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辰巳国際水泳場での練習会日程などを発表しているURL
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2012年 10月 03日
10月1日辰巳練習会 19時から21時まではサブプールで身体ならしをして、21-22時までが目標のダイビングプールという設定がよかったようで、ほぼ満員になった。そして、ダイビングプールのトレーニングは、多様な様相になった。 裕子さんの輪くぐりを撮影していたら、派手な人魚がフレームに入って来て、1964年の読売ランド竜宮城にタイムスリップしたかと思った。とにかく、この人魚は衝撃的で、人魚本人、変な言い方だけど、すごい人だと思った。いくつかの水中での姿をもっているが、個人的に好きなのは、ハンター(アワビハンター)としての姿だが、直美さんは、画も書けるし、文章も作れる。本を書くように強くすすめている。タイミングとしては、あと2年、3年後ぐらいが、良いのか?撮影している酒井さんもすごいスキンダイバーのカメラマンで、水中を息をこらえて潜り、泳ぐことが一つの文化になりつつある気がする。水面遊泳ではなくて、水中を泳ぐことだ。長く深く潜れることに越したことはないが、そんなに潜れなくても良いと、後期高齢者の僕は言うしかない。もはや、僕は水平には40m、深さは8mが、無理せずに潜れる限界になってしまったが、それでも、撮影もできる。重いタンクを背負うのは、つらい。つらいことは嫌いではないが。 1964年のよみうりランド水中バレー団にタイムスリップした。 アワビハンターの人魚 昔々、良いスイマーは、良いスキンダイバーになれる。良いスキンダイバーは良いスクーバダイバーになれるとされていて、スキンダイビングこそはスクーバダイビングのトレーニングであり、必須のものだと言われていたが、今はそのつながりは言葉的には消されている。実際には、良いスクーバダイバーは、必ずと言って良いほど、良いスキンダイバーではあるのだが、良いスキンダイバーは、その延長線上に、スクーバダイビングではなくて、フリーダイビングを見ている。つまり、息をこらえて、より深く、より長くもぐれる努力を続けてしまう。 浦安海豚倶楽部 1002 もちろん、先に述べたように、それほど深く、長くもぐれなくても楽しく続けられる。今日も、スキンダイビングのクラブ、浦安海豚倶楽部で練習の後、18日に出発する沖縄、座間味へのスキンダイビングツアーの打ち合わせをしたが、打ち合わせだけでも楽しい。平均年齢は言わない方が良いクラブで、当然、平均年齢は年に一つぐらいずつ高くなってゆく。 今年もフィン・マスク・スノーケルの販売、それも高くないものの販売は好調だったと聞く。フィン・マスク・スノーケルを着けて水面を泳ぐスノーケリングは好調だったのだろう。スノーケリングの危険は毎年、毎度のように聞く。制限をしようとする働きかけもある。しかし、夏、暑ければ、1000円-2000円のフイン・マスクセットは売れるのだ。そして、その延長線上はスキンダイビングでありスクーバダイビングではない。スクーバダイビングはお金がかかる。お金を使う決意が必要である。 僕は、昔ながらの、スキンダイビングの延長はスクーバであるとしているが、スキンダイビングで止まっても楽しい。お金と体力のない人はスキンダイビングで良い。体力のない人は、フリーダイビングに進む必要は全くない。 頑張らなくても、スクーバダイビングに進むことはできるので、僕の教えているダイビングは、スキンダイビングで止まっても良いし、スクーバに進んでも良い。 もちろん、スキンダイビングを経由せずにスクーバを始めても良い。今のプログラムはそうなっている。そのことが、スクーバの安全性をやや損ない、初心者ダイバーの増加を阻んでいるようにおもうけれども、これは時代の流れだから、否定も肯定もしない。自分の道の選択はそれぞれの自由である。沢山の選択肢があることは良いことだ。 そして、スクーバダイビングに進まなくても、スキンダイビングまでで楽しんで出来る文化が出来つつあると僕は思う。 