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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2012年 07月 12日
7月7日
古仁屋を出港、徳之島に向かう。大島海峡を出ると、やはり船は大きく揺れる。 徳之島で潜ったのは、もう何年になるのか、夜光貝についてのテレビ番組の取材だっ た。その時は、徳之島のダイビングサービスに船をだしてもらったのだが、あまり良いガイドではなく、流されそうになって不安だった記憶がある。豊潮丸でのダイビングは場所は、400トンの船をアンカリングして止めていられるところから適当に岸に向かう。 波が高く、ゴムボート2隻での発進が一仕事だった。波をかぶり、横付けして曳行している赤いゴムボートは水浸しになり、エンジン付のゴムボートの方も、満水のような状態になる。何も初めてのことではない。満水でもゴムボートは走るし沈没するおそれはないが、満水状態になると、不安になる。なるべく早く潜水をしてしまいたい。なるべく早く、潜水地点を決めたいとあせってしまう。 リーフに白波がくだけているので、あまり近寄れない。水深3mぐらいのところでアンカー(ウエイトベルト4㎏に豊潮丸で貸してもらったシンカ―で合計8キロぐらい)をいれる。 石川さんに水に入ってもらって、流れを確認してもらう。たいした流れではないという。最初の地点は砂の海底で、良い岩が無い。場所を変えて、水深10mのところにアンカーを入れる。海底は冲方向に向かう深い溝がある。良い場所だと、マスクを着けて、頭を突っ込んで見た酒井教授がいう。 ならば、ここにしよう。アンカーが短いので手近にある僕が何時も持っている7mmほどの雑索を足した。これで20mにはなる。ゴムボートが停まったので、僕も水に入り、水面でタンクを背負う。背負っているうちに8m近く流されている。ボートにもどるのに力いっぱい泳がなくてはならない。ボートも一緒に流していれば相対的に流れはゼロになるが、ボートを止めれば、ダイバーは、流される。 シンカ―とロープの状況を見るため、僕は、そのまま先に潜降した。水深は11.3m、ウエイトは澪のような谷間に落ちていて、ロープが澪の角に当たっている。こすれて切れたら大変だ。ウエイトを一段上まで上げたが、まだ角に当たっている。全員が降りて来たので、ウエイトを持ち上げて岩の上に置き、ロープが擦れないようにした。これでボートが停まっているかどうか様子を見よう。たよりの巻尺を持ってきたか、石川さんに聞くと、持ってきていない。こんな時ほど必要なのに、と嫌な予感がする。僕たちが離れている時に、アンカーが引きずられて、ボートが流れてしまったら・・・・・振り返れば視界のなかにウエイトが見える距離というと、行動半径は20m以内だ。石川さんと学生二人は、澪の谷間を移動しながら採集をはじめた。僕は中尾先生とともに、いつも通り、撮影とジップ袋に採集品を入れる。 学生が採集している。 僕のタンクは、10リットルに130しか入っていない。ウエイトを動かそうとして、空気を使ってしまった。70だ。数点の採集をして、ゲージを見ると40。20で戻ることにした。あと二点くらい採集できるだろう。中尾先生が、学生とは逆の方向、冲の方向へ、行こうとするのでフィンを引っ張ってとめた。学生と同じ方向に行く。もう一点採ったところで30になった。僕だけ先に上がることにして、中尾先生は石川組に合流させ一人で浮上した。ウエイトをはずして、ゴムボートに投げ入れた。流れは1,2ノットぐらいか、タンクをはずすためにゴムボートから手を離したら、戻るのに苦労するだろう。そのまま全員が上がってくるのを待った。 全員が上がってくるが、3mで安全停止をしている。水深11mで30分だから問題ないのにといらいらする。 学生が上がって来たので、町田をゴムボートに上げて、僕のタンクを揚げてもらって、僕もゴムボートに這い上がる。釣りをしているらしい漁船が、こちらを見て近づいてくる。心配されると困る。 レスキューチューブを揚げて、本船に僕たちが浮上したことをしらせる。漁船が救助に来るとこまるけれど、説明すれば良いだろう。来なかったけど。 豊潮丸の航海は、広島大学の堀教授の主催で、堀先生は海藻の研究である。平山助教授の管理で、広島大学の学生はスキンダイビングで海藻の採集をする。エンジン付のゴムボート一隻で広島大学の学生を磯まで連れて行き、それから、僕たちを潜水させて、海藻グループの回収に行き、そのあとで僕たちを迎えにくる。だから、僕たちのゴムボートは必須であり、ゴムボートに戻れなければ、漂流、すなわち事故である。僕はそれだけを注意してピリピリしている。
by j-suga1
| 2012-07-12 09:01
| 旅行
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