j-suga1
| 2011-10-13 21:53
| ダイビング運用
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