スノーケルを手に持って潜る。 話は少しとぶけれど、スキンダイビング、スノーケリングに必須のスノーケルを水中では咥えて居ない方が良いという議論を、数か月前にした。「ダイビング・水中活動」を編纂していることもあり、ずいぶんと調べたり、聞いたりした。議論の始まりは、水中でスノーケルを咥えたまま潜っていると、水が水圧で気管にまで押し込まれてきて危険であるという問いかけである。そんなことがあるとすれば、高齢のスキンダイビングなどすすめられない。また、一方で意識を失って水面に浮いた時、スノーケルを咥えて居れば無意識のうちに呼吸を再開するという昔の鶴耀一郎の説も紹介した。スノーケルを咥えたまま潜ったために気管に水が押し込まれて溺水したという事故例はない。また、そのことを唱えている論文も見つけられなかった。一方で、意識を失った時にスノーケルをくわえたままで居たために助かったという例は,鶴耀一郎がそのことを本に書いている。つまり文献があるということだ。にも関わらず、フリーダイビングのダイバーはスノーケルを口から放して手で持ち、水面でだけ咥えて呼吸する。海女さんの撮影で一緒に潜ったフリーダイバーの藤本浩一君(海洋大学)もスノーケルは手に持っていたし、彼にその理由を聞いても、邪魔だからという答えしか返ってこない。ちなみに彼からは、フリーダイビングのトレーニングについてと、その限界、そしてなぜそんなに深く潜れるかについて、アドバイスをもらった。彼は、日本チャンピオンである篠宮君のサポートの経験もあり、フリーダイビングについての論文に詳しい。日本女子大学の助教でもある。そして、一緒に撮影した海女さんである鈴木直美さんも、人魚の衣装の時にはスノーケルを手で持っている。スノーケルを咥えて居る人魚と言うのは考えられない。海女の鈴木直美さんもスノーケルはくわえていない。答えは簡単でスノーケルは水中では抵抗が大きく邪魔なのだ。スノーケルは水中で呼吸するための道具ではない。水面でだけ呼吸が出来る道具である。スノーケルを使わない海女は、浮樽を使う。獲物も道具も一緒に運ぶ小さな舟だ。 白いプラスチックの板は、アワビを測るゲージで、大きさが漁獲に満たないものは、潜って丁寧に元の場所にもどす。 藤本君と一緒に潜ってから、スノーケル口から離して手で持って潜って見た。水の抵抗が減るから、水平距離で5mは延びる。耳抜きもやりやすい。深く潜るフリーダイバーの耳抜き(パッキング)はスノーケルを咥えて居てはできない。ただ、水面に出た時、手に持ったスノーケルを咥えなおすという手数が一つ入る。確かに、意識を失っていては、手に持ったスノーケルを咥えることはできないから、呼吸を再開するチャンスはスノーケルを咥えて居た方が良い。訓練されたスキンダイバーが、その時にスノーケルを咥えて居た方が、肺に水を吸い込むチャンスが多いかどうか、研究した論文は無い。とにかく、スノーケルを口から離して手で持って潜った方が気持ち良く潜れる。僕のスノーケルはもともと、子供用のスノーケルであり、細身だし、ホルダーを取り払っているから、マスクベルトに差し込むのも容易で取り外しも自在である。 結論は、水中でスノーケルを手に持つのは、咥えて居たままでは、邪魔で抵抗になるからであり、呼吸の安全性とはあまりかかわりがない。この方向で誰かに研究をさせるように順天堂大学の河合教授に頼んでみたが、スノーケルを咥えて居たから肺に水が入ったという研究はとてもできそうにない。意識を失った時スノーケルを咥えて居たから水が肺に入って来たのか、またスノーケルから呼吸が再開できたのか、これは個人的な体験である。要するに意識を失ったその時にスノーケルを咥えて居たかいないかであり、実験で証明することは難しい。 結論としては、好きにすれば良い。ちなみに、スキンダイバーの良いカメラマン酒井さんはスノーケルを咥えて撮影している。僕の今後は、カメラがウエアラブルになり小さくなったので、スノーケルを手に持って潜ることが多くなりそうだ。
by j-suga1
| 2012-10-03 08:31
| ダイビング運用
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