水中脱着の今昔と、今の久保師範(いい言葉だ。今後は彼のことを師範と呼ぼう。インストラクターでは軽いし、講師は、は講義をするとき、実技は師範が良い)の模範演技をブログに載せた。8月中旬のブログだと思う。
久保師範
足立先生
藤沢 さん
1990年代
そして、日本水中科学協会の実技研修会では、みんな久保スタイルで水中脱着の練習に取り組むようになった。9日の研修では、藤沢さんが、朝から夕方まで、繰り返し、繰り返し、12リットルのタンク3本分やっている。しつこい。芝浦工大の足立先生も頑張ってやっている。これはかなり上達した。
久保師範の使っているBCD.、ハルシオンがこの脱着には使いやすいように見える。足立さんと藤沢さんの差は、足立先生がハルシオンを使っているだけの差とみえた。そこで僕もハルシオンを持ち出した。僕のハルシオンは、6年前ぐらいに、これぞベストのBCD.と見えて買ったのだが、使いにくく、実戦、調査の時にはほとんど使っていない。ときどき、思い出したようにプールで使って見ているだけだ。
ハルシオンを使うと、横に脱いで、横からタンクを背に載せる方法ができるようだ。肩のベルトタイプのBCD.では、オーバーヘッドがやりやすい。横から乗せる方法は、ハルシオンでないとカッコよくできないように見える。
須賀
昨日、10日の辰巳国際水泳場の練習会は、3時間だったので、21時から22時までは、脱着の練習をすることにして、3mmのウエットスーツを持って行った。3mmのウエットスーツでは、タンクを背負うと、ウエイトなしで、淡水プールではバランスすることがわかった。師範のように完全トリムでアーチバック姿勢ではできない。前傾姿勢がくせになっていて、アーチバックそのものが出来ないのだが、何とかできる。
繰り返しているうちに、ハルシオンに慣れてきた。この前にも書いたが、BCD.、タンクの取回し、使い方の練習にはこの水中脱着が一番いい練習方法だ。そして、トリム、中性浮力の練習方法としてもベストのように思う。これから先も、この練習を重点的にやろう。