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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2012年 07月 05日
ただいま、7月3日、朝食を終わって、部屋に戻ってきた。船は宮崎沖を南下して、やがて、鹿児島県のおきである。このあたりの電波状況は再悪である。このまま今日一日一晩走って明日の朝には奄美大島のアヤマル岬付近に到着する。
良く揺れている。波は高い。酔い止めの薬を飲んでいるので、頭が積極的に働かない。 あまり考えることは書けないので、流れ、成り行きを書いてゆく。 少し振り返って書いておこう。7月2日呉着、 12時集合で装備、荷物を船に積み込む。 僕の部屋は、いつも通りで教授待遇の一人部屋だ。中尾先生、北大の酒井先生も乗っているので、申し訳ないけれど、フィジカルには一番弱いから。 出港すると間もなく、船員さんがコンプレッサーを回して、タンクの重点を開始してくれる。僕が持っていて送ったタンクは、12リットルが3本、10リットルが3本、今回は潜る人が7人で、1本足りない。8リットルを2本送って、合計8本だが、8リットルでは、潜水時間が短すぎる。10リットルを1本買い足したら、と言う連絡を受けたのだが、メールが埋もれてしまっていて間に合わなかった。 コンプレッサーは、田辺の空冷で、130㎏/m3しか充填してもらえない。8リットルだけ、150にしてもらって、これは軽いので僕が背負うことにした。全員の潜水時間は、僕の8リットルで決まる。200㎏/m3詰めて、100でリターンと言うような潜水はできない。僕はゼロまで吸う。空気の量はダイバーの命だから、このあたりが厳しい。 乗船すると、船内での生活フリーフィングがあり、避難訓練がある。今年は学生も多くて、総員20名、 僕の指揮下に入るメンバーは、須賀、石川総一郎がこちら側だ。早稲田の中尾先生、学生は、喜納、町田。これは僕のチームだから心配していない。北海道大学の酒井教授と松永先生(女性)を加えて、7人だ。酒井先生も松永さんも、心配することもないキャリアだが、チームが二つに分かれるので、少し、気にしている。 良く揺れるので、ここまでにする。 7月4日朝 本当に良く揺れる。別に波浪注意報が出ているわけでもない。多分、黒潮を遡っているからだと思う。種子島の東側を通り、9時には奄美大島の北端に到着する。 船酔いの薬を飲んでいたが、やはり元気がなく、奄美北端の笠利湾に到着した。すぐに潜水準備、ゴムボートを膨らませ、潜水器材を用意して、ゴムボートに乗せる。豊潮丸の持っている、樹脂製の船底をもつボートと、僕たちのゴムボートを並べて繋いで行く。この方法がベストである。浅いところにゴムボートをアンカーをかける。 発進 中尾先生は具合が悪いとかで、戻ってしまう。心配だが、具合の悪い状態で潜らせるよりは良い。僕は何時でも具合が悪く、今度ももうこれで僕のダイビングライフは終わるかと思いつつ、ここまで来た。なぜか水に入ると元気になる。中尾先生も水に入ると元気になるからと入れる手もあるが、僕の療法が誰にでも通用するわけのものではない。 巻尺のラインを50m伸ばし、これをランドマークにして潜水する、50mの先に泳いで行ったとしても、戻ってきて、左右のどちらかを探せばラインが見つかる。 僕の潜水は16,3mで41分、そんなに長くいたとは思えない。1044-1125全員無事に戻り、巻尺ラインを撤収する。北海道大学の酒井教授のバディもきちんともどってきた。 早稲田の学生二人は石川さんにあずけている。喜納君と町田君、喜納君はこれで4年目のダイバー、町田君は2年目だ。二年とか三年とかいっても、レクリェーショナル・ダイビング、学生のダイビングクラブの方に100本も潜るわけではない。採集の時だけだから1年に20本ぐらいだろう。喜納君は僕が教えてCカードをとった。僕の講習だから、時間はかかっている。辰巳のプールで水深5m、水平25mのスキンダイビングがまず最初、スクーバの取り扱いと中世浮力を練習して、赤沢で海の実習、次は西川名で流れの速い体験。学科は潜水士をとっている。2年間、ヤップ島、甑島を2回、シキネ島が2回、豊潮丸は3回の航海、そしてインドネシア、その間にVカードをとっている。町田君は最初からどこかのCカードをもっていた。だから、豊潮丸は2回目で、やはりVカードをとっている。僕の考えている研究者のダイビング経験の理想パターンに近い。 石川さんにもマスクマウントで着けさせている。学生二人が採集し、ジップロックに入れるのは石川さんだから、学生二人は石川さんから離れようがない。僕と中尾先生も同様だ。北大の酒井先生、松永先生のバディも同様二先生が採集、助手が収容だ。先に述べた巻尺ラインはランドマークだから、50mのラインに戻ってくることは容易なはずだ。行動のすべては映像記録している。そしてゴムボートに戻ってくる。それぞれの、研究、それぞれの使う道具、それぞれの乗る船、使う船でシステムは変わってくるだろうが、このチームについては、ほぼ、理想的に構築しているつもりだ。事故が絶対にないとはいえないが、一般のレクリェーショナル・ダイビングよりも一桁高い安全率だと思っている。99,99%だろう。このシステムについては、GoPro使用の例として、今秋のシンポジウムで発表したい。 豊潮丸のゴムボートが迎えにきてくれるまで、このゴムボート付近で遊んでいた。僕はスキンダイビングの練習をして、水深10mまで潜れることを確認した。海に入ったら全然元気。 昼は冷やし中華で、この船に乗って初めての完食 午後は中尾先生も復活した。 潜ったところは、昔のサンゴ礁跡と言うような場所で、一般レクリェーショナル・ダイビングでは絶対に潜らないようなところだが、無脊椎動物、海綿の採集だから、何か新しいものがあれば、それで成功。中尾先生とのバディはチームワークが良い。先生が採集し、僕が撮影しつつ、袋に入れる。マスクマウントのGoProは、両手を使えるので、スマートに作業が出来る。多分中尾先生も海に入って元気になった。 最大4.9mで63分の潜水。5時19分に潜水終了。 とにかく2回潜ることができた。 豊潮は、今夜はアヤマル湾で冲どまり。釣りをすることができる。船員さんは大きな多分ギンガメアジを釣った。僕はライトを着けてGoProを吊おろし、トビウオでも写らないかと期待したが、プランクトンしか写らなかった。 船は全く揺れない。
by j-suga1
| 2012-07-05 17:11
| 旅行
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